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『ビンランド・サガ』と『どろろ』から考える継代運の意味ほか

 

皆さまこんにちは。

相変わらず時々子供たちと日本のアニメを一緒に見る会をしているのですが、私はどうも歴史ものや時代劇ものが好きということが分かってきまして。

 

最近見ましたのはお馴染み、西暦1000年あたりのヴァイキングのお話である『ヴィンランド・サガ』。

 

まだ知らない方は絶対に見た方が/読んだ方がよろしいですぞ、真面目に。

最高&最高。

 

もう一つは手塚治虫原作の『どろろ』。

 

こちらも激お勧め。

これからクリスマス&年末年始、あんまり外に出かけたくないわ~という方は是非ご覧下さい。観始めたら止まらないからね。

当方、ヴィンランド・サガのマンガをKindleで大人買いしようか考え中・・・(といいつつ次の瞬間には買ってしまうのだ、きっと)

 

ってそれはよい。

こういう時代ものを見ていて思うこと。

 

昔は現代と違って人類の新陳代謝が激しいじゃないですか。

つまり 生まれる→死ぬ のサイクルが速い

平和期ですら食糧難で生き辛く、医学も今ほど発達しておらずあっという間に命を落とすのに、戦乱の世ときたらもう。

あれしたいなあ~♪

これもこうなるかな~?

思ってる先から死ぬ。

 

ゼロをようやく1にした瞬間に死ぬ。

何か始めてもなーっかなか完遂出来ない。

そう、一代ではほぼ何も進まないのが当たり前の時代。

 

 

正直ね

申酉天中殺、寅卯天中殺は継代運ですよ~

とか言われても、余程実家や家系がビジネスを興していたり財力があったりするような生まれでなければ、イマイチ実感として分からなくないですか?(と突然出てくる算命学)

私にゃあ分かりませんぜ、親分。

 

でもこういう人類の新陳代謝が活発(すぎる)時代の人々の生き方を考えると、何となく分かるのです。

お話の中でもよく出てきます。

父の遺志を継いでその目標完遂を頼む!

みたいなの。

 

ヴィンランド・サガ

 

そりゃそうちゃう!?

この時代、せっかくそこまで頑張ったのにそんな半端なところで死んでしまうの!?の連続。

もったいないから是非子供にここから先の分は委ねたい。

ここからの美味しい部分はやって欲しい。

子供に花を持たせたい!

と思いながら死んでいった人は多いでしょう。

 

例えばお父ちゃんが 0を1にする役割の人=子丑天中殺 で子に未来を託せるような宿命だったら。

子も上からの流れを継承し、発展させていく役割(寅卯申酉天中殺)であれば、この時代継代運といわれても

分かる分かる~!

とピンとくるどころの話ではないでしょう。

 

親のカラーを受け継がず0から自分でという意味では、戌亥天中殺も辰巳天中殺も子丑天中殺と同じ。

先代までに次に継がせるような目標、意思、財産、ビジネス他が何もない時。

もしくはあるけれども家系の流れに新しい風を呼び込むという意味で、その流れを継承せず全然違う生き方の人が必要な場合。

 

いや、この時代であれば大仰なことでなくとも

もっと長生きしたい

戦闘などで大きく四肢を欠損したり大病を患ったりすることなく健康に人生を全うしたい

子供が成人するのを見届けたい

など、現代では普通であるようなことも『子供らの世代にはきっと!』みたいな願いとして受け継がれることは多かったでしょうね。

その意味で『継承』の意味は分かる。

 

しかしその中でも午未天中殺は特殊ではないかな?

放っておいても家系の流れは大いに途絶えがちな時代に、わざわざ

上からの流れを受け継いで、お前が綺麗にまとめて終わらせろ

の係。責任。役割。掃除係。

それは血の継承に限らず、代々連なってきてしまった『終わらせた方がいい』何かがあるということ。

ということは

なぜ終わらせた方がいいのだろうか

何を終わらせるべきなのか?

を人生を通じて見つめ続け、突き止めなくちゃいけない。

重いよね。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

まぁしかし食事も腹八分目が一番であるように、人生も腹八分目くらいがちょうどいいと思いますよ。

現代は人間が不自然に長寿になり過ぎている気がしてなりません。

 

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