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皆様メリークリスマス
昨日は天皇誕生日でしたよね?
「 知らない老人の誕生日の何がおめでたいのだ 」
といってる日本人をツイッターで見かけたのですが
いやいやどう考えても遥か昔、2018年も前にお生まれになったらしい
全く無関係な他宗教の教祖の誕生日の方がどうでもいいでしょう
でもここキリスト教の国ドイツでは、当然クリスマスは皆さん待ちに待ったイベント・・・
のように見えて実は
やれ ( 山ほどの ) プレゼントの準備だ
やれクリスマスの飾りつけだ
ファミリーイベントなので両親のところに顔出さないと
そこまでの移動がまた渋滞やら大混雑で大変だ 云々
皆さま毎年結構ストレス満載のようです。
何だか 実に商業的 で雰囲気がせかせかしてるのですよね。
外側から提供される 典型的なクリスマスらしい幸せの形 に追い付け追い越せ。
そう。
だからこの時期の旅行は
皆この面倒臭いイベントから丸ごと逃れたいから高いの!
そう、めっちゃ高いんです・・・
私たちもこの冬休みどこかへ行きたかったのですが
如何せん 今年はもう4回も国外旅行に行った ので
( しかも夏に家族全員で日本に1カ月滞在したあの旅行で軽く100万は飛んで行ったしね・・ )
この冬は大人しくしています。
しかし私には本当にありがたいことに
夫側の親族訪問イベントがないのです、 な い の !
わ~万歳~
ありがたい~~~
神様ありがとう~~~!
夫側の家族はとうの昔に解散していて皆国外なのです。
義務のようにことあるごとに義理の家族のところに行かなくちゃいけない人は実はこの国にもたくさんいて、そういうのが好きで楽しめる人はいいのですが
私のように “ 特に仲が良いわけでもない複数の人と集まる ” のが 大嫌い 苦手 な人はストレス溜まりますよ、ええそりゃもう。
こんな顔にもなるわさ
In a Café, Edgar Degas 1873
こんなに着飾ってるのに 「 あぁ・・・私何でここにいるんやろ 」 という退屈し切ったしょんぼりした表情とか
足の開き具合とか、肩の落とし具合とか、この絵を見るたびに笑ってしまうww
ドガ天才か ( 天 才 で す )
私は小さい頃から
皆がするから自分も〇〇しないといけない
というのが 死ぬほど大嫌い でした。
ただそれだけの理由で
自分には全く意味が見いだせない
好きでも楽しくもない
周りのただの惰性的慣習に
何故自分も乗らなければならないのか。
夏や年末にはお中元・お歳暮を贈らないと
お正月には年賀状を書かないと
お正月にはお年玉をさも本当にやり取りしているかのような猿芝居で、年始から嘘塗れの喜びの演技をしないと ( うちはお年玉は当然毒母が全部没収 )
就職活動には紺色の、長さこれくらいでこういうデザインのスーツを着ないと
結婚式はこんなでないと
ご祝儀にはこれくらいの額を、こういう袋に入れて渡さないと
結婚したら女性側が姓を変えないと
老若男女の飲み会では若い世代、女性がお酌してまわらないと
などなど 山ほど
叩かれないためだけの
思考停止による惰性的行為で塗り潰される人生
す る か そ ん な も ん
なんちゅう人生の無駄遣い
自分で納得いかないことは絶対しないからな
とことあるごとに思っていました。
それでなくとも学校時代なんて隅から隅まで不本意なことで外側から塗り潰される毎日 ( 少なくとも私はそうでした )。
何が嬉しくて、自分の足で立って生活できるようになってまで学校生活の延長みたいなことをしなければならないのか、と。
それらを全て我慢して周りに合わせて日々を送ることを
『 大人になる 』 などとそれらしい言葉で包 ( くる ) んでみて
一端 ( いっぱし ) の何某かになった気で
自分を誤魔化し誤魔化し
“ ( いわゆる ) 常識的にきちんと ” 生きている人たちの
死体みたいな顔
これ
周りに合わせて得られるかも知れない “ 偉いですね、ちゃんとしてますね ” の評価だけしか心の支えがなく
それを得たいがためだけに
本心では1㎜も納得していない 周りに期待される役割 をことあるごとに演じるだけ。
こんなの楽しくも幸せでもない、おかしいじゃないかと思いつつも
その本音を偽ることが常態になってしまって
小さな不満が積もり積もって不満で膨張し切った人生。
私は絶対にしない
そんな人生の無駄遣いをしてる場合か
そんな生き方はしない
と小さい時から 固く決意 していました。
一応念のために書いておきますが
周りがしていることをすんなり受け入れられたり、それを本当に楽しいと思ってやっている人は全然別、それはそれで素晴らしいのです。
そういう人は自分の方向性と社会の期待する方向性にズレが ( ほぼ ) ないので、日本の社会でも無理なく上手くやって行ける人。
それは長所であり強味。
ここでしているのは、そうではない人の話です。
そしてその 決意 って、今になって振り返れば大きな意味を持っていたと思うのですよ。
だって今現在、そういう面倒なあれこれから ( ほぼ ) 完全に離脱した
スッキリした生き方を
周りとの摩擦一切なく実現できている からです。
あの強い決意がなければ、今のこの生活はなかっただろうなと。
そんなわけで
クリスマスや望まぬ宴会忘年会、年末年始の鬱陶しいイベントで
こんななっちゃってる皆さんも
この絵が好きすぎて何度も登場
- ぼちぼちそれらからフェードアウトするもよし
- 私みたいに日本生活丸ごとぶん投げるもよし
- それでもやっぱり折り合いをつけつつ適当な形で日本社会でやって行きたいわ~ というのもよし
自分に合った着地点を見つけよう。
などと書きつつ
でも!
キリスト教の意味合い全く関係なく 展開していっている
日本の “ カップルのためのイベント ” と化したクリスマス。
ちょっとお洒落してデートして
ちょっといいお店を予約して
ちょっといいプレゼントを交換して
というアレ!
アレはそのうちまた是非したいのです
だって25歳の12月からもうずっとドイツに居続けているので
あの日本独特のクリスマスをやり残した感いっぱいなのだ。
アレ楽しいやんね!
でも子供たちが大きくなって、放ったらかしておいても大丈夫になってからだから
まぁそれが実現するのは 私たち夫婦が爺さん婆さんになってから かな
それはそれで楽しいかも ( 若いカップルに混じってww )。
何はともあれ、皆様平和で心穏やかな、幸せなクリスマスをお過ごしく
ださい
Marcel Rieder ( France, 1862-1942 )
いつも応援ありがとう
コメント
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>ぐれぃすさん
その場で合わせることが出来ても後で疲れるのは残念ですよね。
それでも付き合っていくことも、もう要らないわ!と少しずつフェードアウトするのもどちらも選べるので、その辺の微調整の繰り返しですよね、人生は。
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>ゆにさん
ありがとうございま~す ヘ(゚∀゚*)ノ
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佳代さん
いつも楽しく読んでます。先日、特に仲良くもない複数の方々がいる集まりに招待され、不本意ながら参加しました。大人社会で身に付けた社交性や順応性で、それなりに朗らかな女を演じてきました。が、時折ひとりになる瞬間はまさにドガの女と同じでした(笑)
世間や人に合わせられる自分には複雑な思いがします。思えば幼少期からそうでした。今回の記事は私の中の心の叫びかと思いました(笑)
新規鑑定の再開を心待ちにしております。
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うわー!激しく同感です!痛快爽快でした!