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自分に合った教育、もし理想の道を行っていたならば

 

ラヴェルのボレロが聴きたい!

ナマで聴きたいのだけれど、探してもない。

ベルリンで春にあるっぽいけれど知らないオーケストラ。

あれを会場の皆でワクワクしながら聴くというのをものすごくしたい。どこかでないかなあ。

 


 

 

(思わず長くなってしまったことを最初にお知らせしておきます。)

 

どんな学校に行ってどんな教育を受けると伸びますかね?という占技があります。

よく思うのですよね、もし自分がまともな親の元に生まれて、頭のレベルに合った教育を施されてまあまあな感じの私立一貫なんかに行っていたら。

 

付属池田小事件ってありましたよね。宅間守という人が包丁を持って児童および教職員15人に重軽傷を負わせたというあの事件。

あそこは大阪教育大学付属の小学校で、たしかまあレベルの良い学校なのではなかったかな?

 

私はそこを小学校6年生の時に突然受験させられたのですよ。

本当に突然。

塾なんて行っていません。受験対策ゼロ。受験って何?状態で。

 

母は息子たちには教育にお金をかける、そのために娘のコイツにはとにかく徹底してお金を出さないという人でした。実際それを小さい頃から面と向かって何度も何度も噛んで含めるように教え聞かされていました。

お前に金は出さない。

お前のことは絶対に助けない。

全部自分一人で何でもできるようになれ。

 

仮に私が受験する気満々であったとしても、当然塾なんて選択の余地はなかったでしょう。

直前にいきなり受験準備の模試を受けさせられ、当然合格判定なんぞ出ず、バッチクソに怒られ罵られたのを覚えています。

本番でも言わずもがな。

 

 

合格判定が出ないのなんて当然ですよ。

世の受験を控える子供たち、親御さんたちがどれだけお金も時間もエネルギーもと心血注いで準備をすることか。

 

後に進学塾で先生をすることになって分かりましたが、ああいう受験って如何にそれ対策のテクニックを沢山覚えて、順応して、スピード感を持って反応して行けるか。その練習の繰り返し。

なので地元の学校にしか通わずそのテクニックを全く知らない子にはどう考えても無理。

 

しかしプライドだけはエベレスト級

 

外で『いいですね』と羨ましがられたい、格好をつけたい(が自分は指一本動かす努力も嫌な)母。

お金も時間もエネルギーもコイツには出さないけれど、でも小学校の成績は悪くはない。

これで万が一受かれば濡れ手に粟よ、ヒヒヒ♪

という算段だったのでしょう。

 

いえいえそんなアテクシはなーんにもしちゃぁござーませんのよぉぉん

この子ったら放っておいたら勝手に受験して受かってござーましてね、オ~ホホ♪

(つまり『我は教育ママでは断じてない!!』を全力アピール

をしたかったのでしょう。

近くで観察している私には全て手に取るように分かるわけです。

 

当時教育ママという言葉が持て囃されておりまして、彼女はそれを酷く嫌っていました。

ああ教育ママなんてゴミみたいな親の元に生まれた子供かわいそぉぉぉぉ!そんな哀れな子の気持ちを分かって情を寄せてあげられる私って心優しくて理性的でさいこおおおおお!

というわけです。

一事が万事その調子。

 

私?

そりゃあ傷つきますよ。

突然訳の分からない、全く興味のないテストを受けさせられ、不合格を突きつけられる。

ナニコレ?

いったい何のために?

 

濡れ手に粟を画策する、欲の皮の突っ張った親の見え張り、ただそれだけのために。

 

子供に対してやっていいことではないね。

自分は何も痛い思いをしない。

そしてそこで子供がどう思おうがどう感じようが

お前のためにやってるんだ、感謝しろ!

で終わり。

 

まぁこういう流れはその後もずっとついて周ります。

だから

自らの “何も誇れるものがない、不甲斐ないショボい人生” を、自分は何の努力もせず子供を駒のように使って一発逆転させようという親

が嫌いでね。

そういうのは何をどう取り繕っても一目で分かる。

それが本当に子供のためなのか、自分の見栄のためなのか。

 

それはともかく。

仮に私がまともな親の元に生まれて、頭のレベルにあった教育を施されて、まあまあ以上の私立中高一貫みたいなところに行っていたとしたら?

実際算命学でみると、私は種々雑多な寄せ集め校よりも、まあ粒の揃った感のある学校の方が全然合ってる。

 

でもそうなっていたら

とんでもないイケ好かん高慢ちきな奴になってたかも知れない!

とふと思いましてね。

(そういう出自の人が皆そうだという話ではありませんよ!私の性格を鑑みてです)

 

環境が恵まれていて、周りの人たちも同じようにいい感じの環境出身で、社会でも褒められるような学歴やステータスで・・・となるとなかなかあれもこれも恵まれない状況の人のことは分からないもの。それを理解しようとする気にもなかなかならないものでしょう。

ドヤ顔で全部まとめて自己責任!とぶった切って正義ヅラするアホな人になってたかも知れないな、などと思ったりしたのでした。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

自分はどんな教育が合っていたの?自分の子供はどんなタイプの学校がいい?みたいなのを知りたいな♪という方は、お近くの算命学鑑定師さん、もしくは遠くの私に鑑定で聞いてみて下さいね。

 

Pierre Bonnard, Auf dem Weg zur Schule(学校への道)

 

コメント

  1. 頭の悪い母に教育虐待をされ、気分で中学受験塾に少し通わせる→父の転勤のため中止に→母錯乱し、受験どころでなくなり、荒れ果てた公立中へ。と親の見栄に振り回されました。地頭良い弟は名門中合格もうつ病で中退。私は公立中から、ラッキーパンチでそれなりの高校や大学へ。公立中でやばい親をたくさん見て、実は辛いのは私だけでないと救われたのです。自己責任ですまない、頑張れない現実があると実感しました。

    • ゆりさんも大変だったのですね。
      自分が受験に本気で取り組んだことにない母親ほどその厳しさが分からず、『力業でもゴリ押しでもやらせてりゃ高学歴にできるんだろ』状態で子供に無理をさせるといいますね。
      私は自分の親が異常すぎたので、周りの友達の親御さんたちが100%全員まともというか優しそうに見えていました。身近に異常な親はいなかったような・・
      世の中自己責任では一括りにできない事情って本当にたくさんあると思います。

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