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映画 “ ベルリン天使の詩 ” が最も伝えかったこと(1)

 

昨日の今日ですが “ ベルリン天使の詩 ” という1987年のドイツ映画、観ました。 早っ!

 

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今ってYouTubeで映画一本2.99ユーロとかで観れるのですね、知らなかったわ。便利だよねえ。

 

今回の記事は長くなったので3回に分けまして、その内容は

 

  • 映画の話であり
  • 算命学ほぼ関係なく( 丸ごと関係あるとも言える )
  • あの世系の話がっつり

 

なので、その辺苦手な人はさよなら三角また来て四角。

 

 

さて。

この映画を観て確信しましたわ。

やっぱり 今回のノーベル文学賞受賞作家で、三柱異常干支&癸巳の Peter Handkeさん は

ノーベル文学賞、“ベルリン天使の詩” のペーター・ハントケ氏
この人は知ってる人だ!!! 私が彼を知っているという意味じゃないですよ? 彼も大事なことを知っている。もしくは生まれてきた後も忘れず覚えたままの人だ。 ということ。

 

知ってる人

覚えてる人

以前にいたあっち側の世界のことを良く分かってる人 ですわ。

 

この映画、哲学的側面、政治的側面、当時の文化的センスの側面など多重視点で観ることができて、大抵の人はその辺から入って感想や解説に繋げておられます。

が、私は全然違った観方をしたので、それを書きますね。

 

お話はこの2人、これ実は天使なんですが

 

この2人の天使を中心に展開していきます。

この天使というのは、日本で言えば守護霊とかなんかそういう目に見えない身近な存在。

彼らから人間は認識できる、でも逆は不可 ( たまに子供には見える )

 

で、写真左のダミエルという天使が主人公なのですが、彼は

ずっと天使してるより地上に人間として降り立って生きる経験をしてみたいな

と思っているわけです。

 

その独白がね!

 

映画の最初の方に既に出て来るんですが、めちゃくちゃ素敵すぎるの。

だいたいの抜粋&要約で書いてみますね ( 原語で観たので )

 

来る日も来る日もこうやって霊的にのみ存在するのは素晴らしいよ

永遠に人々の魂に敬意を表して霊的なものを示すのはね

 

でも時々さ、もうこういうのいいんじゃない?と思うんだ

僕はもうこうやって永遠に霊的存在としてのみふわふわ漂うのはたくさんなんだ

重力を感じたいのさ

 

 

無限の世界は天上界に任せて、自分の体は地球に引っ張られるその感覚だよ

一歩一歩を、そして一回一回の風のぶつかりを感じたい

“ 今 ” そう “ 今 ”  って言いたいんだ

かつては とか 未来永劫 とじゃなくて “ 今 ” なんだよ

 

カード遊びしてる人たちのテーブルについてさ

挨拶されて

こちらからも挨拶して

もちろん軽く会釈しながらね

 

今まで私が人間たちとしてきたことは、全部見せかけだけの幻想だったよ

幻想の中で魚を釣り

幻想の中でテーブルに着き酒を飲んで食事をし

砂漠のテントの中で、羊の焼いたのやワインを待つのも幻想

 

直ぐに子供を持ちたいとか、木を植えたいとかいうわけじゃないんだ

そうじゃなく

長い一日の後、家に帰ってきて飼い猫を撫でる なんてちょっと素敵だと思うんだよ

熱を出す

新聞を読む指がインクで黒くなる

そういうこと

 

精神的霊的に感動するだけじゃなくて

食事

裸体のライン

といった 実態を経験したいんだ

嘘をつく、それも真っ赤な嘘をつくとかね(笑)

歩く時に自分の骨格もともに動いている、それを感じてみたいんだ

 

いつも何でも永遠に全て分かっているんじゃなくて

やっとのことで 「 ああ、そうか!」 と分かりたい、感心したいんだよ

「 おお!」 「 なるほど!」 って言いたいんだ

 

机の下で靴を脱いで

こうやって裸足の足の指を一杯に伸ばすんだよ

どんな感じがするだろうね?

 

すごくない?

 

もう最高じゃない!?

 

 

めちゃくちゃ好きだわ、このくだり。

 

すごいよ。

 

すごいのよ。

 

 

そう。

 

そうなのよ、そう。

 

この人( Peter Handke氏 )はやっぱり知ってる。

これ、私がこの時に思い出した記憶とも完全に一致しています。

→ この世に生まれてくる直前 よしっ、何もかも経験してやる!ぜーんぶ経験するぞー!!と、その期待で弾けそうになっている時のことを思い出した話。

“ 私らしい自業自得 ” で呆れてモノも言えない怪しいお話
「 もし人生を途中からやり直せるとしたら、いつからやり直したいですか?」 って質問よくあるじゃないですか。 あれね、昔から いやいや、ど〜っこにも戻りたくないから! どこからやり直しても苦しいわ。 しかしもしホンットにいつにでもというのなら...

 

この辺、これじゃぁ何のことだか分からない人が殆どだと思うので、このシリーズ記事の最後でもう少し丁寧にまとめますね。

 

明日に続く:

映画 “ ベルリン天使の詩 ” が最も伝えかったこと(2)
あっち側の存在からすると、人間界の 言葉 ってとても分かりにくいのです。 その気になって一生懸命分かろうとすれば分からないことはないけれども。 言葉はこの世的伝達ツールでしかない。

 

 

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コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    >ひろのんさん
    お返事遅れてごめんなさい。
    抜粋部分いいですよね~!
    あの映画、観た後何度も反芻しています。
    いつもありがとうございます♪

  2. SECRET: 0
    PASS:
    素敵な映画の紹介ありがとうございます。
    抜粋、要約部分で涙。
    全ての経験、今この瞬間の生きる楽しさ、感じたいと思います。
    血が出ることすら喜び(笑)
    ほんと、そうですね。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >布アート⭐︎きぃぼうさん
    リアルタイムで日本でも結構話題になった映画なんですね?
    私はまだ高校生だったので、当時全然知らず・・w
    是非ご覧になってください、良い映画でしたよ♪

  4. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。
    あー自業自得の記事。
    「生まれ変わったら何になりたい?」って聞かれると、「もう充分ですぅ~。」って思うわー。
    でも再び忘れてやらかしちゃいそうだわ。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。
    学生の頃、単館上映の映画が流行ってまして、
    この映画もブーム?でした。
    いつも一緒に映画に行くグループがいたのですが
    この映画だけ、今の自分が見るのが違う気がして、、
    私だけ断って行かなかった映画です。
    会話の内容、ジーンときますね。
    早速見てみたくなりました!
    自分も感じたくて来てると思うので些細なことが
    雑なのが苦手です。
    ですが不感症になりたいわ~って思う時もありますが、、^^;
    >さよなら三角また来て四角

    読み直して気づきましたが
    久しぶりに聞きました笑

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