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カーペンターズのカレン・カーペンターさん、彼女も毒親の犠牲者だった

 

最近子供たちがシュレック2を観ていまして

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この中でカーペンターズのこの曲が流れるんですよ。

私はポピュラー音楽は一切聴かないのですが、彼女の声はハッとするほど気を惹かれるものがあります。

いいですよね、カーペンターズ。私は好きです。

 

で、命式を見ると 丙(ひのえ)の人で鳳閣星が定位置。

そりゃもう歌でも何でも、周りへの伝わり方が違うわけですよ。

ドストレートにスパーンと放射する感じ。

 

でもそういえば彼女って拒食症で亡くなったので有名だよね?

と思って調べてみましたらば

 

https://www.elle.com/jp/culture/celebphotos/g26463935/carpenters-karen-carpenter-story-as-a-working-woman-190315/

 

彼女もまた猛毒母の餌食だった・・・

 

以下、上の記事の解釈があまりにも間違っているので訂正しつつ部分的に抜粋:

彼女が唯一本気になれたのがハイスクールのマーチングバンドで出合ったドラム

しかしドラムを担当する女性など当時は数少なく「 女のやることじゃない 」と両親は反対。

その両親を説得して兄のバンドのドラマーに就任したのが、彼女のキャリアのスタートだった。

→ 子供の意志より世間体の方が大切。

 

妹の才能を知っていた兄が披露させた天性の歌声は比類のないもので、レコード会社はリチャードなしでカレンとだけ契約を結ぼうとした。

でもリチャードの才能しか信じていなかった母親はここでも反対する。

母アギネスは「 女は主婦としての能力があって一人前 」と考えていた。

息子のためならLAに一家で引っ越しすらする一方で、自分が一度過小評価した人間(=カレン)の価値が上がることは認められない。

知らず知らずのうちに才能を潰してしまう多くの人たち同様、お転婆で男勝りな娘がドラムを始める時も、歌手デビューするチャンスにも立ちはだかった。

→ 違う。違う。全然違う。

この母親は知らず知らずのうちに才能を潰したのではなく、100%確信した上で明確な意思を持って娘の才能を叩き潰しにかかっています。

 

母親はこの後一生涯、カレンが類まれな才能を持っていることを認めなかった。

カレンは生涯その声の価値を低く見積もっていたところがあり、謙遜してこう表現したという。

「 私は、ただ口を開いて歌っているだけ 」。

→ 母親に1度として『 あなたはそのままでいいよ 』とその価値を認められなかったから。

だから謙遜ではないよ。

謙遜とは自分のレベルを正しく認識した上で、それより低く自分を提示すること。

彼女は本気で自分は大したことがないと思っている。

 

日本ツアーを終えて兄妹が建ててあげた両親の家を訪れると、カレンがわざわざ買ってきた着物を母は興味なさげに早々に片付け、新居の案内を始めた。

母はカレンを蔑ろにする癖を止めることができなかった。

当時ほぼ男性しかおらず、めったにいなかった女性のドラマーとして表舞台に立つ娘の行動は許せなかったのだ。

→ これも 典型的な毒親しぐさ なんですよ。

とことんまで尽くさせても感謝どころか、ゴミみたいな扱いしかしない。

子供を下に見てそう扱うことで自分の立場を安定させようとする。

そんな風にしか自己存在価値を見出せそうなチャンスがないから。

だから子供を一人の人として見ることが出来ないし、気になるのは『 周りは娘を通して自分をどう評価するか 』だけ。

 

発散されることのないストレスと栄養不足から、ついに体は限界を迎える。

コンサート中の舞台の上でカレンは意識を失い卒倒。

続いて197811月に倒れたリチャード。

過労から睡眠障害に陥っていた彼は、睡眠薬中毒になっていた。

→ 毒親は娘をゴミ扱いし息子は異様に引き立てる。これも 毒親しぐさ。

そんな不自然な環境が息子にいい影響を与えることはない。

必ず現象としてその反動が出て来る。

 

離婚歴があり自分と9歳しか違わない連れ子もいる年の離れた不動産実業家トム・バリスと電撃結婚する。

その結婚もわずか1年強で破綻。

両親の訓えから専業主婦願望を持っていたカレンだったが、スーパースターを求める周囲はそれを許さなかった。

→ 専業主婦願望というのも正確には違う。心から専業主婦になりたい、と思ったわけではなく

本当のところは『 専業主婦になれば母親にやっと愛されるかも知れない 』から。

周囲がそれを許さなかったのではないよ。

自分の意見を持っても許されるほど自分に価値があるとは到底思えなかったから

親の元で自己価値を育ててもらえなかったから

いつも自分を周りより何段も低い位置に置いて認識していたから

周りの言われるがままにしないと、誰からも捨てられてしまうと思ったから。

それほどまでに自信がないから。

 

コンサートで忙しく飛び回る間は夫にほぼ会えない生活。

そんな生活から抜け出すべく出産を望んでいたが、トムはなんとパイプカットをしていたためそもそも子供ができない体だったことが判明。

しかも散財を繰り返した夫のトムは妻から金を借りる日々。

その額は現在の価値にして1500万円。

夫のために食事を作って待っている生活を望んでいた彼女に夫が働き続けることを希望したのにはそういった背景があった。

彼女の資産を巡る吝嗇の夫との争いを経て、拒食症は加速。

→ これは天貴星複数持ちさんに出がちな陰転パターン。

( 注:天貴星複数持ちだと必ずこうなるとは全く言っていません )

こう陰転しないために、算命学では解決法を提示できるのです。

 

ようやく家族は心理的障害を専門とする博士に相談。

すると博士は何事も自分の意志が通らないカレンにとって唯一自分の思い通りになる体重に固執していることを指摘。

→ 博士偉い!さすが!その通りよ!

 

博士はカレンの決定を尊重すること、そして何より期待したことをカレンがやらなかったとしても愛していることを示すことが重要だと伝える。

しかし無駄だった。

両親は治療を拒否。

彼女の従順さ、世間の言う正しい女性像に価値を見出してきた家族にとって

特に母親にとっては「 自由に生きても愛している 」と伝えることは、自分の子育て自体を否定する行為だったからだ。

→ 母親は娘を全く人として見ていない。

父親は死んだ魚の目をしたただの空気であり

母娘間の面倒に巻き込まれるくらいなら、今まで通り弱い娘の口封じさえしてりゃいいわ、くらいにしか思っていない。

母親は「 自分の子育てが否定されるから 」治療を拒否したわけではない。

全くそれ以前のレベルの話。

娘とは自分の価値を上げるべき人生のアイテムであり都合のいい奴隷

自分が娘のおかげで世間から賞賛されないならば、そんなもの存在する価値なんて全くない。

その程度のモノでしかない。

アイテム・奴隷の分際で自由に生きる?何をクソ生意気な、身の程を知れ!

娘に人権を与え、人格を認め、自由に生きることを許すくらいなら、いっそこのまま病気が悪化して死んでくれた方がマシだわ!

というのが母親の本当の気持ち。

 

なんとか生きられるまでに回復したカレンは実家に引き取られる。

→ 大失態。ここが大きな分岐点だった。

 

 

家族で退院を祝い仕事も順調にこなし始め、実家で過ごした久しぶりの家族団らん。

食卓に出てきたものは兄リチャードの好物。

家族のため必死で少しずつ食事を口に運んだカレンは、母の足元に頽れこう懇願したという。

「 私のママになってよ 」。

→  死ぬ直前にまで自分を追い込んで母親の気を引こうとしている娘をまともに見ようともせず、相変わらずのゴミ扱い。

娘の退院祝いなのに娘は無視、息子の気を引くために息子の好物を出すこの無神経さ、これも 典型的な毒親しぐさ。

この期に及んでまだあからさまに子供間で差別し、娘を足蹴にし、それを通じて自分の立場を安定させようとする。

そんな風にしか自己存在価値を見出せない、そこに依存してしまっている母親。

 

長年の摂食障害と体を酷使したエクササイズによりボロボロになっていたカレンの心臓は限界に達し

198324日わずか32歳の若さでこの世を去る。

歴史に名を遺すシンガーは最後まで周囲の都合と母親の期待に引き裂かれた。

→ 先ほどと同じ、彼女が命を落としたことと周囲の都合は実は関係ない。

全て親が元凶。

 

カレンの死後15年を経て日本では東電OL殺人事件が起こる。

望まれる女性像と活躍する女性像の狭間で唯一コントロールできる身体を消費するように死んでいった彼女たちから、まだ世界は学んでいない。

→ 違う。

学んでいないのは世界もだけど、この記者も全然本質が見えてない。

それはある意味喜ばしいことなんだよ。

何故なら、この記者は少なくともある程度まともな親に育てられたということだから。

同じような猛毒親の元で子供時代を送っていないと、こういうケースの本質は絶対に見えない。

そしてそんなものは見えない方が良い。

そんな経験している人は1人でも少ない方が良いに決まってるから。

 

けれども一方で、全然ダメだとも思う。

世界の理解がこの記事のような表面を撫でるだけの解釈で止まっていては、被害者は救われないから。

そして被害は拡大再生産される一方だから。

 

毒親とそれによる子供の被害、そこから派生する人間関係の害悪といったテーマについて

この世の中はとんでもない発展途上レベルだと、いつも思う。

本当にそんな大事なことが見えないの??と思うことが多すぎる。

 

そして毒親の犠牲で彼女のように命を燃やし尽くしてしまう人は少なくない。

たとえそのように見えなくとも、そういう人はたくさんいる。

毒親に人生を食い尽くされて亡くなっていく人

亡くなりはしないけれど、瀕死状態で生きるのがやっとな人

自暴自棄になって周りに向けて爆発してしまう人(例:秋葉原通り魔事件)

外向けには完璧にいい人を演じながら、家では自分の親に輪をかけた毒親になって子供の人生を食い潰そうとする人

いずれも家系の因縁を断ち切ることが出来なかったパターン。

これはとてもとてもとても難題なので、クリアできる人は少ない。

少なくとも今の時代は、社会に理解がなく大きな逆風として毒親と一緒になって覆い被さって来るので、本当に難しい。

だからこそ、昨日のEpoさんの記事を読んで私は

ここにクリアした人がいる!すごい!

と嬉しくなったのです。

三柱異常干支仲間を3人発見(その2)Epoさん
この記事の続き。 もうお一方見つけた三柱異常干支仲間さんですが、Epoさんという日本の歌手。 私はこの方を存じ上げませんでしたが、この記事を読んであまりにも ああ、私と同じ経験をしてきた人がここにもいる というほどよく分かりすぎる内容だった...

 

カレンさんも、母親にもう少し余裕があれば今も生きていて、きっと素敵に歌ってらしたのかな?なんて思いますね。

 

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コメント

  1. 母親は祖父から兄妹差別を受けて育ち、私は母親から兄弟差別を受けた。なので私は子育てに余り関与せず妻任せだった。お陰様で差別の連鎖は終わりそうです。記事のカレンの母と同様にうちの母も私の欠点を探すのが大好きでしたね。

    • コメントありがとうございます。そしてお返事遅れてすみません。
      兄弟間差別、本当に禍根を残しますよね。でもカーペンターズのファンさんのところは連鎖が終わりそうとのこと、本当に良かったです。

  2. うちの母親にとって、弟妹は可愛いがられてたけど、私は搾取子だった。
    両親にいくらお金を渡しても、感謝されるどころか それが当たり前な上に、私に「これだけやってるのに…」て言わせないように凄い圧力かけてきた。父親も全く頼りにならなかったし、弟妹にまでバカにされてた(^^;

    • 兄弟間差別は毒親あるあるですね。父親が存在するのに完全に不在状態みたいなのも同じく。しんどいですよね。

  3. カーペンターズをリアルタイムに知っている世代の端くれです。
    当時死因が拒食症と聞き「あぁ、母原病みたいな感じなんだろな」と思い胸が痛みました。
    後に母親の仕打ち(の一部)を知ったときは絶句したものです。

    今、日本に天才的なドラマーの女の子がいます。よよかちゃん、11歳。
    1歳 のとき自らドラムに這っていったので、親御さんがスティックを持たせてみたところ、ドラムを叩いた!それからドラムに没頭!
    譜面読めないから、独学、完全耳コピです。
    5歳のときには既に超一流の腕前で、YouTubeを通して国際的に知られるように!
    大物ミュージシャンとの共演を果たすなど音楽活動をしつつ、ライブより「学芸会の方が緊張する」(笑) 小学校生活も送ってます。
    彼女のホームは、親御さんとの家族バンドなんですよ(涙)。

    カレンの生まれ変わりなんじゃないかな…って。
    女の子もドラムを思い切り叩く、そのために生まれ変わったんじゃないかなって。
    勝手な妄想しています。

  4. 毒親体験はないですが、身近な人にこの人は家庭で毒親なんじゃないかな?と感じる方がいます。子供の手柄はかっちり自分のものにする、他の大人と接触させたがらない、子供の心に自分が一番大きく存在しなければ気が済まない、子供を支配しようとする、少しでも子供が他の大人に心動かされそうになると、全力で子供をいびり倒し阻止する、かといって自分より子供が好かれたり脚光を浴びることは許さない、あくまでも子供の優秀さは自分を引き立てるために使う。自分は子供をその道具にするけど、子供には自分を一人格として尊敬するように脅してでも強要する。そして子供が自分以上に目立つと恐ろしく嫉妬し、子供が能力を発揮できないようにねっとり追い詰める。
    感が鋭く離れて行こうとすると察知し、全力で先手をうち、縛り付ける。外面は素晴らしすぎて、誰も気付かないかもしれません。まるで私は可愛い生徒を全力で愛しています的アピールをさりげなくする。カモフラージュは天才的に上手。しかし私は関係性において、支配と嫉妬と執着心を執拗に体感し、間違いなくこの女性は毒母だと確信しています。実際は、彼女が教師で、私が生徒の関係です。毒母の場合、それが家庭で行われているとなると、相当子供は生きた心地しないと思います。ここ数年、その片鱗を体験致しました。

    • 何かやってあげているという形で、全力で相手から奪いにかかって来る人っていますよね。
      気付いたら離れるのが一番安全です。

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