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プーチンの「壊れてもいい」という意識:冲動、そしてここでもドブさらい(1)

 

そして私たちは今その究極の拡大バージョンを世界レベルで目の当たりにしています。

自分の意思を押し通すためなら、他人が大切にしている物、人、生活、健康そして命までも破壊して構わない。人々が大切に培ってきたであろう文化、都市、人間関係・・・何もかも全てを根こそぎぶっ壊して民族浄化も視野に入れて、すっかりまっさらの状態にリセットし、ゼロから自分でスタートしたい。

全てをいったん白紙にして最初から全部自分色に染めてやりたい!

 

冲動のある宿命は、人生行程で思い切った方針転換をしたり、いきなりぱっと今までの何かから離れたり、それが壊す行為に周りから見えたり・・・という話は上の図の左側。算命学で読み取れる、持って生まれた形の話。

その際に周りに気を配れるのか、周りはどうでもいい・むしろ自分のためなら周りを破壊してでも・・・と思うのか、の話は右側の話。

 

プーチンは前にも少し書きましたが、宿命に天剋地冲があります。冲動の強烈バージョンですね。

もちろん宿命に冲動、納音、天剋地冲があったらそんな破壊的思考(嗜好)になると直結するわけではありません。全然そんなことないので該当する方は心配しないで下さいね。

時計版の端っこと端っこを持つということは、思考や行動が極端から極端へ走りやすいとも言えるのです。中間のグラデーションは嫌い、黒か白かはっきりしようぜ!みたいなね。彼は特に極星が車騎星というのもあってそのカラーは強い。

 

これが冲動の話。図の左側(宿命のところ)

 

言っていることとやっていることが支離滅裂だろうが、自分のやりたいように進むのに邪魔をする奴らは武力に糸目をつけず完膚なきまでに叩き潰して何が悪い?と、暴走が止まらなくなっていますよね。それは彼が敵国と見做すウクライナだけでなく、自国民をも丸ごと大変な渦に巻き込んでのこと。ロシアは経済封鎖のみならず現金国外厳禁持ち出し禁止、クレジットカードは使えない、ドイツもロシア行きの荷物送付をストップ、IKEAもH&MもAppleもマイクロソフトも撤退、SNSはロシア側が遮断、アディダスもロシアサッカー界との繋がりを切りフォルクスワーゲンもロシアとのビジネスストップ、ドイツでは名の知れた様々なチェーンスーパーがロシア製品の取り扱いを止め、スポーツ界でも軒並み国際大会から締め出され・・・きっとまだまだあるでしょう。一般市民は困窮を極めることになってしまう。

こうなることは分かっていたはず。分からないはずがないのです、あのプーチンが。分かった上で「だから何だ?」と一気に決断に踏み切ったのが今。

 

でもこれだけ歴史に確実に悪名を残すような巨大な規模で、残酷性の高すぎる戦争への決断をするには、相当のモチベ―ションとエネルギーが必要です。何年もかけてコツコツと全方向に隙のないよう、完璧に手筈を整えるその動機とエネルギー。それは一体何なんだろう?と思っていました。

ここからは図の右側(環境)の話です。

 

続く:

プーチンの「壊れてもいい」という意識:冲動、そしてここでもドブさらい(2)
人が大切に思っている物・大事にしている物を貶したり粗末に扱ってはいけない、というのは私の感覚では一般常識です。自分がされて嫌なことは人にしてはいけない、の派生形ですよね。

 

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Still Life with Plaster Statuette, a Rose and Two Novels, 1887 by Vincent van Gogh

 

コメント

  1. 壊れてもいい、という発想は、自然法算命学の観山先生が、まず言われていました。確かに、そういう動きの最大エネルギーがこんな形で繰り広げられるとは。。

    • 冲動があると極端から極端へ走るというもの出てきますね。
      はよ誰か止めて頂戴よ・・ロシア人さんたちよ~!と思います。

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