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運だけが欠ける人なんて吐くほどいる。Andras Schiff/ アンドラス・シフ氏によるショパンコンクールへのコメントと日干支律音

Augustin Hadelich/ アウグスト・ハデリッヒさんがピアノもバイオリンも両方演奏。

 

今心が疲れている人に特にお勧めです。

 


 

 

なんか最近『月運で子丑天中殺が1月2月』とかボケたことを書いた気がするのですが、どの記事か見失ってしまい・・・すみませんが脳内で適当に修正しておいていただけると助かります。正しくは12月と1月でございます。

 

ところで来年は丙午の年ですよね。

丙午は一番強い天頂の太陽

 

はい丙午の皆様、来年は大きな節目の年になりますよ。

ってことで『丙午の影響ぼちぼち出てきてるなあ』と思うあれこれを今後少しずつ。

 

ピアノ界の大御所 Andras Schiff/ アンドラス・シフさん

世界文化賞受賞のピアニスト、アンドラーシュ・シフが語った日本文化と音楽界
第36回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したピアニスト、アンドラーシュ・シフ(71)が10月、授賞式のために来日した。シフはバッハの解釈に定評があり、モーツァル…

こういうことを言うのは少数派でしょう。

音楽はスポーツではありません。芸術なのです。スポーツは速さ、距離などを測ることができますが、芸術は計り知れない要素の集合です。審査員のいるスポーツのフィギュアスケートなどは芸術に近づくと問題が生じるのです。人の趣向、エゴ、嫉妬心などの感情が入り込みます。芸術で測れるものがあるでしょうか。主観的な趣向だと思います。

 

まあな。

でも必要があるから存在するのよ。

 

いくつ優勝すれば十分なのですか。

多くのコンクールで1位を取った人は今どこにいるのでしょうか。消えてしまったのですか。

私はぼやいているだけかもしれません。

今の私がショパン・コンクールに参加しても優勝できないと思います。

しかし何年もかかりましたが、誉あるこの世界文化賞を受賞しました。このことのほうがうれしいです。コンクールの意義は何なのかと思います。

シフは今回のショパン・コンクール優勝者、アメリカのエリック・ルー(27)の演奏をカーティス音楽院で聴いている。ルーは2018年にリーズ国際ピアノ・コンクールで優勝しているが、シフは「それからキャリアを築けなかったのはどういうことなのでしょう」と疑問を呈する。

 

おいおい待てまてマテ。

ごっつい暴言吐いとるやん爺ちゃん!

僕ちゃんはコンクールなんて大してなくてもすごいピアニストに成れたんだぞう!

とでも言いたかったのか?この期に及んで?ご乱心か?何があったんや・・・

 

呆れるわ。

でもそんな認識でずっとピアノ界にいたってことはないだろう。

 

コンクールなんぞ受けなくとも『君こそが!』

ビシッ!

 

とある日突然有力者に見染められ、演奏の機会を与えられ、順調に世界に羽ばたいていくという、世界でも有数の、究極に恵まれたトッププレーヤーは、いる。

 

例えば私の好きな Evgeny Kissin/エフゲニー・キーシン氏や

この人の愛とは覚悟なんだ:エフゲニー・キーシン/ Evgeny Kissin in Frankfurt
そうか、この人にとって愛とは覚悟なんだ。 私が感じたとてつもなく確固として揺るぎない、真っ直ぐで純粋で、だからこそ巨大な覚悟は愛に直結していた。

 

Jan Lisiecki/ ヤン・リシエツキ氏

素晴らしい最高の夜だった話:ヤン・リシエツキ氏(ピアノ)&ヨーロッパ室内管弦楽団(COE)のコンサート
間違いなく私は今、この世で得られる最高の幸せを経験してる とつくづく確信した話。

 

のような。

彼らは才能努力(&それを可能にする環境)との三拍子が揃ったから、こうして一線でずっと活躍できている。

 

でも才能も努力も十分すぎるほどあるのにだけが欠ける人なんて吐くほどいる。

そういう人は国際コンクールというチャンスのきっかけ、登竜門をくぐることで足場を築くことだって多々ある。音楽と無縁の一般家庭に生まれ落ちれば、それくらいしか世に出る方法を思いつかないのが普通ではないだろうか。そういう人のために存在するのがコンクールだ。

 

私が神と崇めるGrigory Sokolov/ グリゴリー・ソコロフ氏もそのようにして世に出てきた。

 

そこに日々心血を注いで、何度も心折れそうになりながらも、夢に向かって想像を絶する努力を積み重ねる。

 

それでも。

たとえあちこちのコンクールで賞を取ってもその先に繋がらない人だっている。

誰が悪いわけでもないことだって、この世には沢山ある。

 

そんなこと猿でも知っていること。なのに何故こんな暴言をいけしゃあしゃあと?運気の乱れか?

と思った瞬間に思い出したのですよね。彼は丙午の人で、来年律音だと。

 

 

シフは今回のショパン・コンクール優勝者、アメリカのエリック・ルー(27)の演奏をカーティス音楽院で聴いている。ルーは2018年にリーズ国際ピアノ・コンクールで優勝しているが、シフは「それからキャリアを築けなかったのはどういうことなのでしょう」と疑問を呈する。

 

このルーさん私は聴いていませんが、このシフの発言を知ったら深く傷つくと思うよ。大御所に聴いてもらえるというだけで普通は嬉しいもの。自分の演奏がどう思われたか、とても気になるでしょう。そんなこと少し考えりゃ分かること。あまりに配慮がなさ過ぎる。

それが『こいつはダメ、ボクチャンはこんなに凄くて嬉しい』発言を目の当たりにさせられた日にゃぁ。

 

記事読んだ時の私

 

まあ来年日干支律音で子午双包格の荒い運。いずれにせよ人生の大きな分岐点になる可能性の高い年。

丙午の調舒星ともなれば、自分にその気がなくとも言葉の勢いは人の何倍も強く、心しておかないと正論を言っているつもりが暴言に、そして舌禍が仇となる。

 

なんてことを少し考えていました。

ルーさんも苦節何年で頑張っての1位でしょう、おめでとうございます。是非今後理想通り羽ばたいていただきたいものですね。

 

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

才能も努力も十分すぎるほどあるのにだけが欠ける人なんて吐くほどいるという話はピアノ界だけ、音楽の世界だけの話じゃない。どんなところだってそう。それでも腐らず生き抜ける人が、自分の人生を自分の手でちゃんと構築して行ける人であり、それは恥じることではない。

ま、マリー・アントワネット思考の人は頑張る若者を見下しながらケーキでも食ってればいいんじゃないですかね。

パリで見かけたパリブレスト。これまだ食べたことないお菓子なのですよね。フランスに行くたびに写真を撮っているのだけれど。

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