正直忌神(いみがみ)が分からない。
勉強はもちろん一通り終わっているし更に続けてもいるので、知識としてはばっちり頭に入っています。
もの凄く大雑把に言えば忌神周りは何かと上手く行かない。何故なら自分の五行バランスが崩れるから。
理屈は分かる。
なんですけどね?
自分の人生を振り返っていちいち検証してみても、忌神って別に影響なかったなあとしか言いようがないのです。
算命学用語はインパクトが強烈でお馴染みですが、忌神って別にこんな怖い存在ではないのよ
Death and the woodcutter, 1859 Jean-François Millet
20代初め頃の忌神周りでは、確かに家庭内で母の荒れ狂いが最高レベルに達していて地獄の様相を徹していた。けれどもだからこそ私は常に外で活動するようにしていて、外の生活は大学もバイトも音楽も絶好調の時期でした。
その後年運冲動が2つ出てしかも忌神の時に初渡欧し、次の忌神周りの年に渡独。もちろん言葉も分からんお金もないゼロからスタートなのでめちゃくちゃ大変ではあったけれど、犯罪にも遭わずホームレスになることもなく想定内の苦労。
忌神スタートだったからといってドイツ生活が最低のものになっているかというと、このブログで時々書いているように私はこの生活に大満足で生きています。
その後の忌神周りは天剋地冲が2つ重なった(私が剋す方)年から2年間で、ド貧乏で楽しくはなかったけどそれだけ。
直近ではこれまた天剋地冲が2つ重なった(私が剋される方)年から2年間、その辺はこのブログでもちょくちょく報告していた通り。ダブル天剋地冲ってことで一応戦々恐々としていましたが、結局ちょっと右手を火傷したくらいで何もなく無事に終了。火傷も跡形もなく治っています。
とまあ私は忌神周りをまだ大運で経験していないのです。大運だとまた随分違うのかな。
忌神周りの大運は私の場合60歳からの20年間。しかし60歳という年はあれもこれも過酷な条件が重なりすぎていて、一応そこを今回の人生の終わりと目途をつけて生きているので、忌神付き大運は経験しないという設定にしております。
( もちろんやるべきことをし終えてないと、あちら側の世界から『 帰ってきてよろしい 』の許可が下りないので更に生き続けることになりますが・・・それは避けたい )
今まで様々な人たちの命式を読んで来ていますが、忌神だからどうという感じではないのですよね。
どう考えても位相法条件、天中殺、そして接運。次点で干合。この辺りの影響の方が遥かに大きい。
皆様はいかがでしょうか?
Skeletons Trying to Warm Themselves, 1889 James Ensor
忌神っぽい絵はないかな?と思って私の絵画ストックフォルダーに見つけたこれ、お洒落して暖を取る骸骨さんたち。可愛いなあ。
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