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大きな世界におけるこの世・人生の意義について考えない日はない

 

また辻仁成さんのブログになるけれど

退屈日記「人間とはなんぞや」と考えない日はない」
作家 辻仁成主宰~海外で暮らす日本人から学ぶ、ライフスタイルマガジン

この方は人生を通じて意識の焦点が人間に当てられていると書かれている。

なるほど、では自分はどうかなと考えた時私の場合は

  • 人生とは
  • 何のためにこちらの世界に生まれてきているのか
  • あの世も含めた全てを包括するこの世の存在意義

みたいなところにずっと焦点が当たっているなと気付いた。

私の場合は人間個体の目に見える部分にはあまり興味がないのだと思う。

意識の範疇にない。

よく「 自分を信じて 」みたいな発破の掛けられ方があるが、あれも良く分からない。

自分を信じるか?と言われたら、正直自分単体については良く分からないのだ。

他人を見る時も、いつもその人の表面的なことより

この人の後ろに広がる、目には見えないけれど確かに存在する

この人固有の大きな世界( つまりその人の本質 )はどんなだろう?

というのが真っ先に来る。

 

そんな感じで自分については良く分からないけれど、私は昔から「 自分の人生 」については大丈夫だろうと思っている。

太い実家に生まれたわけでも、特別目立つ才能があるわけではなくとも、きっと私の人生は大丈夫だと思ってきた。

これはおそらく物心ついた頃から

自分は一人で生きているわけではなく、自分についてくれている目に見えない存在とこの人生を紡いでいくのだ

といったような チーム佳代 とともに生きている確信が常にあったからだと思う。

こちらで出来るだけのことをしていれば、後は彼らに任せればいい。

彼らは頼れる。信頼できる。

もしそこで人生が終わるのであれば、それはそれで意味のある正解なのだろう、みたいな感覚。

 

なので朝起きた瞬間から、あの世視点とこの世視点の両方で稼働し始める。

これは努めてそうしようと意識しているわけではなく、持って生まれたものだからとしか言いようがない。

昔からそう。

ここ最近特に強烈になって来てるけど

なので余計に、生まれてくるときに全て記憶から抹消される

大きな世界におけるこの世・人生の意義

をもっとはっきり分かりたいのかも知れない。

その濃縮解答の種に常に細い糸で繋がっていて、それは一瞬も途切れることはなく

本当に気付かないくらい少しずつ少しずつ答えが伝播してきて蓄積して行っている感じ。

 

人生は目先のことに捉われず鳥の視点で俯瞰して見てみよう、などとよく言われるけれど

私の場合はそういうわけで鳥の視点はとっくに飛び越えてもっと大きな世界視点で全部を見ている自覚がある。

というと何だか偉そうだけれども、どちらが良い悪い、上下ではなく、皆それぞれに必要な過程を経ているので比較はできないのです。

これは以前にも少し書いたけれど、多分私は以前の人生の一つが終わる時

ああ、一生懸命生きて来たけれど何でそんなことに一生懸命になってたんだろう

周りの期待に応えることなんてほどほどにして、もっと自分を生きればよかったのに!

この人生、完全に自分を置いてきぼりにしてしまった。

せっかくの人生を丸ごと無駄にしてしまった。一体何をやってたんだ、なんてことだ!

と強烈に後悔した経験があるからではないかな。

だからこそいつ何時も

死ぬ瞬間にこの選択で後悔はないか?これぞ私の人生と思える決定をしているか?

が根底にある。

 

昨日子供を迎えに行く時、前から歩いてくるお爺さんを見て思った。

この人は単体で一人で生きてすたすた歩いているように見える。

この世的に言えば、ちゃんと全ての臓器があるべき場所に収まって機能しているから生きているんですよ

ということになる。

でもそもそも何故全ての臓器があるべき場所に収まっていればちゃんそれらが動くのか

何故死なずに生きることが出来ているのか

根本的なことは誰も分からない。

人は私達には知り得ない、目に見えない無数の線に繋がれてそこから命を得ながら生かされているな

というのがそのお爺さんを見ていて逆に目に見えるような気がした。

また別の話として、私は音楽を聴いていて必ず決まった箇所で自分の体の決まった場所に反応が出ることがある。

左足の脛の前面だけ一瞬ぎゅっと肌が縮こまってその後すぐその部分にだけガッと鳥肌が出たり

それが右側後頭部だったり、腰の左側だったり

必ず同じ曲の同じ場所で毎度全く同じ反応が出る。

そのたびに東洋医学のツボの経路図を思い出す。

これは人間の体内に限った図だけれども、本来は皮膚の外側の無限に大きな世界にもこの経路は繋がっていて

だからこそ毎度同じ個所で体の同じ部分に反応が出るんだろうなと。

 

子育てに忙殺されながらも、常にそんなことを考えながら生きています。

 

 

BØRRE BY THE WINDOW、ムンク

ムンクは精神が病んでしまってからの作品は狂気が全面に出て鬼気迫る感じですが、それ以前のこういう作品は色が本当に素晴らしいんだよね。

 

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