昨日の 今日でタイムリーな言葉がツイッターに流れてきたのですが
やなせたかしさんは60過ぎてからですって!
正義のための戦いなんてどこにもないのだ
正義はある日突然反転する
逆転しない正義は献身と愛だ
目の前で餓死しそうな人がいるとすれば
その人に一片のパンを与えること」
『 アンパンマンの遺言 』(岩波現代文庫)
代表作をつくりたい。
漫画家としてのアイデンティティを持ちたい。
そんな長い間の願いが叶いアンパンマンの人気が高くなったのは、なんと七十代に入る直前、六十九歳の時だった。遅咲きも遅咲き。
よく「大器晩成」とおだてられるが、いやいや「小器晩成」の典型だ。
でも大器でも小器でもいいじゃないか。せっかく生まれてきたのだ。絶望するなんてもったいない。
なんとかなるさと辛抱して、とにかく生きていくんだ。
人生は捨てたものではない。やがて道は拓けてくる。それが実感だ。
好きなことならコツコツ努力することも辛くはない。
楽しみながらいつの間にか何かを掴むこともできる。
だから好きなことを見つけて、それを一生やっていって欲しい。
見つからないなんて言っていないで、とにかく必死で探すのだ。絶対に何かひとつはあるはずだ
私が 昨日の記事 のように
何が目的でこの世に生まれてきたのか?
をものすごく集中的に考えていたのは、直近では 去年黒い森に3週間いた時 です。
私の療養のために行ったのに、山ほどの女性たちとともに生活をするという私の最も苦手なシチュエーションで心身共にかなり疲弊していた時期( 別に意地悪な人がいたわけではありません、ただ私が苦手なだけね )。
ドイツの南西に広がる黒い森は山岳地帯で、それはもう素晴らしい気に充満した最高の場所です。
私の滞在先の近くには湖があって、お天気の日の午前中に行くと
当時はオフシーズンで旅行者が殆どおらず
朝早いと湖にボートを出している人も皆無。
そこでボートを借りて湖の真ん中あたりまで漕ぎ出すと
完全に周りから切り離された一人の空間 になるのです。
大きな湖のど真ん中で
周りは畏敬の念を抱かざるを得ないほど美しい山々に囲まれて
完全完璧に静かで
空は青くて
風がないと波もない、湖面は鏡のようで空が映っていて
空気が冷たく澄んでいて
水も山に濾過された水なので最高に綺麗
そして周りに誰も人がいない、私は完全に一人
完全に一人!
うわっ、最高!!
こんな最高の状況って想像できますか?
天国みたい。
もうここにずっと居たい。
死ぬ時は誰にも悟られず迷惑かけず、ここでひっそり水に沈んで行けたら最高なのにな。
あの時の空気感、静寂、でも時折風が吹いてシャラシャラと鳴る木々の音、完全に落ち着けるあの周りから遮断された空間、あの体感を何度も何度もそれ以降体全体で思い出しています。
その時に見た風景がこのブログのトップ画像です
( この写真を撮った時は午後でしたが )。
多分 山 には私に
何故この世に生まれてきたのか
といったような人生の神髄に意識を向けさせる何かがあるのだろうと思っています。
黒い森という山岳地帯もそうですが、今年も
戊戌 という 山の気が充満した一年 ですのでね。
戊戌 の一年はまだ始まったばかり。
それでも既に私の内側の変化を強く感じます。
この1年で私はどう変化を遂げるのか、実は楽しみです
さて、私には60歳までに分かるかしらね
ウラッテさんのサイトでご紹介いただきました(クリックで飛びます)
コメント
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>Mrs.Maddonaさん
私は水性の人なので綺麗な水のある風景は心底ほっとするのですよ。でも確かに湖、怖い人もたくさんいらっしゃるでしょうね。
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本当に人によって違いますね、ホッとするポイントって。私は湖の真ん中に船で一人と想像しただけで怖いです。笑 地面に足がついてない恐怖って感じる方です。飛行機も好きじゃないし。そうか、今年は山の気が強い年なのですね。