ドイツの夏のキュウリなんて1本19セントと相場が決まっているのに、最近見たらこれですよ。って時間たっちゃったけど写真を撮ったのは8月半ば。
物価の上昇甚だしいわ。
さて。
最近この横山裕さんという方がニュースに取り上げられていらっしゃるじゃないですか。

この方のことをわたくしは存じ上げず大変恐縮なのですが、とりあえず目についた人の命式は見るようにしているのでニュースを斜め読みしつつ命式を出してみました。
びっくりしてしまいましたよ。
最近戸籍を取り寄せ、家系の流れを整理して、出せるだけ命式を出して色々読んでいくというのをやっているのですが、この方の命式。わたくしの伯父様のそれとほぼ同じ。ほぼ丸被りなのです。
その伯父は既に鬼籍にお入りですが、まあ我が家系のお寺を随分盛り上げた人であります。もともとボロ寺で昔はたいそうお金がなかったと父が少し話していました。時代もあり、田舎というのもあり、子だくさんファミリーで物は入りようだったでしょう。当時はお賽銭箱にお米を投げ入れる人もいらしたようで、そのお米とお金を一つ一つ手で分けてお米は食べるのだけど、お金の臭いがついてすっごい嫌な味がするんだ・・と聞き、子供心にどんな味だろうか?と想像を巡らせたものです。
弘法大師の開かれた真言宗のお寺です。
そんなお寺を伯父が自分の代で大いに盛り返しました。
頭脳明晰でビジネスの才覚が大変おありでありながら断腸の思いで進学を諦め、覚悟を決めてお寺を継がれたことでしょう。
「でしょう」と推測なのは、しょっちゅう書いていますように、我が母は子供が自分以外の誰かと繋がるのを猛烈に毛嫌いしていたから。接触があったとしても、どこで何をしてどんな話を・・と隅から隅までぎらぎらと監視&把握していちいち口を挟まずにはいられなかった人であったから。
私は親族と本当の意味で交流したことがないのです。
それはともかくその伯父様ですが、幼少期に母親を亡くされています。つまり我が父の腹違いの長兄というわけですね。
まあそれくらいのことしか知らず、戸籍を取り寄せて命式を見せていただきますと
ああああああご苦労なさったのだな、それも長い期間
すっっっごい辛い時期を超えてこられたのだな
というのが見えるのです。
それも同じ母上から生まれた妹さん(私の伯母ですね)とお二人で。
しかし
もし幼少期に両親や方親を亡くした薄幸な人がいたとしても、自然は理由もなくその人から親を取り上げたりはしないのです。情的に見れば実に可哀想な出来事なのですが、そこで親を亡くすことによって本人(=子供)の運命が自然の法則に従えるとも言えるのです。
人間として最高のエネルギーを有する人からは、神は早めに親の運を取り上げてしまうのです。(高尾宗家)
この横山さんという方もご苦労をなさってここまで生きてこられたというニュースを見て、今夢が叶った状態で幸せに生きていらっしゃればいいなと思いましたね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
弘法大師
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