私は物心ついた頃から『 この世に生まれる前の世界 』についての記憶がちょっとだけあります。その後もあっち側に何度か繋がり(注:向こうがこちらに勝手に繋がってくるのであって私からは無理)情報の凝縮パックを投下され、それが必要に応じて徐々に解凍されていくので自分の中に情報が少しずつ増えて行っているといった不思議なところがあります。
その辺りをちょこちょここれ以降
こちらでお伝えしていっているわけです。
で、前から思っていたのですが。
こういう記憶があったり繋がった経験がある人はまあ稀だと思う。ほとんどの人はこの世のルールに則ってそんな記憶は綺麗さっぱり消え去った状態で生きているし、死んでしまえば雲散霧消、完全に無になりますと思っている人が多いはず。それがスタンダードではないかな。
そういうごく普通な状態だと、算命学で天馳星について学ぶ時、いくら説明を読んでも本当のところは一体何言ってるか分からないんじゃないだろうか。感覚で掴めないといいますか。
天馳星は以下の図をご覧いただくと分かりやすいかと思いますが十二大従星の一つです。十二大従星とは(これがまた本当に原語に直し辛く皆色々な言い方をされているけれど、私なりの言い方をすると)自分の “ 気 ” の在り方が輪廻転生一周の中でどの辺に位置するか、を示しています。
そして天馳星というと、死後 “ 完全にあの世に行き着いた状態、あの世ど真ん中にある状態 ” を表します。
ということはこの世とは正反対どころか、全く異質な世界の “ 気 ” を引きずってこの世に生きているわけです。
じゃあ あの世の感覚 ってどんなだよ?というと
- 時間がない
- 空間もない
- 100%思いの世界
- なので 思う=即実現 の世界
- よって 本音と建て前みたいなのが苦手、というか意味が分からない
(だって向こうの世界では全てがツーカーだから)
ざっくりこういう感じです。
(もちろんこの世では天馳星があっても、他に持ち合わせる星によって現実感覚・この世的感覚は補われますし、ちゃんと教育を通じてこの世で生きて行けるようにはなるので、天馳星持ちさんは心配しなくても大丈夫です。)
なので天馳星のある人は
- 思い立ったが吉日的なところがあったり
- 計画を立てて段階的現実的に事を進めていくのが苦手だったり
(例:始めたら一気に仕上げようとするなど) - 何故皆と時間を合わせてやらなくちゃいけないのか意味不明だったり
- 全く悪気なく歯に衣着せずモノ申してしまったり
みたいなところがあるのですよね。
これ1度でもあの世と繋がったことがある人は、その経験というのはあまりにもこの世の常識では考えられないような異質且つ強烈にクリアなものなので絶対に忘れることはなく、従って天馳星の性質もめちゃくちゃよく分かるものです。
逆に繋がったことがない人は天馳星の理解に上の話を付け加えて頂けるともしかして分かりやすくなるかも?と思って書いてみました。
“ セラピスト ” を描いたベルギーの画家、ルネ・マグリット氏も壮年期天馳星。不思議な作品を数多く残しています。
本日もお読みいただきありがとうございました。
◆ 参考までに: 例えば以下の方々は天馳星2つ持ちさんですね。
コメント
こんにちは。
友達が天馳星持ちで極身弱なんです。
私は感覚的にあの世と繋がったことがないけど様々な勉強や現実での体験を通してあの世的感覚を“思い出しつつある”感じです。
で、友達スピリチュアル嫌いなんですが言ってることやってることがわりとスピリチュアルそのもので私と話が合うのです(笑)
この世にえせスピリチュアルが多いから本当にわかる人からしたらえせスピリチュアル集団の意味がわからないのだろうし、
現実的な星をお持ちの人達からしたら胡散臭いものなのだろうなというのが率直な感想です。
スピリチュアルという言葉自体にアレルギーを持ってる方も多くて、
んーでも言葉は完璧でないのになぁ。どう表現しようかなぁと思うことも多いです。
これからも更新を楽しみにしています。
佳代さん、ご家族様もお体に気を付けて日々をお過ごし下さいね。
私もいわゆるスピリチュアルという界隈はタッチしないようにしているくらい苦手感があります。なので私の知識は100%独自のものなのですが、そのお友達もそういう感じなのだろうなと推察されます。
そしてそういう感覚を持つ人は「さあ皆さん!笑」みたいに大々的に派手に活動とはならないと思うのですよね。
当方の身内にまでお優しいコメントをどうもありがとうございます。