こうなってくるともう健全育ちさんたちとは目に見えない精神の部分で、社会に出る段階で想像できないほどの差ができてしまう。
そして社会で活躍云々以前に、まずは自分のドブ家系のドブさらいからスタートし、せめてがちがちの固形になってドン詰まりになっていたところを流れが回復するまでに持って行かなくちゃいけない。もしくは家系を終わらせるという方法もある。それが人生最大の大仕事になる。
そのドブさらいのスタート地点が、まずは元凶から離れるということ。
毒親の執着はものすごい。
仕事を見つけ、頼むからもう関わらないでくれと自立生活を始めた子供に対し『 お前如きに自由な人生も幸福も決して許すまじ 』と探偵を使ってでも住所や連絡先を突き止めたり、あの手この手を使って職場にまでわざと迷惑を掛けてきたり、わざわざ遠くまで来て家の前で喚き散らして近所に迷惑を掛けたり、電話やLINEで毎分毎秒鬼のように連絡攻撃をしかけてきたり・・・それくらいのことは朝飯前。なので離れたからと言ってそこからいきなり自己肯定感が健全育ちさんレベルに正常化し、幸せ人生を実現するわけではない。
むしろ離れてからゼロ地点まで回復するまで、冗談抜きで死ぬ思いの七転八倒期間が待っています。この時期に精神のバランスを崩して病院にお世話になるような病気になる人が多いのも本当によく分かる。精神の餓(かつ)えから怪しい人に引っ掛かってしまい、そこから人生のバランスを崩して遠回りせざるを得なくなる人がいるのもよく分かる。
そして私の経験では、毒親と一緒に過ごしたのと同じくらいの時間が経って初めて解毒できたかな?ゼロ地点にまで戻って来れたな?くらいのゆっくりした歩みでしか解毒は進みません。逆に言うと時間とともに毒は確実に抜けて行く。但し時間が必要。そして100%完全に毒が抜けきるということも、もしかしてないのかも知れない。
それでもそれをしないことにはどうしようもない、先に進めない。というより生き延びられない。なのでやっぱりどんな手を使ってでも元凶から離れることをお勧めするのですけれどね。
そして(算命学サイトだから無理やり算命学に話を繋げるわけではありませんが)算命学との出会いが解毒の最後の一押しになったと強く思います。
算命学を学ぶのにお金はかなりかかったけれど、それでも例えばこのたった一つのこと
私は家系の中で何かを引き継ぎはするがそれを終わらせる役目がある
これを知れただけでも算命学に出会った甲斐があったし、大金払ってまで勉強した甲斐があったといえます。
それって私にすればこういうイメージ。
弁慶の立ち往生。
先祖代々誰もが臭いものに蓋状態で無視してきて、代々濃縮され積もり積もって来た家系の毒を私一人が全部受け止めてやるから、私以外は一人も、矢の一本も刺さることなく、特に次世代は生きて先に進んでくれ!新しい健全な流れを是非作ってくれ!という役目。
こうならないように頑張ります(笑
ここでは毒親に育てられた毒親育ちさんたちの解毒の話になりましたが、この『 強烈な愛情飢餓から弱者を搾取し倒し、それに飽き足らず社会のモンスター化する、そして暴走が止められない 』という構造、これはこの世界のあちこちで見られます。機能不全家族で言えばDV男とその配偶者の関係とか、社会で力ある企業が中小企業を搾取する図とか、最大の形が今現在のロシアとウクライナの関係です。あの侵略戦争を見ていると、まるで毒親と子供に見る「 愛情飢餓の強者が、ある程度まともな精神と頭を持った弱者を甚(いた)振り続けずには自分を支えることすら出来ない 」というあの構図そのままだなとよく思うのです。昨日アメリカの小学校で起こった乱射事件、あの犯人も間違いなくそういった連鎖の犠牲の末に出来上がったモンスターなのでしょう。
狂うにしてもこんな風に一人楽し気に狂ってるだけなら、周りに大して迷惑でもないからいいのですけれどね。
ちょっと漫画を紹介するだけのつもりだったのに色々書いちゃいましたね。
上のマリアナ海溝とかの図は、実は1年以上前にこういった毒親育ちさん向けに解毒について記事を書きかけた時に作ったものです。その記事は何度も修正し、書き加え、でも未完成で公開しないままにしてあります。またその内ちゃんと書こうかな。
※ 地球上でこれ以上深いポイントはないというマリアナ海溝 と書きましたが、後で調べると更に深いチャレンジャー海溝というのがありました。
毒親育ちさんはチャレンジャー海溝までチャレンジしなくていいぞ(笑)マリアナ海溝で十分です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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