フランツ・シューベルトというオーストリアの作曲家のこの曲
Moments musicaux D.780 の
No.3 in F minor (Allegro moderato) から
No.4 in C sharp minor (Moderato) にかけて
10:56 からNo.3 が始まります
悶絶しますよ、最高過ぎて。
うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ ってなりますから!
本日はこの曲にドはまりして何度リピートしたか分かりません。
3番から4番に移るところがもう最高
どんな曲でも、静寂の上に細いピアニッシモが連なって空気が微妙に揺らぐあの感じが、もう大切で大切で昔から好きで堪らないんです。
小さい頃から自分でコンサートホールで演奏する時も
『 この瞬間のためにこれをやっている 』
と確信していました(私はピアノじゃないけど)。
その空気の繊細な揺らぎを少しも壊さないように、息するのにも細心の注意を払ってものすごくそーっと慎重になるのですが、このシューベルトの曲はまさにそれ。
どーんと派手でキラキラなオーケストラ曲もいいけど、私はどうしてもこういう小さくてあっけなく壊れてしまいそうな細やかで儚い、それでいて美しすぎてこれ以上ないくらい大切な瞬間が何よりも好きで、大事に表現したり感じたりしたい方です。
派手な油絵よりも素朴なデッサンが好き、というのと全く同じ。
クリムトが描いたシューベルト
本当に素晴らしい演奏に触れると、私の場合体の芯が反応します。
正確に言うと脳の中心から脊髄に沿って首あたりまでがハッキリ振動します。
こういう人っていますかね?
ところでシューベルトといえば『 冬の旅 (Winterreise)』などの歌曲が有名ですが、それ以前に The 貧乏 のイメージですよね?
シューベルト=貧乏。
でも調べてみると、この人エライ社交家で皆に好かれてて、あっちで宿を提供してもらい、こっちで食べ物を恵んでもらい、そこの人はお金をくれて・・・定職なく安定生活はしてないものの仲間内でワイワイやってるんですよね。
こんなもんどう考えても 財星 か 劫財 があるに決まってるじゃないですか !
というわけで命式を見てみました
案の定、主星が偏財!
そりゃ人気者だよ、お金が入っても結構パッと皆のために使ってしまうタイプだったというようなことを聞いたことがありますが、それまさに偏財!そしてみんなのためってところが “ 財が回るポイント ” で、その結果どんどん自分を助けてくれる仲間が増えていっているので、ちゃんと星を生かして生きているんですよね。
正財があるから身近な人もとても大切にしたと思います。
しかも死ぬ時は円に直して10万円くらいしかなかった・・・
って10万あるやん!
ド貧乏って大きな借金を残して死ぬような感じじゃないの?
というわけで、シューベルト≠貧乏 という図式が正解です(勝手にw)
そして上記の作品の繊細さ、これ 傷官×2 から来てるのは明らかですよね。繊細さの塊ですよ。
ちなみにシューベルトは弦楽四重奏も最高です
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