昨日の記事 からの続き
学問というのはその分野において
細かいところまで理論で厳格に、手抜きせず、丁寧にきっちりつき詰めていくもの。
理論構築された学問体系に則って、一つ一つ解析、検証していく。
細かいところまで誤魔化さず手を抜かず検証する。
そういった思考法、思考習慣が当然の前提である、例えば医者、法曹界の人、学者ほか・・・
が 昨日の記事 の
己亥の年は大きな台風がたくさん来て~
のような話を聞いたら、
あっ・・・( 察し&失笑 )
と突っ込むことすらなく、去って行くでしょう。
所詮占いなんて
と思う人は多いですが
その 「 所詮 」 の原因を作っているのは他でもない
占いに携わる鑑定人や占いを教える人。
これはもう四柱推命・算命学をよく勉強しているか否かという話ですらなく
それ以前の基礎学力の問題です。
あと似たような件では
四柱推命は統計学です
というアレ。
初めてそれを聞いた瞬間の私
ズコー
いや、流石に三枝さんみたいに皆の前で椅子から転げ落ちませんが
いくら何でもそれはないやろ
それはおかしい
と瞬時に分かりましたよ。
一方
算命学は統計学である
という人は 見たことがありません。
これは高尾宗家が、算命学の学問体系をきっちり構築して下さったおかげですね。
問題は四柱推命 ( 以下略 )
もちろん、何十年も四柱推命という学問に 学問として 真摯に向かっておられる鑑定師さん、研究者の方々はこんなこと仰らないでしょうし当てはまりません。
いや、これについてはまた日を改めて、気分が乗ったら書きますわ。
乗らんかな、多分。
四柱推命も算命学も “ 気 ” という目に見えない世界を大いに扱うものである以上
細かいところまで具体的に数値化してエビデンスを出すことは確かに不可能です。
しかしだからといって出来ることも手を抜いて
裏付けのないイメージだけ語っていればいいというものではない。
いや
こんなガバガバな穴だらけにツッコミを入れて行ってもキリがありませんし
そんなことを書きたい記事ではなかった!
2020年、気を付けた方が良い人について書きたかったのでしたよ。
2020年、いけいけ押せ押せどんどんで進んでいいかどうかは、命式全体を慎重に見た方が良い。
でも逆に
この人たちだけは注意して絶対損はないよ!
と言い切れる人たちがいますので、書いてみますね。
庚子の年なので、まずは天剋地冲の剋される方である
甲午 ( きのえうま ) の人。
自分が 甲午 の人かどうかは こちら で見てみて
赤で囲ったところに縦に 甲午 と出ていれば当てはまります。
それから天剋地冲の剋す方である 丙午 ( ひのえうま ) の人も一応。
そして 庚午 ( かのえうま ) の人。
両方赤で囲った部分を見て下さいね。
ここまでは影響の出やすい順。
甲午 > 丙午 ≧ 庚午
となります。
そして絶対に忘れてはならない、子丑天中殺 の人ね。
こちら で見て、上の表の緑で囲ってあるところに
子丑天中殺 と出ていたら、あなたも当てはまります。
で、上記に当てはまる人たちは
今年大きな転換期になるかも知れないし
大きな予期せぬ出来事が起こるかも知れないし
特に何がなくとも、何故か心身ともに不調だったり
やたらネガティブになって焦ったり、ぐだぐだになったりするかも知れません。
でも
そういう時に自棄を起こさないことが一番大切です。
何かしんどくなってきた
だから気分・流れを変えるために
思い切って普段しないような無茶な冒険でもしてみよう
と言うのには 向かない時期 です。
注: 勝手に周りの流れが180度好転していくようなことも起こり得ますが、そういう時はその流れに乗って全然OKです
今まで我慢していた甘いものをドカ食いするくらいならいい
今までで頑張ってきた筋トレをサボるのもOK
でも破壊的な思考が出てきたら
鬱々と暗い海の底に沈んでいくような感じがして来たら
美味しいものを食べて、寝るのだ!!
休め!
そう、こういう時こそ人間の日常生活の基本である
食と睡眠を丁寧に見直してみる。
そして今年一年は ( 子丑天中殺の人は今年から2年間 )
自分に甘くしてOK。
その日その日にほんの少しでもできるだけのことをすれば
それでその日は大成功。
事故も病気もなかっただけで万々歳♪
くらいの、自分に甘い姿勢で過ごしてみてください。
このおじさんを見習うのだ
自分に甘くすることを、是非自分に許して下さい。
この世界は陰陽半々でバランスがとられています。
人生、思い切って全力を出して、ちょっとくらい無理してもガンガン行けー!
という時もあれば
次に来るそういう時期のために十分休んで力を蓄えるべき時もある。
誰しもずっと飛ぶ鳥落とす勢いでは行けないものです。
なので、ご自分を大切にしてくださいね。
あと、天中殺の人は
目に見える物理的な利を目的とした決断、行動は控えて
運気の休みどころと心得
守りの姿勢で暮らして下さい。
勉強、芸事の技術を伸ばす、墓参りなど無形の世界に従事することはいくらやってもOKです。
コメント
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>mamacanさん
知っていると予防できますので、それだけで人生の流れがものすごく変わります。
シーシキンの完璧な描写、これも実物観てみたいんですよね~!w
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天中殺ってスランプってイメージだったのですが
なるほど、
力まなくていいという意味で甘やかす
方がいいということなんですね~。
そういえば大抵の失敗は天中殺時期に
真面目に責任感を発揮して力んだ結果だったかもしれません(涙)
なぜか分かっててもやっちゃうんですよね…
もうそろそろ気づかないと…ですね(笑)
それにしても森の王シーシキンの絵画は
リアルですね~!
寒さまで伝わります(キンキン!)
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>miinaさん
そうだったんですね、子丑の人は去年12月からもうぼちぼち天中殺の気が入って来てるので、ニュースなどで取り上げられる人を色々調べていると子丑の人がやはり多いんですよね。
でも焦らず自己充電に集中する期間ということを忘れなければ大丈夫ですよ。
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子丑天中殺です
そして月柱が空亡です
去年から人が怖くなるほど
と言うより
ワタシ自身が信じられなくなるほど色々ありました
甘やかします!