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運命の法則に逆う経験

 

 人間というものは一度運命の法則に逆らって経験してみないと分からないというところがある。

それはいいが40代50代で逆らうのはやめた方が良い、せいぜい30代まで。

 

というのが算命学の見解。

運命の法則に逆らうというのはつまり、宿命からズレた生き方。そこがズレていてもまずは自分が進みたい道に全力でツッコんでいってもええよ、ということです。

 

まさにそうですよね。

やりたいことがあるならとことんやればいい。

とことんやれば、そしてそれが宿命からズレていれば必ず30歳あたりから

どうなのかな~これこっちで合っているのかな~?

大丈夫な気もするけど・・・でもなあ・・・

みたいな違和感となって現れてきます。

その『これは違う』の実感・経験ってとても大事。

 

とことんまでやれば、それがどういう感じだったか身をもって分かる。

その後方向転換するにしても、自分で納得して進んでいける。

最初から大正解なんて目指さなくとも大丈夫。というかそんなもの目指すな。

他人の言う大正解なんて全然あてにならないから。

 

すごい龍高的発言ですが、まさにこういう勢いは若い頃は必要ね。

 

問題は、そういうのをせずに自分の本心を押し殺して正解っぽい方に進んでしまう場合。

 

そうすると

どうもこっちじゃなくない?

となってきてもなかなか思い切って方向転換できない。

いよいよ方向転換しようかとなるころには40代、50代になっている。

 

思い切って本当にやりたいことをやるぞ~

となると、そこからようやく

宿命とズレた道に進む → 更に宿命に合う方向へ方向転換

みたいな遠回りの可能性も。

方向転換がつきものの、スピード感のある命式の人であれば構わない。

けれども1つのことをずーっと続けて、長い時間をかけてようやく人生が花開くよというタイプの人はしんどいかもね?というわけです。

 

だから若いうちに強い希望があるのなら、周りのウンタラは振り切って思い切ってやった方がいい。若い頃から算命学などで正解を見つけようとかしない方がいい。大真面目に。

どこぞのエライ人の発言なんぞより自分の感覚を信じて大事にして進めよ、自分の人生なんだから!と思う。

いくらでもやり直しができるのは若いうちの方が可能性は大きい。なので宿命とズレた生き方の経験も若いうちの方がいい。

 

更に言うと、のちの後悔。

何をしても後悔はつきものかも知れないけれど『本当にしたかったのにやらなかった後悔』ほど苦しいものはない。

 

ホントこれ。

 

そして後悔の念こそが、後世に残す因縁の欠片なのだから、自分だけでなく子孫のためにも悔いの少ない方を選ぶのは大事なのです。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

方向転換について思案する人(?)

Harlequin leaning, 1901 Picasso

 

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