算命学は
で、どうする?
の回答、それに対する姿勢次第で全く受ける印象が異なるものだと思う。
鑑定を受けた。
自分の持って生まれた宿命の内容、使い方が分かった。
さあその後どうする?
1、へぇ~そっか~ で終わる。
そして今までの生活を変化なく継続・・であれば算命学の印象も
うん、まあ面白かったけど?だからって別に。
でおしまい。
2、なるほどそうなのね、じゃやってみようかな!
となる人、そして実際に行動に移す人は少しずつでも確実に人生に変化が出てくる。そして時間が経てば経つほど
ちょっと算命学ってすごくない?もしかしてめっちゃ使える指針なのでは?
を実感することになる。
真の努力は己を知るものにしかできない
と高尾宗家も仰る通り、持って生まれた性質を分かった上でそれを使いこなすという努力(というと面倒臭そうだが本当のところは『楽しむ』という感じ)を続けるのが本当に生きるということ。
本来人は持って生まれた才能なんて分からない場合が多く、それをまずは探り当てるところからスタートしなくちゃいけない。そして『これかな?いや、あれかな?』とチャレンジする中でこれといったものを見つけ、更にそこから焦点を絞り具体的な道を決め・・・その上で本格的に努力し道を拓いて行く、という流れになる。
それが算命学を使うことで最初のフェーズ=『持って生まれた才能を探り当てる』をショートカットできる。
これが天からの恵みでなく、天からの助けでなく一体何だろう?
しかしそれが分かったとて、何もしなければ『へー』で終わってしまう。
だから持って生まれた星を生かす、エネルギーを燃やす、宿命を生きる。
そういうと
宿命を生きるってどうすれば分からないな・・
と思ってしまう人もいると思う。その理解は本当は難しくない。(難しいのは行動に移す方)。
たとえば11月3日生まれの人が鑑定に行くとすれば
あなたは現実的にしっかり生き延びるということ、日々の生活を確実なものとして実現して行くところに良さがあります。そこに新しいもの好きの性格を生かして自分の世界にどんどん知識や技術、未知の文化や風を取り込むことで知恵を付け、それを生かせばいいですよ。歴史ある古き良きものに馴染みがいいので、そういった世界に携わるのもいいですし、一つ始めたらあちこち方向を変えずずっと続けることで芽が出ます。人間関係もビジネスも同様に。
みたいなことを言われるかも知れない。
その時に
うわっ、なんかめっちゃ多い!なにそれどれからすればいいの!?
と焦ることだってあるでしょう。
全部一気に!と思わなくてもいいのです。
鑑定では恐らくどんな鑑定師さんでも
できる限りご本人の情報を沢山持って帰って貰おう、漏れがないように!
ときっちり伝えることを頑張るのではないかと思います。だって宿命のどの部分がご本人の心にヒットするか分からないから。
だからといって聞き手である皆さんは一気に全部成し遂げなくちゃ!!と思わなくていい。その必要はない。
その中から1つでも、たとえば上の例でいえば
歴史あるものに触れる・・・今までやってみなかったけど何か探してみよう
それだけでもいいのです。そしてそれを休み休みでも継続してみる。頭の隅っこに引っ掛けておいて、チャンスがあればそんなことに気を向けてみる。
そういうところから人生は変わって行くのです。
そういう風に自分で人生を変えていくきっかけになったり、その方向性を正しい方へ導く役割をするのが算命学。
聞いた内容全部やるのは難しいなと思ったら、その中で1つ気になったことや出来そうなことだけピックアップしてチャレンジしてみましょう。それだけで本当に人生は変わるから。
本日もお読みいただきありがとうございました。
河鍋暁斎だって主星調舒を生かしまくってこの激烈なセンスを実現。最高かよ。
河鍋暁斎作 暁斎楽画 第九 地獄太夫
そういうわけで算命学に『天からの啓示』的な何かを期待し、そのたった1.5時間程度で人生が激変!みたいなビックリどんでん返しを楽しみに来られる人はがっかりすると思います。算命学はそういうアトラクション的占いでも魔法のツールでもないからです。
そしてもし算命学がそういうアトラクション的占いや魔法のツールみたいなものであれば、私は算命学に興味を示さなかったでしょう。
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