アンゲラ・メルケル首相の引退セレモニーがありました。
そこではドイツ連邦国防軍の演奏部隊がメルケル元首相のリクエストに応えてお別れの演奏をしたのですが、そのリクエストがニナ・ハーゲン。
ふーん、ニナ・ハーゲン・・・
ええっ!?ニナ・ハーゲン!?
ってなりますよ。
ニナさん:
メルケルさんのイメージと繋がらないのだけど!?笑
( 私は彼女の音楽は聞いたことがありません )
でも若い時は普通に可愛い。同一人物とは思えない風貌の変化ですね・・
歴代首相ではヘルムート・コール氏がルートウィヒ・ベートーベンの「歓喜の歌」を
ゲアハルト・シュレーダー氏がフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」を選んだが
メルケル首相は東ドイツのポップソング、ニナ・ハーゲンの「 Du hast den Farbfilm vergessen(カラーフィルムを忘れたのね)」を選んだ。
記者会見でこの選曲について聞かれると、共産主義の東ドイツで過ごした若い頃に聴いた思い出の曲だと説明。「この曲は私の青春のハイライトだった」と語り「この曲も東ドイツで生まれ、偶然にもかつて私の選挙区だった地域で今でも流れている。だから全てが今日に合っている」と語った。
ニナ・ハーゲンさんもこの曲を出した当時まさか自国を16年間も統治することになる未来のスーパー首相に、自分の音楽が名指しで引退セレモニーに希望されるとは思わなかったでしょう。
しかもそれがドイツ連邦国防軍の鼓笛隊に演奏され、その指揮者の動きがこれですよ(笑笑
Hoch die Hände Wochenende.#Zapfenstreich #Merkel pic.twitter.com/iayB2lZ9fj
— Freund der Sonne (@AKloxin) December 2, 2021
(これは本番ではなく練習風景)
いやいや、今の動きなに!?笑
と思って見てたら案の定皆そこに注目していて、ネット上で大喜利みたいになってました。
上のツイートの投稿者は『 週末万歳 』と書いています。
それよりもセレモニーでは軍隊の行進があったのですが、制服がなんともセンス良くお洒落で美しく、感心して何度も見入ってしまいました。
Das war‘s . #Zapfenstreich für #Merkel @RND_de pic.twitter.com/KUottZRm3D
— Kristina Dunz (@WaltrautDunz) December 2, 2021
ちなみにこの鼓笛隊
夫の時代には徴兵制もしくは国家奉仕労働の義務があったので、夫はこの鼓笛隊に応募したらしいのです。しかし
身長が2㎝足りへんかったんや・・・
と昨日これを見ながら、心なしか黄昏れているようでした(笑 ←ワロタらあかん
やっぱりこういうセレモニーのようなハレの舞台で軍を代表するメンバーとなるので、全体として美しく強そうでカッコよく威風堂々たる存在感がなければならないため、演奏者も皆 身長が180㎝ないといけない のですって!!
まぁドイツ人男性の平均身長が182㎝なのでこの数値は妥当なのでしょう。日本の自衛隊の音楽部隊にも最低身長条件ってあるのかしら。
それにしてもアンジー引退後のドイツはどうなるのでしょうね。もう既にアンジーがいなくて心もとないアンジーファンのわたくしです。
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