この間のドイチェグラムフォンによるYoutubeライブストリーミング、ピアノ祭ですが
あれ録画で残ってるので、今でも誰でも最初から最後まで観る ( 聴く ) ことができます。
4月3日追記: Youtubeのリンク貼ってたんだけどもう消えているので、FBのリンクを置いておきますね。
以下で聴くことができます。(2021年6月21日現在ではリンク切れになっているようです。)
https://www.facebook.com/deutschegrammophon/videos/874247106332376/
私も最初の方聴き逃した部分含めて、あとで全部聴き直したのですが
あれピアニストが多分10人弱出ていたと思われます。
そして全員聴いた
いや、正直あまり・・と思う人は全部は聴かず飛ばしたけどw
その中で
一人だけ
完全に異次元の人がいた。
完全にです。
他の演奏家たちと0.1㎜も掠るところがないほど、あまりにかけ離れた存在。
レベルも
世界も
スケールも
存在も
とにかく何もかもが他のピアニストと比べ物にならない人がいたのです。
いや、この人は・・・・
人間?
人間なのか??
分からな過ぎて2回言う
彼の演奏を聴いてしまうと、その他の出演者人たちが
ドイチェグラムフォンからCD出せるなんて、クラシック界では超エリートのスターであるはずの彼らの演奏が
まるでピアノ教室の生徒の発表会 に思えてしまうほどの訳の分からないレベルのピアニストが一人いました。
その人の名前は流石に聞いたことはあります。
私がまだ小さかった頃、神童 と呼ばれていたのを知っています。
そんな昔の記憶だから何となく・・・
勝手にお爺さんなんだとばかり思っていたこの人
なんと私と同じ歳だった!(驚
実は初めてちゃんと聴きました。
こんな大物知らんかったんかー!とか言わんとってね(笑
他の楽器に集中して生きて来た人って、自分の楽器の世界以外は意外に分からないものなのよ。
Evgeny Kissin, エフゲニー・キーシンというロシアのピアニストです。
狭い部屋
上のYoutubeリンクでは 3:19:35 あたりから彼の出番です。
みんな結構お部屋の雰囲気など気を遣って、演奏前にお喋り入れたり愛想良くしてるのに
キーシンだけ狭~い自室で挨拶もなくいきなり演奏し始めます。
しかもマイクもカメラも質が良くないw
なのに初っ端から彼が異次元の人だということが疑いなく伝わってきます。
いや・・・なんやこの人・・・?
これは彼がまだ大変若かりし頃のコンサートですが、私が好きなベートーベンの曲の一つ
あれ?
小銭無くなった!どこ行った?
いや、さっきまでここにあったはずやねんけど?
何でないん?
ここにもない、あっちにもない
もおおおおおおおおなんでないんやああああああああ(怒
いやいやいやいや・・・
怒らへんから出ておいで?
おいちゃん、怒らへんよ~?(ニッコリ
ぜーんぜん怒らへんから出ていらっしゃ~い小銭ちゃ~ん
ってだから出て来い言うてるやろ!
もおおおおお!
ムキー!!怒
という、無くなった小銭にイライラしてる心境を表す曲なんですよ。
すごない?
これ1997年、26歳でNYロイヤルアルバートホールデビューした時のアンコールの一曲なんです。
アンコールだけで13曲弾いたという、あの伝説の。
すごない!? ← うるさい
今回のピアノ祭の演奏を聴いて
これは調舒星の濃縮したのの最高峰だわ
これ以上に調舒星の魅力を極限まで引き出せた人っていないのでは?
と思って命式を見てみたら
- 調舒星二つ、主星調舒星、両方中殺
- 宿命二中殺
- 納音
- 異常干支2つ
- 天馳星
こ、これは・・・
上手く行けば天才、普通を目指すとめちゃくちゃしんどい生きづらい人。
上手く行ったんだな、いや、行き過ぎだわ。 ← 褒めてますもちろん
だからこの人は人間なのか? ( 3回目 )
で、このインタビューを見ると・・・
この人の才能もエネルギーも ピアノに全振り してるのが見て取れて
独特過ぎる雰囲気がもうこの命式そのまんまでちょっと笑ってしまったり。
長くなったのでまた書きます。
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