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池袋暴走事故遺族、松永さんのお話:街録ch

 

(本日は算命学無関係です。)

 

私の好きな街録ch。

今回はご覧の通り池袋での車暴走事件で妻子を亡くされた遺族の男性のお話でした。これは出来るだけ多くの方の目に留まるべきだと思いますので、こちらに貼らせて頂きます。

 

私はドイツにいますのでこの事件がどんな風に日本で報道され、どれくらいの認知度があるかなどさっぱり分かりませんが、当時Twitterに事故の情報が流れてきたのを覚えています。

事故が報道される時には最低限しか伝えられることはなく、なかなかその裏にどんな人間模様、ストーリーがあるかまで思いを馳せる人はいないでしょう。

 

ここではご本人の生い立ちや奥様との出会い、その後の幸せな日々と将来に向けて家族で思い描いていた夢だけでなく、事故後どのように世界が変わり、加害者に対してはどんな思いを抱かれていて、そして家族の死を無駄にしないために交通事故を1件でも減らすべく活動なさっていること、そしてもちろん事故遺族をどう支えていけるかという活動にもつなげられているお話がなされます。

 

しかし撥ねられた母子の自転車が真っ二つに折れていたことや衝突の勢いが強すぎて奥様は信号機の高さまで、そして距離にして50mも跳ね飛ばされたこと、警察には損壊が酷いので亡くなられたお二人のお顔は見ない方が良いといわれたことなど・・体が震えるほど悲しくあまりにつらすぎて、子供を迎えに行く電車の中でボロボロ泣いてしまいました。

 

そんな中でもご本人は加害者を恨むことなく、感情的にキツイ言葉を使うこともなく

 

僕は今目標があって

あの日仕事から帰って来て真菜と莉子にただいまって言えなかった

2人に直接ただいまって一生言えない

だけど命が終わる時に、2人が迎えに来てくれた時に

『ただいま、お父さんは頑張って生きたよ、2人の命を無駄にしなかったよ』とそう言いたいから

多くの人に交通事故の現実を伝えて

加害者にも、被害者にも、遺族にも誰もが成らない社会に少しでも近づいて行けば

2人の命を無駄にしなかったよって胸を張って言えるかなと

だから活動は続けていきたいと思っている

 

途中からまるでものすごい徳を積んだ高僧のお話を聞いているのだろうか?と、高僧の生き様を見せられているような気になりました。私がこの方の立場に立った時、こんなに気丈に真っ直ぐ現実に立ち向かえるだろうか。尊敬の念しかありません。

 

この方が1日も早く心が掻き毟られるような苦しみから遠ざかり、心の平穏を取り戻して、誰に何といわれようとお腹の底から大きく笑って幸せに生きられる日常を取り戻されますように。私だけでなく日本中に、一歩外に出れば真菜さんと莉子さんを思い出し、交通事故に気を付けようと思う人は大勢いるでしょう。また、この方の味方だよ!と思っている人も無数にいるはずです。心から応援しています、そしてお二人のご冥福を改めて心からお祈り申し上げます。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

しかしこういうインタビューを出せるのが街録chの良さ、強味、真骨頂だと思う。ホントすごいわ。

 

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