前回の続き:
墓守の星である天庫星は墓を守るべきなのか(1)あの世ではこちらの世界の人間の思いは丸見え
死んであの世に行った瞬間から 筒抜けのモロバレの駄々洩れ となります。壁がなくなるからです。壁どころか、その通じ方は
あなたは私で私はあなた
状態になります
- あの世ではこちらの世界の人間の思いは丸見え
- 死後、後悔や執着が強いと成仏できない
- こちら側の死者に対する思いが成仏を助ける
- 忘れないために、度々思い出すための目印にお墓や仏壇がある
の2番目です。
2、死後、後悔や執着が強いと成仏できない
人は亡くなったあと一気に成仏するわけではなく、一応一旦とどまる場所があります。
そしてそこを去って更に上の世界に本格的に旅立つことを成仏すると言います。いわゆる四十九日の間は少なくともそこに誰でもいるという感じです。まあその間に色々することがある・・・というよりは、その場でしかできないことをやらせてもらえる世界、といった方がいいでしょうか。そこにいるチャンスを与えてもらっている。
じゃあ 成仏 できるのはいつなのかい?
これに関しては、またまたざっくりいいますと
この世に&今回の人生に思い残すことがない、後悔がない、執着もない
今回の人生終わったけど、これでなかなか良かったんちゃう?
と 後腐れなく自分にOKを出せた時
さ、そしたら次行こか?と心の底から思った時。
そうなって初めて成仏できるわけです。
前回の記事で書きましたように、そこはもうどこまで行っても100%思いの世界だからです。
あなたの思いはどうなんですか?
しか問われない。この世みたいにモノで表面的にそれらしく誤魔化して、気持ちを隠蔽しようなんてことが通じない世界だからです。
さあ、死後一旦とどまる場所と、どうなればそこから成仏できるかの仕組みが分かりました。
では成仏するにあたって何が助けになるのか。
次回はそれについて書きましょう。
墓守の星である天庫星は墓を守るべきなのか(3)こちら側の死者に対する思いが成仏を助ける
あの人と一緒にやったあれが楽しかったなあ
あの人に助けて貰ったあの時、有り難かったなあ
などと思って貰えれば、それを思っている本人の感情そのままを感じることができれば、死んだ後の自分も嬉しいですよね
原田直次郎 騎龍観音
本日もお読みいただきありがとうございました。
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