親が他人様の髪を勝手に切る日常:この年になっても気づかされることってあるのね、な話

長男がちょっと調子悪かったので病院に行かせたら

未成年なので親御さんも一緒に来て下さい

と言われたとかで、本日一緒に行って参りました。
って、16歳 180㎝超えの大男なのだが!?まだ親が必要なのか・・(謎)

診察前にクーラーのない蒸し暑い待合室で随分待たされたのだが、暇つぶしにXを見ていて1つ学んだことがあった。

いや、私は子供を預かることはないし(子供の友人は時々遊びに来るけどね)、あってもその子の髪を切ってやろう♪とは露ほども思わない。
Xではそれをされたことがある人たちがたいそうお怒りであった。そりゃそうだよね。

何故こんなことを書いているかというと、また実母のことを思い出したから。
私の1つ上の従姉が昔々うちに泊まりに来ていた時に、我が実母が従妹の髪を短く切った。

あとでその子の母(私から見たらおばさん)と祖母(私にとっても祖母)に『何で勝手に髪を切った!?』と文句を言われたらしいが、その時の光景をはっきり覚えている。

勝手に切って~!って怒ってたわ~あははは

とニラニラ笑っていた。
私はその時幼稚園児とかまだとても小さかったが

勝手に他人様の髪を!?それはダメでしょう、そりゃあ怒られるでしょう!

と冷や汗をかいたのを覚えている。

あのヘラヘラした顔。
子供ごときが髪伸ばして可愛く着飾るなんて生意気な、短い方がスッキリしていいのよ!とまさに『色気づきやがって』というタイプの親だった。私もずっとジャキジャキに家で短く切られていた。子供はこれくらいが一番可愛いとか何とか言われ、いつも口封じされ。ロングスカートとか、ピンクの可愛らしい服なども嫌悪と軽蔑の眼差しで見て、一切許されなかった。

そういうものだと思っていた。

でもそうか。
あれは『しちゃいけない』だけでなく、暴力に該当するのか。

常識のない人間が親であると非常識が普通になってしまって、成人してから周りとの感覚のズレを一つ一つ直していくのが大変なものである。もう随分一般の感覚を学んで身につけられたと思っていたが、そうかあれは暴力なんだ。
本当にどこに出しても恥ずかしい親だった。

あれが暴力であるならば、私は一体どれだけの暴力に常日頃から晒されて生きていたのかと思う。
この年になってもハッと気づかされることはあるものだね。全く嬉しくない気付きではあるけれど。

本日もお読みいただきありがとうございました。

La Coiffure – Berthe Morisot

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