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因縁の話

 

子供の情緒が 素直に 育つベースの畑になるのが 親の精神的安定 だと思う。

親の恒常的精神不安定が、子供の人間性の成長に及ぼす破壊的影響ったらもう!

その精神的不安定は、当人がその成長過程でやはり同様に

その親に削り取られた精神力、食い付散らかされた愛情から来るもの。

 

本来大人から愛情を得るべき時に逆に食い荒らされ

精神が荒廃した状態で親になってしまうと

今度は子供の頃与えられなかった愛情を自分の子供に求めるようになる。

親子の精神的役割が逆転して、小さな子が大の大人の吐き出す真っ黒なドロドロを全て受け止めなければならないようなことになる。

自分の機嫌を自分で取ることのできない大人が

力ずくで子供に機嫌を取らせようと最悪の形で全力で甘え圧し掛かって来る。

 

その結果、その子供が今度は精神荒廃への道をひた走る。

例え体は成人を迎えても、社会に放り出される時には

健全に成長してきた人が “ 本来人として普通に得るべき愛情のストックのある ” プラスのからスタートするのに対し

マリアナ海溝より深いどん底からまずはゼロを目指して一歩を踏み出さなければならなくなる。

 

海抜0mにも満たない深海に沈んだ状態にいる時というのは

昨日の記事にも書いたように

 

 

誰かの何かの役に立たなければ自分は存在してはいけない

 

という誤った自己認識に雁字搦めになっている状態。

 

分かりやすいところでは

苦しい時に苦しいと言ってはいけない

悲しい時に悲しい感情を見せてはいけない

怒りを感じても怒る権利も価値もない

と思い込んでいる状態。

 

常に優秀で、朗らかで、溌溂と

疲れなんて絶対見せないスーパーマンでなければこの世に存在することも許されない世界。

 

私は世界の子供たちを救うことはできない。

けれどもせめて自分の子供たちには

悲しいと感じたら、その感覚を無理に捻じ曲げず表せる人であって欲しい

嫌だと感じたら、その感覚を押し殺すことなく

堂々とストレートに表現する権利があると知っていて欲しい

ムカつくなら、ムカつく感情を隠して作り笑いでやり過ごすような不自然なことはしなくていいと分かっていて欲しい

 

自分の中から湧き出る感情、それは生きている証なのだから

決してそれを無きものにしてはいけない。

 

子供の情緒が素直に育つベースの畑になるのが親の精神的安定であるということは常に頭にあり、私はできるだけ自分の気分を安定させるように気を付けている。

どんな些細な不安やイライラも、子供たちは無意識の内に正確にキャッチしてしまうから。

家庭の中で親の第一の責任は、まさにそれだと確信しているから。

 

どれだけ親に財産、地位、名誉その他輝かしいなんちゃらがあろうとも

精神が満たされていなければそれらは無用の長物であり

精神の荒廃は次の世代に拡大再生産されていく。

輝かしいそれらも実は精神の幸福、安定をもたらすべき手段に過ぎないから。

 

算命学でよく出て来る因縁というのは、まさにこれだと私は思っています。

逆に、これ以外に何かある?

 

私はありがたいことに ( 難しい命式にもかかわらず ) 本当に夫運、家庭運に恵まれ

とても大切にしてもらっているので、それもあって精神状態がいい感じで安定しています。

昔の不安定だった自分が嘘みたいに。

無理に何者かにならなくてもいい

自分と違う何者かのフリをしなくてもいい

役に立たなくとも、優秀でなくとも、ただいるだけで喜んで愛してくれる人たちに囲まれて生きている。

 

もちろんイライラすることもありますが、精神的不満を子供にぶつけたり

子供を都合良く動かすことで自分のコンプレックスを埋めようという意識が全くないので

子供も自分を曲げることなく、実に子供らしく素直に育ってくれています。

 

この調子で〇〇の役にも立たない家系の因縁を、少なくとも私だけでもぶった切れれば

この世に生まれてきた意味があったでしょう。

 

Frits Thaulow (1847-1906) – View of Venice

早く北イタリアの地域封鎖が解除されますように。

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