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音楽と原典算命学大系から私に流れ込む何か。原典は不思議な本。

 

Evgeny Kissin/エフゲニー・キーシン氏のモーツァルト ピアノ協奏曲。


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今年10月7日のベルリンにおけるベルリンフィルとの共演

いい!

すごくいい!

ああ、とてもいい!

めちゃくちゃいい!!

アンコールのトルコ行進曲もこの人の十八番。

これナマで聴きたかったなあ。今後のチャンスに期待しよう。

 

やっぱりいい演奏は生きる糧になるわ。私は音に飢えている・・

しかし最近の演奏もYou Tubeに誰かがUPしてくれたりするのは本当に有り難いですよね。こういう録音状態がいいものはすぐに iPhoneに落とすことにしておりまして、この演奏これからしばらくヘビーリピート確定ですよ。嬉々♪

 

音楽というのは絶対に必要なものだ。

食べ物、空気、水、そして暖かさに次いで生きるのに必要なものだよ。

キース・リチャーズ

 

 

ところで最近になって原典算命学大系を最初から読み始めて、ようやく第1巻を読み終わりました。

春に購入して今やっとか~ぃ!?と言われそうですが、今までも読んではいたのですよ。でも興味あるところを虫食い状態で読んでいて

いや、やっぱりこれは最初からちゃんと網羅しなければいかんなあ

と。

 

 

この本は不思議な本だ。とても不思議。

今これを書いている間も上のモーツァルトを流しているのですが、第二楽章がもう私全部に沁みて沁みてまともに泣きながら書いています(笑)

本当に素晴らしい演奏というのははっきりと何かが体に流れ込んで来たり、体を通過して行ったりするものです。曲や演奏家によって受ける感じは異なれど、その体への作用が気持ち良すぎて何度も足しげく同じ演奏家のコンサートに通ってしまうものなのですが。

 

この原典でも同じことが起こった。

第1巻、まともに丁寧に読むととてもややこしくて時間がかかりとにかく頭を使うし、何度も自分でまとめ直したりしないと本当に分かったのかどうかも分からない。でもそう奮闘していてもその奥に感じるのはいつも、教科書でも感じた高尾先生のものと思われる静かで落ち着いた、無色透明に澄んだ空気。そして明るい。

 

それが最終章以降空気がガラッと変わって、読んでいると静かに静かに暖かい何かが私の中に流れ込んできた。

なんだこれは。

それはとてもゆるやかに柔らかく、そして優しく、読んでいる間はずっと私の鳩尾(みぞおち)辺りに流れ込み続けていた。この気持ちの良さは素晴らしい演奏を聴く時に起こる、細胞全体が共振する感じ。それと間違いなく同種のものだ。

読んでいる間中体がお腹の芯からぽかぽかと温かかった。

気のせいかと思い次の日もまた同じところを開いて読んでみたら、やはり同じことが起こった。

なんだろうこれは。

 

本当に不思議で、そして素晴らしい本だと思う。

まだあと10巻も読めるのが、そしていつでも好きな時に繰り返し読めるのが嬉しくて有り難くて堪らない。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

The Yellow Jacket (1907) by William McGregor Paxton

 

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