この間行ったMischa Maisky/ミシャ・マイスキー氏のコンサートで頂いたポスター。
かっこ良くない!?
いやもうめっちゃ最高やん♪世の中にイケオジ多しと言えど(?)これを超える人はそうそういませんでしょう。
余計なものが写り込まないように撮ったのでこういう角度になっております。
さて。
『一家離散の形』というのがありましてね。
これはいくつか条件が揃うとその時期一家離散になりますよ、と説明されているもの。というかまあ総崩れになる時期。
これは私的に説明すると
確かに家族がこういう組み合わせで、後天運でこれとこれと・・(以下自粛)・・の条件が揃えば一家離散みたいなことが起こっても不思議ではないよね。でも運気的に激しいだけで、必ずしも現象化は一家離散に限定されるわけではなくもっと別の形、例えば金銭的に大事になるとか誰かが病気や怪我をするとか、そんなでもおかしくない。
という感じです。算命学ではこういう個別具体的な現象化について、100%予知できるとは思わない方が良い。
で。
これ何年も前に初めて調べた時も思ったのですが我が家族。我が実家家族ですよ。
上記の一家離散の形の条件に
家族内に宿命同士が互いに天剋地冲である組み合わせが存在する
というのが大前提としてあります。
それに関して言えば我が実家家族、家庭内天剋地冲のデパートともいうべき天剋地冲だらけの組み合わせ。一体いくつあるねん?状態。しかもその天剋地冲が全部異常干支ときたよ。どれだけ業が深いんだよ。どれだけ異常ファミリーなんだよ。アダムスファミリーかよ(というのも随分前の記事にも書いたことがあるなあ・・)。
こんなにスタイリッシュではない。
で、改めて家族分の命式を並べてよく見てみますと、以前は
天剋地冲だらけだねえ
とぼんやり思っていたのが
実は天剋地冲が私一人に集中砲火じゃないか!ナンダヨコレ・・・
というのが分かりましてね。
何故今まで気づかなかったかと言いますと、気付かないというよりも私にとってはあの家族はあまりに禍々しすぎて一切関与・感知したくない存在なのです。思い出したくもない。なのでそもそも命式を開くのもおぞましく、家族分命式を並べて見るなんてことは当然していなかったからです。
私と実母、両者三柱異常干支で私が三柱全て母に天剋地冲で剋される(という『そんなんあるの!?』という天文学的数値で有り得ない、稀すぎる組み合わせの)関係というのは今までにも書いて来ています。
が、私は他の3人とも天剋地冲の関係。
今回更によく見てみると、私以外の4人は互いに天剋地冲の関係がなかったのです。
やっぱそうか・・そうきたか・・・私一人に剋線あまりに多すぎでしょ。
算命学で見てもあからさますぎる搾取子の図!(※1)
スーパー集中爆撃待ったナシやないかい。
うん、まあそれはいいわ。
で、一家離散とか総崩れとかになる時期ですが、我が実家はこれだけ家庭内宿命同士天剋地冲がうじゃうじゃいる。ということはその総崩れのチャンス(チャンス言うな)も他のごく普通のご家庭に比べて周って来る確率がUPする。何なら1度と言わず何度でも~♪なわけです。
それをよく見てこれまでを思い返していると、確かに節目はあった。そして
その何度か廻って来る時期にさっさと離散しとけばよかったやん!
ととても思うのです。
あの家族は私が完全に気の狂った実母の怒りのぶつけ先として耐えに耐えていたからこそ、形だけはまあ空中分解しなかった。
離婚は失敗!離婚は恥~!と嬉々として声高にそういう人たちをボロクソに言う、体裁コキのあの2人に対する、体を張って子供時代を丸ごと捧げて成し遂げた私の大きすぎる親孝行ですよ。
憤怒と妬嫉、自己憐憫と異常なまでの自己評価の高さの塊となって負の “気” を私に思いのたけ20数年吐き散らし続けた母が、私がドイツに行って目の前からいなくなって収まったと思いますか?
まさか。
このすぐ左、見切れた部分に私がおります。
その矛先は父に向かいました。だって家に父しかいないのだもの。
父はよくメールに書いて送ってきていましたよ、妻の暴言があまりにも絶え間なく且つ酷過ぎるので、料理をしていてもその包丁で一思いに刺したくなる、全てを終わらせたくなる。その衝動を抑えるのに必死だ、このままでは何が起こるか分からない。静かで自由な老後を思い描いていたのにそれとは程遠い毎日を送っている、と。
本当に呆れますよね。
あなたはいい年をした大の男で、それに対処しようと思えば何でもできる。離婚でも別居でも何でも。
でも私は生まれた時からどんなに幼く無力でもその下劣な暴言に滅多切りにされ続けてきて、あなたはそれを常に見て見ぬフリ。全て分かった上で自分の都合のいいように家庭の大問題を幼い娘に丸投げして、自分は面倒だから全スルー。1度として私を守ってくれたことなどなかった。
なのにこの期に及んでその私にそんな泣き言を送りつけて来るのか
と思い返答は一切せず即ブロック、それ以降完全に連絡を絶ちました。
その後亡くなった時もコロナで帰国は出来なかったので、父と一瞬ですが触れあったのはこの時だけ。本体ではなく霊体のみ。
随分前、何十年も算命学を専門になさっている先生に命式をお見せして
私と母の両者ともに三柱異常干支で私が三柱全て一方的に天剋地冲で剋される形なのですが、一体何故こんなことになったと思われますか?
と尋ねたことがあります。前世でごーっつい悪いことしたしっぺ返しとか?と思っていたのですが
ご両親が結婚なさった時に愛がなかったのでしょう
実家から逃げたい、働きたくないから誰かに寄生したい(奇生という言葉は使われませんでしたが)
子供が出来ちゃったから、とかその辺りの現実逃避目的でなされた結婚なのだと思いますよ
とのお返事でした。
まさにその通り。全部コンプリートだわ。(※2)
スタートが不自然であれば、終わらせるべき時が人より早めに来ることがあってもいいと思う。世間体だけで中身地獄なのにズルズルと婚姻形態をキープすることを美だとは、私は決して思わない。立派でも何でもない、単なる怠惰。やはり離散すべき時、空中分解すべき時にしておくべきだったのだ。
離婚は失敗でも何でもない。人生の節目であり転換期というだけ。
離婚で自分を幸せに出来て、尚且つ家族にも社会にも結果的に貢献することに繋がるのであればそれ以上のことはありません。その離婚は大成功じゃないですか。
しょーもない見栄っ張りで、格好ばかりつけて世間体をキープする生き方は自分を殺す。そして自分が死にながら生きるということは、身近にいる家族・親族にも甚大な影響を及ぼす。せっせと家系のドブを濃くしてるんだよ。
よって引き際を見極めるというのはとても大切だなと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
本日から夏休み。
Summer has come in, 1902 by Herbert Arnould Olivier (British, 1861-1952)
(※1)
搾取子とは機能不全家族において親のストレスのはけ口にされる役割の子どものことで、具体的には
- 欲しいものを買ってもらえない、自分のものでも選択権は皆無
- 暴力・暴言を受け続ける毎日
- 面倒な家事は丸投げされる
- 愛玩子が悪いことをしても搾取子のせいにされる
- 自分のことに関しても自由な決断は許されない、人権なし
- どれだけ理不尽なことを山のように押し付けられても『ありがとう』と感謝しつつニッコリ笑いながらこなさなければならない奴隷である
などが挙げられます。
一方、愛玩子とは可愛がられ、親が対外的に自慢したり見せびらかしたりするための存在、つまりペットのような役割です。
(※2)同じような動機で結婚なさったからと言って必ずしもそうなるわけではありません。家庭内で宿命天剋地冲同士の組み合わせなんて1つや2つあっても特別なことではない。なので心配なさらないで下さいね。ただ私の実家の場合はいくら何でも特殊過ぎ、業が深すぎでしょ・・という話です。
コメント
初めまして。ご両親のお話を読んでいて思ったのですが、もしかしたらお母さんは自己愛性パーソナリティ障害者、お父さんはEnabler(すみません、日本語で何て言うのかわかりません)、佳代さんはスケープゴート(ご兄弟はゴールデンチャイルド)なのではないでしょうか。もう既に知っていたらすみません。身近に同じような境遇の人がいるので、被って見えてしまいました…
また、イスラエルとの縁(?)等から、佳代さんはスター・シードだろうと、勝手に思ってます(笑
まさにそれです。自己愛性だけでなくADHDとかADSとかだったかな?詳しくはないのですがネット上のチェックリストみたいなので見るとど真ん中なのです>我が実母。
その家族内での役割もまさにそれですよ。スターシードとゴールデンチャイルドは存じ上げないのでちょっと分からないですが・・・
まあいずれにせよ私の今世での最大の役割はドブ掃除祭主任なのでやるしかないという感じですね。
何かから逃げるための結婚というのはあとでしっぺ返しを受けるはめになっているように感じます。あと、搾取子より愛玩子の方が見るに耐えない末路を辿っているような気がしてなりません。搾取子が毒をぶつけられたのに対し、愛玩子は毒を注ぎこまれた感があります。私見ですが愛玩子は幼く弱い印象があります。
愛玩子も苦しいですよね、それは本当に思います。
ベクトルが180度反対向いた、親からの執着なので被害の度合いは搾取子も愛玩子も同じなのでしょうね。