前回の記事も現在書きかけ、以下の記事も時間およびエネルギー不足で書き始めて中断。昨晩はこれ以上動けなくなり19時に寝て22時に起きました。何の冗談でしょうか。これは昼寝でしょうか?
なかなかコンスタントに記事が書けず辛いですわ。私も毎日書きたいんやー!笑
でもいつかはそんな日が必ず来るので、それまでは途切れ途切れでも続けていこうと思います。
さて前回の続きの記事を書きかけなのですが、これが面白かったのでちょっとこちらを先に。
セオドア・コンラッドが現金21万5千ドル―現在の160万ドル(約1億8300万円に相当)を懐に姿を消してから1年が経っていた。その日は金曜日で、コンラッドは出納係として働いていたクリーブランドのSociety National Bankに出勤した。終業の時金庫からお金を出して紙袋に入れ立ち去った。
事件の1年前、コンラッドはスティーブ・マックィーンの1968年の映画「The Thomas Crown Affair」(邦題「華麗なる賭け」)に心を奪われていた。時間をもてあましていた億万長者が気晴らしに銀行強盗を働く映画だ。USMSによるとコンラッドは友人に銀行強盗を計画していることを話し、それがいかに簡単かを自慢していた。
こんなの見たら、その時の後天運はどうだったの!?が気になりますよね。なるんですよ、フフフ・・・
彼の命式はこれなのですが
大金せしめて逃亡した1969年は大運が己巳、年運が己酉なので年干支と日干支が三合会局。しかも年干支の方は天干全部己(つちのと)となるパターンですよね。これはすごい・・・三合会局の強烈バージョン。
しかも宿命に冲動が2つ出ているので、一気に拡大して結果が出てあっという間に崩れたり消えたりするという組み合わせ。
最近類似例を書きましたなあ:
でもこの銀行強盗さんの場合は上の記事のパターンのもっと濃い強烈な組み合わせと見て頂いていいです。
それにしても半会や三合会局は重なると空中分解すると言われます。一気に大きく現実化してそれが行き過ぎるから。そして実際にそういう例は多い。つまりそれだけでも空中分解に繋がる可能性が大きいのに、更に冲動で思いっきり足払いされるので、パッと離れたり消えたり真反対に方向転換したり・・・
飄々と大金を懐に入れて高跳びし、姿も名前も変え完全に元の自分を消し去り突然別人として生き始める。
そんな裏技があったか!! ←やめなさい
いやいや、そんな風に宿命と後天運の組み合わせを消化する人もいるのか~!と純粋に感心しちゃいましたね。もちろん犯罪は犯罪でダメなものは駄目ですよ。ただ、算命学的に見るとなるほど、と見入ってしまう見事さと言いますか・・
その手があったか・・・! ←だからヤメロ
コンラッドは盗みを働いた後最終的には1970年にマサチューセッツに行き、そこで妻と娘と一緒にしっかりとした暮らしを築いた。彼はゴルフのプロであり高級車のディーラーとして40年間働き、「NCIS」( 訳注=米のテレビで長く続く人気の犯罪捜査ドラマ)など警察モノのテレビ番組を楽しんでいた。
地域社会では警察官や司法当局者にとても好かれていた。
「 たぶんそのことがこれまで彼を捕まえられなかった理由だ。彼は法を順守する市民だったし、当局には指紋記録がなかったからだ 」とエリオットは言う。
この方、銀行強盗を悔いた手紙を友人に出しているのですよね。そりゃあ悪いことして、元の自分を消して別人として暮らすなんて普通は良心が痛みますし、たとえ当時2億円弱といえ全然割に合わないじゃないですか。だからこそ模範市民として心を入れ替えて生き直したのでしょうね。
なんだかこの辺も、宿命2重冲動が人生でこう使われるのか~としみじみ考えてしまうところです。
人間歳を取るとその人となりが顔に表れるものですが、この写真見るとなんかイイ人そうやもんね。
でも2014年にはどうも破産したらしい。なんでやねん・・と思いつつも、丑遥巳禄格に始まって丑遥巳禄格で尽きるお金の流れと言いましょうか。財星ないもんなあ、財に無頓着 or 執着大かどちらかになるもんなあ。
そしてこの方先ほども書きましたが、辛丑の人で月干支辛丑で冲動2つ。
てことは今ご存命であれば今年(=辛丑の年)は大変だったろうねえ
なんて思っていたら、何と今年の5月にお亡くなりでした。
でも大変だったに違いないし犯罪者ではありますが、本当にスティーブ・マックイーンの映画みたいな人生を生きていてちょっと面白いなと思ったお話でした。
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