算命学でいう調候の守護神について書こう。
守護神、あったら嬉しい感じしますよね?だって字面が『 守護神 』ですよ。実際守護神がある人は色々守りが入るとされます。
しかし。
だからと言って守護神が
- ああるからええですなぁ♪
- ないんですか、あっそう。残念ねぇ・・・
守護神のある時~♪
ない時・・・
ある時~♪
ない時・・
友情出演こちら、およびご覧のスポンサーでお送りいたしました。
ってわけじゃないのですよ、全然違う。間違ったイメージ持たないで下さいね!
( いうわりには図まで載せて紛らわしい、しかし551はなかなか美味しいよ関西来たら一度は食べてね ←うるさい )
この守護神というのは、心が現実にも精神にも偏らずバランスを取るのを助けてくれる十干。
図にすれば
赤い縦線がばたーんばたーんとあっちゃこっちゃ傾いたり倒れたりしないようにしてくれる存在。
守護神がないからといってがっかりしている人もいるでしょうが、この守護神がないということはただ心のバランスが取れないというだけなのです。by 高尾宗家
まあそうしょんぼりしなさんなって。
人間というのは精神と現実のバランスが取れているのが理想だというだけであって、ある事柄に対してはバランスが取れていない方が逞しいことがあるわけです。
いつも申し上げている通り、命式に良い悪いはありません。どの命式にもこの世での役割があるからこそその星並びなわけで、どの人にも適材適所がある。つまり守護神の有無によって生きるフィールド、活躍の場が変わって来るというだけです。
なので守護神がなくてもちゃんと自分に合った場で活躍して生きている人はこうなりますし
守護神があっても宿命に合わない頓珍漢な生き方をしていればこうなるわけです(笑
たとえば私は守護神透干の命式なのですが、陽占を見ると[ 牽牛星+天報星 ]が2つあります。
あちこち場所を変えるという形で変転変化を強く欲しますので、一つのところにじっとしていられない。なのでしょっちゅう旅に出ます。
また東に調舒星があるので、それらを見て
そっか!あちこち動き回りながら社会に向けて何かを伝達するのが向いてるから、戦場のカメラマンなんかええやん!写真も好きやし♪
などと思い実行になんか移したら、まぁあっという間に淘汰されるでしょう。それは私の生きる場ではない、宿命に沿わない世界だからです。
つまり守護神というとその字面から何をやってもバックアップしてもらえる、助けてもらえる、うふふ~人生順風満帆で楽々~♪といったようなイメージを持たれがちですが全くそうではないということ。好き放題放蕩してるのに、お金が無くなれば家賃の支払いのために天からお金が降って来るとか、体に悪いものをバランス悪くドカ食いし続けているのに守護神があるから健康でモデル体型よ♪みたいなことはないわけです。
まぁこの辺までは高尾宗家の教科書にもありますね。
じゃあ守護神があったらどんな感じなのか?について次回書きたいと思います。
Sirin und Alkonost (Vögel der Freude und Sorge、歓喜の鳥と不安の鳥) by Viktor Mikhaylovich Vasnetsov
守護神ない時←・→守護神ある時 ではありませんのでくれぐれもご注意を。
こちらにつづく:
余談:
ちなみにオバマ大統領は守護神が透干はしていないけれど、蔵干二十八元にちゃんと存在していますよ。第一も第二もね。
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