
機能不全家族がテーマのお話です。ご興味ない方はここでUターンをお勧めします。

5月半ばに数日間寒さが戻ってくる頃を、Eisheiligen/氷の聖人たち とドイツ語では言います。カッコいい名前ですよね。
ってさむーい!
しかも数日じゃなくて数週間寒いんですが!?

ところでうちには4人の男がいるのですが、お洒落に興味があるのは次男だけ。色々とこだわりがあるようです。
昨日は次男と洋服を買いに行ったのですが、連日寒いので!ちょっとした冬服っぽいものを購入しました。5月半ばに冬服なのでものすごく値段が下がっているのですね。びっくりしちゃった。

で、これはカッコいい、あれは似合うよね、これとこれを組み合わせたら・・・とかお買い物していると楽しくって!
それも子供に買ってあげて、子供がほくほくと幸せそうな顔をしているのを見ると本当に嬉しくなるものです。つい財布の紐が緩く…
私自身は物欲がもうほぼゼロになっちゃって…自分に買うのが(というより選ぶのが)苦痛…くらいになってるので、ショッピングで楽しいのって懐かしい感覚!
でも買い物をしながらやはりふと思い出すのです。
私は制服のある中学生&高校生の間、服を買ってもらった記憶がありません。

えっ、今なんて??
って感じですよね。そりゃあお洒落して友達と一緒に遊びに行ったりしたかったですよ。その頃は普通に物欲ありましたのでね。
でも母から帰ってくるのは必ず
制服があるでしょう?それ以外の洋服なんて要らないわ!
でした。
じゃあド貧乏だったか?と言えばそうではなく、機能不全家族における搾取子あるあるで『うちはお金がない』と散々聞かされ、あれもこれも極限までケチられ、大学もお金がないから国公立しかダメ、奨学金を取れと言われ続け。
大学合格後いざ源泉徴収票を持って奨学金申請の面接に行けば、面接官の先生から

あなたのお父さんはこの年でこんなに稼いでるって、すごいね!いや、すごいよ。素晴らしいのだけど…だから奨学金はもっと困っている人に回しますね。ごめんね。
と言われる始末。
数年後に一等地に新築の家を買いましたしね。
お金があるのに他人様に我が子の学費を負わせようとするなんて、ド厚かましいにもほどがある。恥ずかしいことです。
たまに『何か買ってあげる』風に釣られて街に出ることもありましたが、終始イライラしっぱなしの母の機嫌を取り続けながら、結局母の服を一緒に見るだけ。私が欲しいものは即全却下。もしくは母が気に入った(私にはさっぱり気に入らない、だから要らないと言っているのに)奇妙奇天烈な服だけは買われて、好きじゃないので着ずにお蔵入り。

子供と何かを一緒に楽しむというのが全くできない人でした。いるのですよ、そういう人。
常にビリビリとアンテナとバリアを張り巡らし、他人にどう思われているかだけが全ての判断基準で。見栄のためには内側の生活(家族・家庭)をとことんまで利用し倒す。
一緒に外出してもその時間を本当に子供と楽しむのではなく、必死に『素敵な仲良し母娘』を演出して、周りにそう見られているか?にしか意識が行っていないのが、そばで手に取るように分かるのです。
あんな気持ちの悪い感触というのも、そうそうあるものではありません。
娘と一緒に買い物に行って楽しいといった投稿を見かけたりすると、本当にそうだろうなと思います。
だって息子とですらあんなに楽しいのだから。

あはれなるもの。
どんな毒親も歳を取れば丸くなるといいますが、弟の話では以前にもまして気炎を巻き上げているとのこと。誰にも相手にされずに200歳くらいまで孤独に生きるのでしょうかね。
あはれなるものよ。
本日もお読みいただきありがとうございました。
右の娘さん、微妙な表情してるなぁ。

Die Loge, 1882 Mary Cassatt

コメント