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貧しさと豊かさ(2)

 

 

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昨日の記事 からの続き

 

 

 

 

皆とても優秀だ。

 

間違いなく本当にとても優秀なのだ。

 

子供の頃から優秀であり

頑張って良い大学に入り

良い会社に入り

 

その結果実現する生活が、自分の時間のほぼない生活

 

 

そのあなたのせっかくの優秀さは

今みたいな人生を送るための優秀さだったの??

 

 

でも お金=豊かさ の公式に頭が染められているので、自分はとても豊かな人生を送れていると思っている。

 

もちろん私もそれに対して水を差すようなことは言わない。

 

 

これ以上ないほど貧しいと気づいていない。

 

たった〇〇万の年収と引き換えに、かけがえのない人生を明け渡してしまっていると気づいていない。

 

時間を奪われるということは

ありとあらゆる自分の人生の可能性を奪われるということ。

 

その時間を他に明け渡し、自分の人生を乗っ取られているということ。

 

 

もしその仕事が本当に大好きとか

ずっとまさにこれがしたかった!今夢を実現して生きているんだ!とか

働かなくてもいい経済状態でも、朝から晩まで寝食惜しんでこれに没頭したいくらい最高なんだ!

というのであれば、それはもうプライベートの時間がなくとも願ったり叶ったりで最高に充実した人生だろう。

 

それを貧しいとは言わない。

 

 

でもそうじゃないのは目を見れば分かる。

 

 

社会人になるということはそういうことだ

大人になるということはそういうことだ

生活していくためには云々

 

もちろん一理ある。

 

 

しかし

あなたの底力は、昔からの優秀さは

そこをどうにか改善していくためにあるんじゃないの?

自分の人生を本当の意味で豊かにするための優秀さじゃないの?

その状況は今に始まったわけではない、25年前に社会人をスタートした時からそうだった

 

なのに何故まだそこにいるの?

 

 

どれほどそれらしい、綺麗で、まともそうな言葉でラッピングしてみたところで

 

それは

 

諦めであり

自分を押し殺しての社会への迎合であり

長いものに巻かれることであり

自分の人生を乗っ取られているということ

 

でしかない、私にとっては。

 

 

自分の好きなことに打ち込む時間がないということ

自分を取り戻す時間すら日々殆どないということ

家族とゆっくり過ごす時間もないということ

もっと言えば家族と一緒に暮らすことすらままならない人もいる。

 

あまりにも不自然に過ぎる。

 

それは自分の魂をすり減らしながら、ただ生き永らえるということに他ならない。

 

本当の意味で自分の魂を燃やすということとは程遠い。

 

 

本当の豊かさは時間にある。

 

 

その意味で

ニートと言われる人々は実は社会のバランスを取り

現代人のあり方に警笛を鳴らすべく

大量に出現すべくして出現してきた存在なのだと私は思っている。

 

 

このBloombergの記事を読んで、豊かさは時間ということについて考えを馳せていた時

 

そういえば同じことをテーマにした本があったな、と思い出し

 

ミヒャエル・エンデの 『 モモ 』 を一気に再読した。

 

 

 

 

私が書くとこの記事のようになるけれど、『 モモ 』 は全く同じことについて物語形式で、子供にも分かるような遥かに豊かで素晴らしい表現で真髄を伝えてくれている。

 

人には誰にでも自分にしか咲かすことのできない、この上なく美しい花がある。

でもその命の花の開花には十分な時間が必要なんだ。

自分に嘘をつきながら生き急ぎ、しこたまお金を貯め込んでも

本当に人生で咲かすべき花は咲かないのである。

 

 

 

ドイツに来たばかりの頃、友達になったミケーレ ( イタリア人 ) と話していて

 

私の父は朝11時に家を出て

明け方3時に帰ってくるような仕事人間だった

土日もなし

家族旅行なんて一度もなかったよ

 

と何気なく話の流れで言ったら

 

一体何のために生きてるの?

 

と、特に驚くわけでもなく

 

朝コーヒー飲んだ?くらいの軽さでさらっと言われた。

 

 

 

その時は、彼の発言の意味が私には分からなかったんだ。

分からなかったことは覚えている。

 

それだけ自己犠牲を払ってプライベートを抹殺して寝る間を惜しんでまでも仕事をするのは誇るべきことであり、人として優秀で素晴らしいことだと完全に洗脳され切っていたから

 

 

今の私は完全にミケーレ側。

 

今父の人生を思い出すと、稼いではいたけれど

これ以上ないスカスカの貧しい虚しい人生だったなと思う。

 

お金は大切。

無いよりある方が絶対に良い。

でもそれは人生を豊かにするかどうかの最終決定要因ではない。

 

 

多分この私の記事も、殆どの人には言いたいことは伝わらないのだろうと思う。

 

当時、ミケーレの発言の意図が分からなかった私のように。

 

でもとても大事なことなので書いてみたくなって書きました。

 

 

 

サルバドール・ダリ

 

 

 

 

 

 

下矢印 いつも応援ありがとう 下矢印

 

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コメント

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    思考停止状態で決まっている事をひたすらこなし、使いもしないお金を貯めて人生終わっています。自由にしていいよというと一番困る人ばかりです。怖いですね、、、。

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