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無料マンガ紹介から毒親育ちさんの解毒、社会のあちこちに見られる同じ構造、マリアナ海溝・チャレンジャー海溝からの生還の話

 

 

自分が都合よく食い物にしたい弱者をロックオンして、家族(同じ民族)なんだからと言いつつ人権を思う存分蹂躙し、お前のためなんだぞと言いながら完膚なきまでに精神と肉体を破壊する。そして人生を、命を奪う。そういった犯罪行為も、自分の不甲斐ない体たらくも、全ては相手のせいで自分はいつも可哀想な被害者ポジションを陣取る。

 

お前のために言ってやって(してやって)るんだと言いながら、次の瞬間にはお前だけ幸せになるなんて絶対に許さないと平気で言い放つ。

言っていることは常にコロコロ変わり首尾一貫性なく、言っていることとやっていることは絶えず矛盾し、話す内容はいつも支離滅裂で、本人には事実や真理はどうでもいい。そこにまともな会話が成り立つ可能性なんて1㎜もない。全ては外側から『 あらいいですね、素晴らしいですね 』と褒められたり羨ましがられたりすることだけを目的とした、弱者に対する我が儘であり暴言・暴力でしかない。

 

そのために自分が努力するということは見事に0.1㎜もなく、行き当たりばったりの感情的な脊髄反射があるのみ。それを堂々と『 教育であり躾けだ 』と言い、親である自分は当然子供をそのように扱う権利があり、子供は自分の言うとおりにする義務があると思い込む。そこには子供の人権なんぞ欠片もなく、子供にとっては毎秒が心身を究極にすり減らす闘いであり、そういった密室での犯罪行為が毎日毎日生まれてから親元を離れるまでの約20年間ずーーーーーっと続く。

約20年というのも運が良ければの話で、狂った親の絶対至上命令の下、親が死ぬまで貶され暴力を振るい続けられ、稼いだお金は全て巻き上げられこき使われるだけで一生を終わってしまう人もいる。そういう状況から抜けられない、そんな気力も体力も残っていないのです、全て吸い取られてしまうから・・・という状況も痛いほど分かる。

 

この漫画に描いていあること、そして余白から窺える細かな空気の動きまで本当によく分かる。

この方は今はこの親御さんから離れて幸せに暮らしていらっしゃるらしいですが、でもその状態も想像できるのです。毒親育ちはまず全ての元凶である毒親から離れることが人生のスタート。でも離れたからと言ってそこから一気に人生バラ色になるわけではない。

 

人は生まれた時、完全に白紙のゼロ状態。

生まれた時からコンプレックスの塊で・・・という人はいない。

 

まともな親に育てられれば、少なくとも親が毒親でなければ、紆余曲折山あり谷ありの中でも徐々にゼロから成長していくもの。

それが毒親育ちの場合、生まれた瞬間から愛を与えてもらうどころか、散々奪い尽くされる毎日を送り大人になる頃にはスカスカのマイナス状態にまで下がっていくことになる。これ以上地球上で深いポイントはないというマリアナ海溝()くらいにまで落ち込んでしまう。

何故なら毒親自身がその成長過程で親に必要なものを与えられず、愛もエネルギーも奪われ続け、大変なマイナス状態のまま大人になり子供を産んでしまっているから。生まれたての赤ん坊からも、幼児からも、小中学生からも搾取し尽くさずには自分を支えられないほどのどん底状態だから。

 

これが毒の連鎖、機能不全家系であり、私の言葉で言うとガッチガチのドブ家系。

 

機能不全家族のドブさらいと6種類の天中殺(1)
他家のドブさらいの邪魔はしちゃいけないし ドブさらいをやってる方は、事情を知らない人の戯言を真に受けてドブさらいを中断しちゃダメです。

 

またまた次のページへ。

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