テスラのCEOイーロン・マスクのご母堂がさあ
めちゃくちゃ綺麗 なんですよね!
どうなってんの?何してる人?と思って調べてみたら
モデル歴50年!
どおりで尋常じゃないオーラと綺麗さなわけですわ。
で、当然のことながら命式を見てみると、この方日干支が 甲戌 の 日座中殺 さんなのね。
日座中殺と言うと、その人ズバリを表す日干支自体が『 在るのに “虚” 』『 “虚” なのに在る 』みたいなもの凄く不思議な構造なのでその人全体、ひいては人生全体が他の人とは随分変わってきます。
何と言うか 中殺中の中殺 という感じ。
日干支自体に時間は普通に流れているけれど、空間がない。空間枠が無い。
算命学では普通両方をあるものとしてその両方をベースに世界や人間を捉え直すのですが、その片方が欠如している。なので、空間をベースとする形というものが綺麗に完成しづらいという特徴があります。
特にどういう部分でそれが顕著に表れるかというと、女性では結婚運・家庭運です。
日座中殺さんは 家族思いでとても家庭を大切にする のですが、その対象から配偶者が抜け落ちます。
子供は大事、親も兄弟も大事。
配偶者?ああ、そういえば・・?
といった感じでしょうか。
そして結婚運・家庭運で不完全性が現れるというのは男の子が出来た場合、子供の運と夫運がシーソーするということです。でも上で書いたように、子供は大事!子供と夫だと意識の比重は明らかに子供に傾きます。
その例に漏れず上で見たイーロン・マスク氏の母上、彼女も結婚生活9年くらいで離婚なさり、その後はシングルマザーとして子供3人を育てられた模様。
こうなると、家庭の形が完全ではないので、逆に生活が軌道に乗ります。
もちろん女手一つで子供3人育て上げるのは現実的に相当のご苦労があったはず。
が、ご自身の運と子供の運の発展を考えた時、その離婚は宿命と環境の一致という観点からプラスに成り得たというわけです。
また、日座中殺は実家を離れて養子に入るといいなんて言われますが
この方は南アフリカから子供を連れてカナダに移住されています。
これって運の動き、形としては、元居たところから全然違う環境に移るという意味で養子に入るに近いかな?と思ったり。
こういう特殊性の強い命式の場合は、“ 普通に・完全に ” から出来るだけ乖離した状態に突入していく方がいいです。
命式が特殊なのに皆と同じことしててもしょうがない。
命式が特殊だからこそ、価値観も意識の方向も、その現れとしての環境も生き方も特殊になって当たり前なのです。
逆にごく平均的・常識的な生き方をしていると、相当に苦しくなるのではと思われます。
で、特殊命式の人につい注目してしまう私はやはり甲戌の人も好きですね。
これまでに以下のような人を取り上げています:
ここ↓に出て来る森泉さんも甲戌、そして地支が全て戌で天印という個性の強い方ですね。
他には( 敬称略 )
- フランシス・コッポラ(映画監督)
- 周庭(香港活動家)
- 菊池桃子
- 許永中
- 石垣のり子(政治家)
- ブルース・リー
- 林志玲(台湾女優)
などがいらっしゃいます。
でも今まで相当な人数鑑定させていただいていますが、日座中殺の人って殆どいらっしゃいません。
これについてはまた次回。
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