微妙に前回の記事の続き
算命学を日本で最初にマスター&編集された高尾義政宗家は
命式をちらっと一瞥、その後べらべらべら〜っと本質を突く話を10分ほどするだけの鑑定スタイルだったようです。
それでもすごいカリスマであった、と。
( 注:以下は特定の人物や何かを非難・批判する意味のものでは 全くありません ことを先に宣言しておきます↓)
しかしこの方は生まれつき大変強力な霊感の持ち主で、更に算命学他の修行を真摯に長年積んでこられた上でのこの鑑定スタイルなので、ごく一般の鑑定士がこれやっちゃダメです。
四柱推命でも算命学でも、経験も勉強も積むことなく命式や後天運などをPCでペラっと出して、それだけで1時間ほど鑑定をする・・・
これでもまぁ役に立たないとは言いませんが、占い同好会の域を出ない。
ましてスクールを開くとか論外です。
話のネタとしては楽しいですけれどね。
楽しい場を作るのが目的であれば、それはそれで全然構わないと思います。
それで誰がいくらお金を取る〜とかも私には一切興味のないことです。
けれども、それだとネットの無料診断なんかを読むのと変わらない。
『 で、結局なんなのか?』というところが分からないし、鑑定士自身も分かってない場合が殆どだと思います。
私が昔日本で学生の頃友達について行って色々受けた四柱推命の鑑定は、鑑定士さんたちは皆さんとてもいい人でしたが、今思うと多分こっち系だったなと。
で、結局何をどうすりゃいいの?が全く分からなかった。
楽しいおしゃべりをして終わり。
疑問に対する解も方策も全く得られなかった。1度も。
この場合、楽しいおしゃべりだけで終われば無害ですが、何か真剣な相談をする場合下手すると随所に間違った正反対の鑑定結果が出てきたりします。
( ちなみに私がみて貰った鑑定士の皆さんはホントいい人ばかりで
『 夢に向かって頑張ってるのね!さ、一緒に今からお昼ご飯食べに行きましょ、ごちそうするわ。応援してるから頑張るのよ!』
みたいな人もおられたり(笑)ありがたや~
← これぞ年上にやたら可愛がられる The午未天中殺 )
基礎から丁寧に勉強と経験を積み重ね、隅々まで理解して使えるようになった上で必要なところを取捨選択して要らないところを切り捨てて鑑定するのか
初めから基礎もあれもこれもすっ飛ばして十干と通変星、十二運勢の意味だけを適当につなげて喋るPCペラ鑑定なのか では
鑑定結果が変わってくるというレベルの話ではなく、同じ四柱推命とか算命学とか名前がついても 全く別のものになる のは想像に難くありません。
それくらいややこしくて奥が深い学問 だからです。
そして
奥が深くて面白い学問だからこそ、どうせやるならとことんまで理解してマスターしたい ヽ(*´∀`)ノ
と私は思うタイプなのです。
中途半端だと
私は一体何をやってるんだ!?
こうじゃないだろう!
私の人生、こんなでいいのか~っ (`・ω・´) !
とイライラしてくるのです。
四柱推命も算命学も本っ当〜に奥が深くて、基礎からきっちり理解して身につけ縦横無尽に使いこなせるようになるには
膨大な経験を積む必要があり、とても時間がかかります。
だからこそ本気の出し甲斐があるのですよね!
それをマスターした上で見える世界は一体どんなものだろうか
そこに心底興味があるわけです。
でも 面倒臭い部分もたくさんあるのでw 本当に好きじゃないと続けられない学問だな、と思います。
Women of Avignon by Pablo Picasso, 鑑定の順番を待つ人々(違)
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