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日本政府は有事に国民を救うだろうか

 

たまたまPCの前に座っている時にライブ中継でこれをやっていたので、数分間聞きたいことを聞けました。

 

こういった有事に日本という国は海外邦人をどう扱うのか。

岸田首相は今回の出来事で、ウクライナから日本へ避難したい人たちを政府が飛行機を借り上げてポーランドから日本へ運ぶと仰っていました。

そして現地の邦人ですよね。記者会見では

 

自力で帰国困難な人は ウクライナの人たちと同じように助けますよ

 

ということでしたが、ちょっと前に出ていたこのニュース。

 

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000250438.html

 

海外在住邦人の皆様は『 うわ、やっぱりか!』というご感想ではないかと。20人てあんた(笑笑

外国にいると、日本以外の国との対比において自国の政府が同胞(国民)をどう扱うかというのが本当によく見えてくるものです。また何かの時に外国にいる自分はどう動けばいいかなど自然とアンテナを張り巡らせることになるので、そういった情報が良く引っ掛かって来るようになる。

 

上のニュースの政府専用機は150人乗れるものらしく(未確認)

リビウで避難生活・日本人女性

「『 乗ることはできるんでしょうか?』と聞きましたら『 日本に避難したいウクライナ人用であって、日本国籍を持っている人は対象ではない 』と言われました。 」
この女性はウクライナ人の夫と2人の娘の4人家族で、本人と2人の娘が日本国籍を持っているため政府専用機には搭乗できないと言われたということです。

 

まだまだ席が空いているのに断られる、それも日本国籍を持っているから!

いやいやいや・・・どっち向いて政治してるか、こういう有事に本当によく分かりますよね。日本もやってますよ♪という対外アピール。ちゃんとやったんですよの証拠作り。まあそもそも国が平常時から国内の国民をどう扱っているか見ていれば、在外邦人の扱いなんぞ言わずもがなですが。

 

こういうのを見ると思い出すのが2020年のドイツ外務省の働きです。当時コロナが流行り出したばかりの頃、時の外務大臣ハイコ・マース(Heiko Maas)氏が在外ドイツ人に向けてツイッターやFBなどSNSでずーーーーーーっと呼びかけていたのです。

政府専用機(もしくは提携ルフトハンザ機)で国外の皆様をドイツに連れて帰りますので、希望者はこちらからの情報に注意して連絡をして下さい。

と。

 

そして実際そのあとは連日

 

本日は〇〇国から△△△人の同胞をドイツに連れて帰ることができました!

 

の報告があり、それをいつも見ながら

 

ドイツ人は大事にされてていいなあ。

日本?ああ、日本は当然の如く棄民っすわ、棄民。特に在外邦人なんてね。あははは

 

と乾いた笑いが出たものです(出ない)

実際当時の日本政府が在外邦人を政府専用機で帰国させるアクションなんてなかったよね。なので今回上のニュースが出る前に 政府が専用機を出して在外邦人の帰国を助けるらしい という噂がツイッターで出た時は『 岸田さんが首相になってちょっとカラーが変わったのかな?』とちょっと感動したのですが、全然変わっとらんかったわ!私としたことが迂闊であった・・。

 

そりゃあ『 国のために戦いますか?』と聞かれても殆どがNoと言いますわ。

WINGallup International 国のために戦いますか?の国別アンケート結果、日本最下位。

( でもドイツも大概最下位に近くて笑う )

 

岸田首相の会見、でも安倍さんの時よりは全然マシだと思うよ。ちゃんと日本語喋れるだけ、ちゃんと自分の言葉で喋れるだけ、ちゃんと漢字読めるだけマシにはなったよね。経済制裁も対ロシア人500人、企業など対団体40団体に資産凍結とか、まあアメリカ様からお墨付きが出たんだろうけど決定できてよかったと思いますよ。

 

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