こういうの。
別にやらなくてもいいのに作ってしまうのです。図を。自分に分かりやすく
しかも楽しい。
図とか表とか描くの大好きで、ついにAdobeのイラストレーターに手を出しています。
今まではWindows付属のペイントから始まって無料PhotoScape、Canvaなど使っていましたがさすがイラストレーター。痒いところまで手が届いて最高。全部ピシッと並べられて大満足です。
さて。
こちらの記事が目に留まりまして

この人の命式を見ていました。
この事件のことはあまりよく知りませんでしたが、そういえば整形しながら逃亡している人がいたなあとか、逮捕された時の写真でファンになった女性が沢山いたとか聞いたような・・・?程度の記憶でした。
上の記事を読みますと
高校卒業後市橋は医学部を目指して4浪したあと
とのっけから激しくつらい。
ご両親ともに医者で母方は開業医家系。お姉さんも医者というご家庭。
彼は果たして4浪してまで本当に医者になりたかったのだろうかとふと思ってしまいます。
それはともかく命式はこちら。
激動命式ではありますが優秀です。頭脳明晰で自分一人で何でもこなせてしまうオールマイティ―型。
星の並びもエネルギー的に順当、自分の位置から見た外の世界、目上、目下、内の世界(プライベート)との関係も自然です。
実際学校時代は文武両道で目立つ存在だったとか。さもありなん。
事件が起こった時期を見てみますと案の定色々重なっています。
着目すべきは、丁度この時自ら人生の道を踏み外すという条件が揃っていたこと。
更に突発的に人との和を壊したり、人生がぷつっと途切れることになるような事故を起こしがちな時期でもありました。この二つが重なるのは大きい。しかも接運かつ年運天中殺。
こういう事件は大抵激しい後天運的条件1つではなく、あれもこれも団子になってまとめて出てくる時に魔が差して・・となるもの。この人の場合もまさにそのとおり。
しかし。
しかし、ですよ。
人生において同じような条件が周って来る人は彼だけではない。沢山いる。
そんな人たちが後天運的条件コンプリートだけで彼と同じような犯罪に手を染めるのか?と言われたらもちろんNO。
こういう出来事の根っこには、必ず幼少期に自分がどう家族から扱われたかの問題が根深く巣食っているものです。
エドヴァルド・ムンク『絶望』1894年
彼は強い人で才能豊かでもあり、だからこそ自分で整形したり日雇いで食いつないだり、野宿もできた。そして仕事場では周りの人たちと打ち解けたりもしたのでしょう。
無理に彼の本質の部分を金づちで叩いて叩いて変形させよう・・とするような極端に不自然なことが彼の人生に起こらなければ、生き生きと社会で活躍で来ていた人なのに。
もちろんこの人自身の責任は大きい。それは疑いようのない事実。
けれどもたった一代でこんな犯罪者が誕生するなんてことはない。彼をこう作り上げてしまった親、家系の業の深さよ、と思えてなりません。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ちなみに鑑定を受けに来て下さる方の中で一番多いご職業は医師です。圧倒的に多い。これは始める前は想像もつかなかったことです。だから余計に思うところが大きいのです。
The Surgeon E. Pavlov in the Operating Theater, 1888 by Ilya Repin
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