さて。
天庫星のある人は墓守の星なのでお墓のお世話をするといいですよ
と四柱推命でも算命学でも言われます。
私も鑑定では基本に忠実にそのようにお伝えしています。
しかし本当にお墓の世話はした方がいいのか。お墓はあった方がいいのか。
結論から申し上げますと、極論を言えばそういう形は別になくてもいい。
しかし極論を言うのでなければ、やはりあった方がいい。
それはこういうことです。
- あの世ではこちらの世界の人間の思いは丸見え
- 死後、後悔や執着が強いと成仏できない
- こちら側の死者に対する思いが成仏を助ける
- 忘れないために、度々思い出すための目印にお墓や仏壇がある
短くまとめると上の4つになります。この4つで『 ああそうそう、そうやねん!』となる人は以下、多分お読みいただかなくても大丈夫かと思われます(笑
あの世ではこちらの人間の思いは丸見え
これは今後何度もお伝えしたいのですが
あの世は気持ち100%の世界
ざっくりそんな理解で十分です。
気持ちの部分ではこの世にいる私たちと同じ。
誰かに喜んでもらえれば、好きと言われれば嬉しい。評価されれば『 ヨシ!』と思う。
そして評価の最高の形が感謝です。こうしてくれて、こう思ってくれてありがとうと心から言われれば幸せですよね。
逆に『 あの人ムカつくなあ 』『 あれ迷惑だったわあ 』などと思われれば悲しい。しょんぼりする。後悔する。
でもこの世にいる以上は各人は体という入れ物により別個体として区切られていて、何か形にして伝えない限りは思いは相手に伝わらない。これがこの世のルール。
(まあたまにテレバシーでとか、エンパスで感じ取れるみたいな人もいますが、ここではそういう例外は置いておきます。)
それが死んであの世に行った瞬間から各人の思いは 筒抜けのモロバレの駄々洩れ となります。壁がなくなるからです。壁どころか、その通じ方は
あなたは私で私はあなた
状態になりますので、たとえばAさんに意識を向けた瞬間にAさんそのものになってAさんの記憶、経験、感覚、考えていること、思いなどを瞬時に感じてしまうといった状態になります。Aさんから見た自分も然り。
あの世に時間はありませんが、言ってみれば0.00001秒で互いに相手の中身一気に丸ごとダウンロード!みたいな世界です。
これが基本。
ちょっと1記事が長すぎるのもどうかと思いますので、分割いたしますね。
続きは次回。
これはルーベンスの凄いゴージャスなお墓。Rubens Grab in Saint-Paul Kirche in Antwerpen, Belgien
(ルーベンスはあのフランダースの犬でネロがパトラッシュと一緒に最後に見た絵を描いた、ベルギーの画家です)
本日もお読みいただきありがとうございました。
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