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算命学の占い的側面は

 

算命学は陰陽五行を土台に確立された東洋思想学です。

思想というのは大きな虚構の上に成り立つもの、そもそも現実とは一線を画しています。

 

それは素晴らしい思想だよね!

と評価され燦然と輝くことがあるとしたら、それは現実離れした場においての話。

もしその思想が大衆に当然のものとして共有され、日常生活に溶け込むまでに現実世界に存在するならば、それは思想というよりも常識となるからです。

 

「机上の空論じゃねぇか」と思われて終わりがちな思想なるものを現実生活に生かすのは難しい。それを貫けば当人は奇特な変人扱いされもおかしくはないものです。

 

 

けれども思想学は素敵な絵空事で終わるものではなく、最終的には知行一致を目指すもの。現実生活に溶かして浸透させて、実用に持ち込んでなんぼのものなのです。

 

どれだけ真理を突き素晴らしい思想でも、それを広めるべく

信じなさーい

神は仏はこのように教えたもーう

とやってしまうと、それはもう知力の領域を出て宗教となってしまう。信じて真理への道へというのは、学問でも哲学でもありません。

 

Le Prophete, Theophile Steinlen 1902

 

さあどうする?

 

となった時に陰陽五行の決まりから導かれる予測学の面をアピールすることで、信仰心ではなく知力により思想学を現実界にまで持って来ることにしたのが算命学の一面でもあるのです。

つまり算命学の『占い』的側面は、真理思想の大衆化の手段として大いに役立ったというわけなのです。

 

平たく言えば、思想なんて言われると

うぇっ、難しそ・・・

と敬遠されがちなものも

 

「思想学のお話でも」「「いえいえ結構でございます!!」」

 

そこから人物の性格・性質を解析できたり、運気の流れを読んだりできるよ!

と言われれば

えっ、なになに!?ちょっと教えてよ!

と食いつきが良くなる。そこを入り口に、知性と知力を使って更にその奥の真理を知る人が増えるといいなあ!と。

なので算命学のメインコンテンツって本来は陰陽五行をベースにした理論の部分なのですよね。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

Reading woman, August Macke

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