この記事の続き。
もうお一方見つけた三柱異常干支仲間さんですが、Epoさんという日本の歌手。
私はこの方を存じ上げませんでしたが、この記事を読んであまりにも
ああ、私と同じ経験をしてきた人がここにもいる
というほどよく分かりすぎる内容だったので、命式を見せて頂いたというわけです。
辰巳天中殺なので生月中殺。
この記事を読んでまず一番に思ったのは
この方が良いご縁に恵まれてご結婚なさり、ご主人にもそのご両親にも本当の意味で大切にされ
自分を無理させることのない本当の幸せを掴まれて
本当に良かった~!
ということです。
ああよかった・・・・しみじみ
以下記事を一部抜粋:
物心ついた頃から母に怒られ、罵られるのが常でした。
身に覚えがないことでも「 あんたがやったでしょ 」と責め立てられる。
火のついた線香のお仕置きが待っていることもありました。
熱さと痛みに泣きながら「 私がやりました 」と言って、ようやく手に押し付けられた線香から解放されるのです。
母は「 あなたのためよ 」と言う。
親から拒絶されると生きていけない子どもは、理不尽だと思っていても受け入れざるをえない。
「 これはしつけなんだ 」と自分に言い聞かせながら、ただただ謝り続けていました。
3歳上の兄がいますが、母の攻撃対象はもっぱら私でした。
父に対しては複雑です。父は私に対し二つの顔をもっていました。
一つは私を愛しかわいがってくれるお父さんの顔。
ところが、母の前ではまったく違う。
母が「 この子がこんな悪いことをした 」とありもしないことを言うと
私の言い分を聞くことなく「 そうか 」と母と一緒になって私を責め立てる。
父と母の関係は共依存だったと知りました。
互いに相手を嫌いなのに、共通のテーマ――たとえば子どもを痛めつけることで結びつきを確認する。
犠牲になるのは、拠り所を失った子どもでした。
母は “ 女性性 ” を嫌悪し、私が女であることも気に入らなかったようです。
幼い頃から私の髪は男の子のように短く刈られ、鏡を見て髪をとかすだけで「 夜の女みたい 」と非難されました。
女であることが母を悲しませる――。
ここでも「 悪いのは私 」と自分を責めてしまうのです。
母は権威に弱く、医師や弁護士、学校の先生には目をキラキラさせてしまう人でした。
ヒット曲も続き、シンガー・ソングライターとして順調に歩んでいました。
そんななかでも、母の尋常ではない干渉は続いていたのです。
おかしいなと感じたのは、住んでいたマンションの管理人さんがたびたび部屋に入ってくることでした。
「 お風呂の点検 」「 修繕箇所の確認 」など理由はいろいろですが、合鍵を使って勝手に入ってきては家の中を見て歩く。
友人が来ているときは必ずやってきました。
あとで母が管理人にお金を渡し私のことを逐一報告するようにとスパイもどきのことをさせていたのだと知りました。
母自身も私の留守中に部屋に入り込み、チェックしていたようです。
玄関のチャイムが鳴り、出てみると包丁を握った母が切りつけてきたときは、本当に殺されると思いました。
これらは記事のごく一部ですが、めちゃくちゃ良く分かるんです。
目を血走らせながら『 何があってもコイツの幸せだけは叩き潰す!』という決意のもと
必死の全力で娘に喰らいついて、1%も余すところなく思い通りにコントロールしようとしてくる狂気の人。
本物の毒親というのは、子供のコントロールの仕方や台詞まで同じになるという共通点があります。
全く離れたところにいる無関係の毒親同士でも、です。
上の事例も( 線香で火傷させるといった身体的虐待を除いて )何もかも私の親と一致します。
私も30歳超えて紫のカラーが入ったサンダル、それもヒールなしのペタ靴を履いているのを
うわっ、紫・・売春婦みたい~(冷笑
と言われた記憶があります。
いやいや・・・売春婦はペタ靴なんか履かないと思うぞ
医者、弁護士、先生など権威あるものに弱いのも全く同じで、ことあるごとに
医者か弁護士になりなさい
イシャカベンゴシー イシャカベンゴシー イシャカベンゴシー
と呪文のように唱えていましたね。
そんなに好きなら人に期待せず自分でやればいいのですが、本人は何よりも努力が大嫌い。
楽な呪文だけで医者か弁護士の娘が手に入るなら、というわけです。
髪を伸ばすのも嫌がられたというのも同じ、娘が女の子っぽい恰好をするのも猛烈に嫌っていました。
父親の無気力まで同じ(笑
何があっても
(あーめんどくさー)
オカァサンノイウトーリニシナサーイ
オカァサンノイウトーリニシナサーイ
とこれまた毎度呪文のように繰り返し唱えるだけ。
毎度完全に思考停止で。
毎度死んだ魚の目で。
そして経済的に独立した後も、その干渉はとどまるところを知らずというところまで。
私は日本を出る前
たとえ北海道の最北端、沖縄の最南端に居を移したとしても
この人は絶対に執念で執拗に、一生涯私を追いかけて来てとことんまで潰しにかかって来る
と100%確信していました。
日本に居続ければEpoさんのようになっていたでしょう。
包丁を持った狂気の母親が目の前に現れるというのも完全な想定内、状況が手に取るように分かります。
狂気の人間なんてそんなものです。
そして文中のEpoさん状態で
現在進行形で毒親に寄生・依存され、生き血を吸われ続け
全力で起こって来そうな幸せを片っ端から叩き潰され
どうしていいか途方に暮れ、生きる気力も失っている人がたくさんいるもの知っています。
そういう人たちは本当に逃げ場がないんだよね。
それは表面上の現れ方が異なるだけで、モラハラ・DVの伴侶を持つ人も全く同じ。
でも逃げないと、大げさでなくこの先人生を食い潰されて終わるだけ。
そのジレンマで雁字搦めになっているのも分かる。
Epoさんのお話に戻りますが、この記事は5ページにまとめられていて、読者が読後に
ああ、この人幸せになってよかったな
といい気持ちを持てるように配慮されています。
綺麗にハッピーエンド。
でも本当はそんな生易しいものではないことも知っている。
あなたには迷惑ばかりかけられるので、縁を切ります
と娘に言われて
ああそうですか
と引き下がる親であれば、それは毒親ではないからです。
縁を切って母上がお亡くなりになるまで会わなかったとさらっと書かれてもいますが
これはもう100%間違いなく
猛烈に執拗で悪質で壮絶な追い込みをガンガンに掛けられて、それを頑張って振り切って振り切って・・
という長い過程があったはず。
そして母上がお亡くなりになった後も
結婚して幸せになりました
とさらっと書いてありますが、ここまで長期間に渡って真っ黒な攻撃を受け続けられてきたことを考えると
カウンセリングで楽になったとはいえ、様々なことがフラッシュバックして今でも苦しまれることは多いはず。
だからこそ、繰り返しになりますが
ご自身をそのまま大切にしてくれるご家族に恵まれて
本っ当~に良かったねー!!!!!!
うわーやったー!!!!!!(歓喜
と、同士解放!!を祝う気分で、ものすごい思うのです。
この方は時間はかかったけれども、今世で先祖に託されてきた『 家系における役目 』を果たされたのだと思います。
命式を見てもそう。
本当に大変だっただろうな・・・よく頑張ったな兄弟よ!
今後は幸せだけにまみれて生きるんだぞー!!
みたいな感じなのですよ。
冗談みたいですが真面目に。
こんな綺麗な人捕まえて兄弟!というのも変ですが。
長くなったのでEpoさん記事はここで終わります。
でもこの 拗れた家系の因縁 みたいなところについて、私は異常によく見えるし手に取るように分かるし
それを算命学で解釈していくというのが出来るので、今後これ系の記事をどんどん書いて行ければなぁと思っています。
なかなか書けないのは、これ系はエネルギーも時間も必要で現状難しいからなのです。
コメント
Epoさんの記事読んでました。日本在住なので。
お知らせしたい気持ちもあったけれど、
佳代さんに必要なタイミングでどこかでお目に留まるに違いないから、お節介はやめとこうと思いとどまりました。
化粧品の春のキャンペーンソングをやったり、『ひょうきん族』(テレビ番組)のエンディング曲に選ばれたり、才能溢れる第一線のシンガーソングライターでした。ショートヘアで、ポップな溌剌としたイメージでした。
こんな壮絶な生い立ち、半生と知ってとても驚きました。
お幸せになられて本当に本当によかったです。