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安倍晴明の命式と天報星や害法について(1)

 

算命学の話読みに来てんのに、な~に映画の話ばっかりしとるんじゃコラー!

と言われそうなので、本日は算命学の話を。

( 注:私の読者様にはそんなガラの悪いかたはいらっしゃいません )

 

 

安倍晴明って実在人物でしょ?てことは生年月日残ってるんちゃう?

もしそうやったら命式見れるやん。

やっぱりああいう変わった仕事がハマるってことは、丁亥とか日座中殺なんかで天干干合ありとか?

いや、戊子とか丙戌なんかもイメージに合うけど、まぁ異常干支とか霊感星多い人ではあるんだろうな。

 

などとと思いながら調べてみましたらば!

なんと癸巳 ファ~笑笑笑

そうきたか・・・なんかものすごい分かる気がする。( 私も癸巳なので )

やはり霊感の人。異常干支が2つあって両方暗号異常干支、そして天報星(胎)2つ。

相当頭が良くて勘も鋭い直感型の人。

でも壮年期天恍星(沐浴)なので現実力も十分にあり、初旬が天南星ってこともあってこりゃモテたでしょうね。

 

映画では壁を突き破り派手などこでもドアを自由に操り、シルバニアファミリー軍団とともに暮らすイケメンでしたが

現存する肖像画は普通のお爺さん、でもモテたはず

 

見た目も雰囲気も柔らかく華やかなオーラ・魅力があって人は寄って来るけれど

この人自身好き嫌いがスパッと分かれる、初旬まで含めると三大奇星持ちの超個性のタイプなので

( でもそれがモロ出しにならないので人が警戒せず寄ってくる )

一旦この人と腹を割って話した人は、この人をさっぱり分からないかもしくは大好きなファンになるか、の両極端に分かれたでしょう。

日本は江戸時代ですら平均寿命が33歳後半~40代前半だったと最近見ましたが

彼ははるか昔平安時代、ようやく仕事一本に絞れたのが40歳入ってからとか。

大分遅い。

それまではイマイチ落ち着きなく色々やってたようですが、それも天報星の特徴がストレートに出ていますね。

なにしろ2つもお持ちですので。

でも『 これ!』と思えるものを見つけたが最後、それまでの変転変化が嘘のように消え去ってその一点に全力集中出し切る生き方に変わるのも天報星。

はい、身に覚えのある天報星の皆さんが『 そやそや!』と縦に首を振ってらっしゃるのが見えますよ~フフフ♪

彼は84歳と長生きでしたが、その後は陰陽師一筋。

天報星持ちさんはこれといったものが見つかるまであちこち・あれこれ点々としますけど、全然大丈夫なので妥協せず『 これ!』を見つけて下さいね。

 

まぁそんな一般的な話もいいのですが。

 

晴明さんは人間である父と狐の妖魔である母のミックスだと言われていますよね。

それが本当か否かは知る由もありませんが、いずれの映画でも

 

人間の世界と妖(あやかし)の世界の両方に通じていて、両方を良く分かっている。

その中間地点で橋渡しや仲介役、バランスを取る役目を負っている。

天報星を持つ人全てがそうではありませんが、天報星が複数だったり天干干合、異常干支複数、宿命中殺など

次点で天剋地冲や冲動なんかも加えていくつかが重なって出るような宿命では

天報星の性質がオリジナルの形で出やすいのではと思います。

つまり天報星はそもそも精神の在り方が母体内の胎児なのであり、この世とあの世両方に通じている。

よって現世人間という肉体を持って生活していても、意識の一部分( もしくは大部分 )はあの世にいるままこっちで生活しているようなところがある

両方の世界が存在していることも、両方見えて知っていることも当たり前なわけです。

そういうところから彼の能力が発揮され、それを見た一般人が

あそこまで見えない世界のことが分かるってことは、多分半分くらい妖の血が混じってるんやで・・・

と思ってもおかしくありません。

 

 

目に見えない世界といっても膨大なわけで、人によってアクセスできる部分が異なりますが

晴明さんの場合は、人間の妬嫉や我欲などが濃く積み重ねられて大きくなったものが妖魔とされていること

そしてそれが恐れられていると見えるし分かっていたのでしょう。

てことはやはり平たく言うと、人が考えていることが異常に分かってしまうHSPとかエンパスの人であり

人々の黒い念が集まって妖魔となる、それが内側空っぽで同じ方向性の念を吐き出している人に呼び寄せられそこに寄生し

その人の人生を乗っ取ったり、そこから次々外側に向けて害を撒き散らすといったようなことが見えていたのだろうな

なんて思います。

 

意図していたわけではないけれど、この間書いた記事の内容に繋がるな・・・・

人生を疎かにすると自分の存在の真ん中に空洞が出来てしまう話
数か月前に中国版『 陰陽師 』の映画をNetflixで観まして。 これは予想外にといいますか、あまりにも斜め上な感じですごい面白かったので映画の感想はまた明日書こうと思います。 さてこの映画を観た時、最初の方にこんな場面が出て来ます。 鳥居...

 

でも今、これ書いてて思ったわ。

私は『 陰転は感染する 』とよく書きますが、これは持って生まれた宿命をマズイ方向に使うということ

つまり 誰も幸せにならない方向に宿命を使ってしまうことを陰転と言っており

そういう人が近くにいると実は人間はその傾向に流されてしまいやすいということ。

晴明さんは妖魔になってしまった大きな “ 人の念の塊 ” というのは実は伝染病のように拡散されやすいのを知っていた。

それはつまり『 陰転は感染する 』と全く同じ。

そして人の念が妖魔のようになってしてしまった後、外側からの力でどうその広がりを止めて、その念を閉じ込めるかに特化した人だったんだな。

一方私がやろうとしていることは、予防の処世術でもある算命学を使って

そもそも陰転などしないように、そして黒い念を吐き出し続けてマズイことにならないように人を助けること

( もちろんそれだけではありませんが )

見ているところは同じで、目的も同じ。

ただやり方が【 念 → 妖魔発生 】のでストップさせようとしているのか、発生したの対処に特化しているのかの違いだわ。

 

長くなったので続きは次回です。害法について書きます。余力があれば刑法についても。

 

 

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Bitly
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コメント

  1. おはようございます。

    もうまさしくこの春の陽気と?私のもって生まれた気があいまって?

    陰の気にのまれそうになっておりました。危ない危ない。今回のお話し肝にめいじます!

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