みなさんこんにちは~!
わたくし4月の日本一時帰国から発生しているお顔の肌荒れが全く完治せず、相変わらずワセリンだけの生活をしております・・
ストレス溜ってるからなあ、と思い「そろそろ暦も7月でしょ?」と何となく本日の暦を見て見ると
己己甲
亥巳辰
ああ、これ私打撃喰らうやつ!笑
でもあと少しで庚午の月ですね。はやくこいこい次の月。
ところで自分の状態をいい状態にキープしておくってとても大事なのです。誰でもそうですが、特に鑑定なんかする人は。でも最近根詰めすぎて顔の肌荒れが治らないのもストレスだろうと思いましてね、気分転換に映画を観ることにしました。
古いですがこれ。
「少年は残酷な弓を射る/We Need to Talk About Kevin」
日本の映画ポスターはこれ
元はこれ
生まれた時から育てるのに大変苦労を要する(要は扱いにくい)息子が、ハイスクールで得意の弓矢を使って生徒を次々惨殺するに至るまでの家族模様。
こういう親子問題系って観た後大ダメージを受けると分かっているのに何故か観たのですが、感想。
何故こんな話を作ろうと思った?
(私の目から見たら)有り得ない話の展開、トンチンカンにもほどがある。脈絡が無さ過ぎる。
「今流行りの親子問題ってこんな感じかなぁ?それ扱って本が売れちゃったりなんかしたら有識者っぽくてカッコいいかなあ♪」なノリで話作ったやろ?あんた完全にそういう現実の親子問題の部外者だろ?
と話が進むにつれ裏が透けて見え
そうはならんやろ
連発の絵空事ストーリー。
(あんなこっといいな、でっきたっらいいな♪のノリで)難しい家庭ってこんなやろなぁ~勝手に想像する分には楽しいわぁ♪と全く経験ない平和家庭育ちが空想で無理やり捻り出したくっだらないおとぎ話。
なのに主役2人の演技が激烈に良い。
主役2人の演技が異常にレベルが高いのにストーリーがアホ過ぎ。
なので見た後も全くのダメージゼロ。
何がって。
母親は確かに心の準備なしにうっかり子供ができちゃった系ではある。
でもめちゃくちゃ難しい子供ながらも精一杯子供に向き合う。それも外に向けた「育てにくい子供に頑張って向き合う可哀想で健気で素敵なアテクシ♪」演出という毒親にありがちな体裁を整えるわけでなく、意識がちゃんと子供に行っている。常に。できる限りのことはしている。
そうであれば子供はああはならないんだよ。
成長過程でイヤイヤ期があったり、思春期の反抗期があったり、それが大きめでもああはならない。
子供側がとことん悪に描かれている。あれじゃただのオーメンだよ。ただのB級ホラー映画だ。
注:オーメンはB級ではありませんぞ
器用ではないが陽気で人の良い、小さい時からとても可愛がってくれた父親もあっさり●す。何の確執もない妹も。それも小さい頃から父が教えてくれ買ってくれた弓矢で。
そうはならんねん。
監督は原本をなぞったのかも知れない。しかし何故こんなもんを映画化しようと思った?監督としての腕はとても良さそうなのに。
そして原作者は何を思ってこんなストーリーを書いた?
一番残ったのはこの家族が住んでいる郊外の邸宅。大きくて綺麗なんだ。アメリカって家は素敵なイメージが強いですね。ドイツであのレベルの家に住もうと思うと・・・いや、考えるのはやめよう(笑)
ティルダ・スウィントンは何にでも化けられる素晴らしい役者さん。
↑同一人物です↓
この世離れした雰囲気がとても不思議です。
丁の主星調舒って感じ出てますよね~!!
Wiki見てみると旦那さんは17歳年下であると。この人なら何がどうあっても納得してしまう(笑)
主役のエズラ・ミラーはファンタスティックビーストという映画において、孤児院みたいなところで世話役の女性に革のベルトでばちばちにしばかれる役をやっていたのが印象的でした。
逃げられない環境で強い力を持つものが弱いものを気が済むまで虐待する。一瞬のシーンでもああいう現実に存在する模様を見せられると私はたいそうダメージを受けるので記憶に残っています。
その後でそいつをやっつけるのでスカっとするのですがね。
でも同じものを見て子供たちは
この人フラッシュの人!!
と大興奮していました(笑)
これは映画ですが、もともとTVドラマでそれがすごく面白いらしい。
そんなわけでたまに映画を観るのも大事ですね。
他にもティルダ・スウィントンの映画探してみようかな。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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