この記事のお話に関連して

国際間送金が何故そんなに簡単にはいかないかという理由に、マネーロンダリング防止がよく挙げられます。
聞いたことはありますよね?資金洗浄。ドイツ語でもド直訳のGeldwaescheといいます。
なんて書いていますが正直よく分かっておらず
ほーん
という感じでした。
しかし分からないままではよくないので調べてみたところ、もの凄く簡単にいうと
① 悪いことをしてお金をゲット
② そのお金をそのまま使ったら足が付く(バレる)のであちこちに分散して振り込む
③ それを何度か繰り返す
④ その後そのお金でまあまあまともなビジネスをして『ちゃんと真面目に仕事して稼ぎましたよ~』風を装う
ということらしいです。
その②③あたりでわざわざ国際送金を使う手が多いらしいのです。それを防ぐべく色々面倒な手続きやら何やらが必要なのですね。
いや~勉強になりますね~このサイト!自画自賛
そして大迷惑ですよ。
私みたいに細々真面目に活動している者には、そうやって奸計をもって何億・何兆と懐に入れる輩のせいでホント要らぬ面倒が山積みですよ、まったく。
まあそれはともかく、算命学では守備の能力を表す星がございます。
右側の貫索星&石門星。
ここでいう守備『守る』というのは、先代から受け継いだそのまんまを変化させることなくキープし続けることを言います。
たとえば100万円受け継いだら当然それを99万円にしてはいけない。
逆に101万円に増やしてもいけないのです。
『な、なんだってー!?』
増やすという行為には積極性が必要となり、それは即ち車騎星・牽牛星の範疇になる。そこに禄存星・司禄星なんかがあれば、まさに手元にある種を成長させて・・・という発想になるでしょう。それは守備の範疇ではない。
新約聖書にあるタラントのお話をご存知ですか?
ある主人が旅に出る前に、3人のしもべにそれぞれタラント=金貨を預けます。
- 一人目は預かったタラントを使って倍に増やし
- 二人目も同様に増やす
- 三人目は「失うのが怖い」と思い何もせず地中に埋めてしまう
主人が帰ってきて清算を求めると増やした二人は褒められ、何もしなかった三人目は叱責され、持っていたタラントも取り上げられてしまうというお話です。ひどいよ(泣)
主人としもべの格好がほぼ同じとはこれ如何に
これは「与えられた賜物や機会を活かすことの大切さ」や「信頼に応える責任」などを教えるものとして知られていますが、算命学でいう貫索・石門の世界はまさに3人目のあり方こそ大正義なのです。
面白いですよね。
国際間送金からマネロンについて調べ、そこで
悪徳商法で暴利を手にする輩は許さん!
そんな国家的損失は何があっても阻止し財を守る!
という使命に燃えた人たちが、隅々まで守り抜く意識を持ってこういうシステムを穴がないように構築したのだろうなあ
そういう人たちにはきっと貫索星や石門星があったに違いない
などと思考が飛躍していったのでした。
そして最大の守りとは最大の沈黙であり、最大の頑固さに支えられるものです。
貫索星、石門星をお持ちの皆様はいかがでしょうか?
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本日もお読みいただきありがとうございました。
The Carpet Merchant(絨毯商人), Jean-Léon Gérôme
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