
先日もケルンでWiener Symphoniker/ ウィーン交響楽団聴いてきました。
お品書きはこの通り。
プログラム
・Richard Wagner: Eine Faust-Ouvertüre WWV 59 (1839–40/44, 1855) für Orchester・Ludwig van Beethoven: Konzert für Klavier und Orchester Nr. 1 C-Dur op. 15
– 休憩 –・Wolfgang Amadeus Mozart: Sinfonie C-Dur KV 551 (»Jupiter-Sinfonie«)
このホールの一番後ろって

こんな感じでゴロゴロできるソファがあります。学生の時は音大にタダ券が結構周ってきてこのホールに通っていたのですが、演奏が退屈な時はここでよく伸びてたわ~(笑)
写真の通り車椅子の方は一番上から見下ろせるようになっています。
そういえばこの日唐突に初めて気付いたのですが、クラシックのコンサートにヒジャブの人(頭を布で覆っているイスラム教徒さん)って見かけない。クラシック音楽は浸透していないのかも知れませんね。アジア人は結構いるのですけどね。
さて。
人間には家系における役割があります。その役割は様々。
分かりやすいところでは、先代さん方が築き上げた財産・資産を守りより大きくしていくなんていうのがありますね。

チョコレートじゃないよ
若い頃裸一貫ゼロで社会に放り出され、その後なんの助けも得られず自力で・・・という人に比べると、精神の世界も物質の世界もぼちぼちレベル以上に満たされ、適度な血縁関係を築きキープし、時には助け合うような家系に生まれた人は強い。その人自身が弱くとも、特に優れていなくとも、家系のパワーがなんだかんだカバーしてくれるから。これは本当に強い。時代を積み重ねた数のパワーと結束ほど強いものはない。
波が上がったり下がったりしながらも、陰と陽、無形と有形、精神の世界と物質の世界のバランスをキープしながら進んでいける家系は強いのです。自然の摂理に反しない形だから。

そんなバランスの中で緩やかに時間をかけて上昇していくのが本来の理想の流れ。
ただどんな家系も完璧はなく、どちらかにバランスが片寄っていたりするもの。その偏りがあまりに大きすぎる場合、そこに生まれ落ちた人間はまあ生きるのが大変になります。

その中で如何に持てるものを駆使して生き抜くか。どう生きるのか。
少しでも陰陽バランスをまともに修正し、少しでも上昇できれば御の字。
しかし正直『人生を途中で降りず最後まで全うできる』だけでも十分です!という人はいると私は思っている。
家系を見渡しても、陰も陽も、精神の世界も物質の世界も、バランスが取れていないどころか枯渇し切って何も回転しないような家系の世界は、ある。
この世界に生まれてくる前に
ここに生まれ落ちたらかなりつらい・・というより途中下車せずにはいられなくなる可能性高いけど、どうする?
。
←こうよ、こう。
。
一応自力で何とかできるように、あれもこれもできるだけのものは持たせてはあげる。
それでも生き抜けないかも知れないくらい苛酷だけど、それでいいなら生まれておいで。
そこで何とか人生やり切れば万々歳。それでも十分すぎるくらいよ。
さあどうする?
のチャレンジを受けて立った人。
そういう人は分かりやすく社会的な富!名誉!財産!なんて派手ハデしく目標を掲げ、社会で大活躍なんて無理に目指さなくていい。

もちろん目指してもいいのです。
けれども
周りの分厚い援護射撃システムを持つ『健全家系出身者』と、何が何でも対等に渡り合って勝ち上がらなければ!
と思うのであれば、本心はそこで何を求めているのか、自分の心の底をしっかり覗き込んで把握した方がいい。
ジッ・・
でなければ枯渇に枯渇を重ねて干乾びてしまう。何故ならそれより先にすべき大切なことがあるからですよ。
しかしそういう人は『一人で何とかできるような強さ』や『強め運』を持ち合わせていることが多く、周りへの影響力が大きい。間違った方にそれを使ってしまうと、家族や仕事仲間など周りを巻き込みながらより一層『家系の枯渇』を促進してしまう。頑張れば頑張るほどに。
結果、死屍累々。
ぐぬぬ
少年よ、大志を抱け
とクラーク博士は言った。そして初めはそれでいい。それが合う人はそれで突っ走ればいい。

でもあまりに自分に無理強いをしているな?と思ったら、それはあなたの『家系における役割』から随分離れてしまっている合図なのです。
わたくしは全国『家系のドブ掃除協会』名誉会長を背任(自認)しておりますので、今世の役割、課題は地味~なものです。
The Toxic Avengers

邦題『悪魔の毒々モンスター』ご存知?笑
成仏させるべき猛毒の流れは受け止めてやる。しかしその受け止めフェーズはもうやり切って卒業した。
あとはその毒の流れを子供という次世代にぶつけないこと。再生産させないこと。断ち切って人生終わらせること。
そしてこれが一番難しいと思っているのですが、寿命まで頑張って生きること。
見て分かる分かりやすい大きな活躍をしている人を見ると焦るかも知れませんが、それ本当にしたいこと?あなたの人生の課題?あなたがそう生きて心からの幸せと充実を得られる?
というのは振り返って損はない。
生きているだけで偉い人はいる。
とりあえず生きているだけで結果的に家系内の何らかのバランスをかなり修正したよね!という人はいる。

生きているだけで大成功な人、いるからね。
そんなのは本当のところ、死んでからでなければ分からない。天の采配とはそういうもの。
なので周りの標準的成功を見て、自分はダメだと思わなくていいのです。
*
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本日もお読みいただきありがとうございました。

Kölner Philharmonie



コメント
こんにちは。
いつも楽しく、真面目に読ませて頂いております。
生きているだけで(●●せず)生きているだけで大成功!!
最高の言葉ですよね。(同じ関西人として言えるなら、最高の言葉やん!!)
私の身近にいます。
いつか佳代さんにお会い出来たとき、お話させて頂けたらなって思います。(笑)