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激しい運気周りの時はどうするの?

 

この世の有形の、目に見える物理的現象というのは全て、目に見えない世界で起こっていることやその流れを理解するヒントです。的確に可視化されているのがこの世とも言えます。

 

海の波を見ていると目には見えない運気のようだとよく思う。まあ運の波っていうものね。

満ち潮があり引き潮がある、寄せては返す、凪があって荒れがある。普通の波があって高波や津波がある。平穏があって嵐がある。ずっと平穏、ずっと凪、逆にずっと津波やずっと高潮はない。

全部あって波。

 

はい、この間書いたこの記事にある

激しい運気周りの時はどうするの?

変化は内側から起こるのか、外側からなのか
来年東に天剋地冲という180度ひっくり返ったり豪快に破壊されたりという運気が周ります。これは私だけでなく、誰でも波平さんの年齢になる1年はこれを受け止めることになります。

 

の続きです。

 

激しい運気周りというのは海でいえば「凪ではない時」。

逆巻く波。高波。津波。嵐。鳴門の渦潮(突然出てくる固有名詞)。

 

算命学では後天運と命式を合わせて見て、そんな「凪ではない時」を知ることができます。

そんな時どうすればいいのですか?とよく聞かれるのですが、浜や海に出ている時に凪ではない状態を見たらどうしますか?

はい、基本 大人しくしておく ですよね。運の波もそれと同じ。

 

そうなってからできることって正直殆どありません。

天中殺の時、激しい破壊条件が重なる時、大運の切り替えで鳴門の渦潮のような運気の流れに巻き込まれている時などなど、そうなってからできることはあまりない。

そこで問われてくるのは

それまでどうしてましたか?

そうなった時のために準備していましたか?

です。

 

これって受験とも似ています。

 

夏休み全国一斉模試の当日になって「何ができますか?」と聞かれても

それまでに頑張った努力の成果を落ち着いて頑張って出してくるんやで♪

となります。その日、テスト前10分で単語を一気に暗記しようと思ってもあまり効果ないよね・・・と同じです。

 

でも運の波は激しい時、じっとしているだけではもったいない時もあります。

サーフィンと同じ。

私は昔ギター1本持ってあちこち演奏活動をしていた時、ポルトガルのナザレに行ったことがあります。そこは海が大変綺麗で高い崖の上からその海を一望できるのですが、あそこはサーファーにとって夢のような30mとかの大波が出ることでも有名です。

 

運が一気に拡大する時、勢いのある時を後天運表で見る時、私はナザレの海を思い出します。

 

せっかくきた理想の大波のチャンス!

波の力を借りて自分一人では見えない景色を見るのか。そこでしか得られない最高の感覚を味わうのか。

そのためにはそれまでの下準備が必要ですよね。

30m級の波が来た時に初めて

何かすごいらしいし、ほんならサーフィンしてみよ♪

という人がいたら

待て待て

となるはずです。波に飲まれて沈むだけやん、と。

 

でも必ず大波は来ると分かっていて、その時に絶対に最高の波に乗って最高の経験をするんや~!と日々海で練習したり筋トレしたりしていれば、チャンスを上手く掴めるかも知れない。思い描いているように夢が叶うかも知れない。

もちろんできる限りのことをしていても、それでも失敗することはあります。

仮にそうだとしても、そこに向けてやれるだけのことをやっていたのであれば後悔はないんだよ。

 

そういうことなのです、運の波も。

 

だから運が大きく揺らぐ時は、言ってみれば

それまでどうやって生きていたか?の結果が出る時期とも言えるのです。

100%そうではないよ、違う意味の時もあるのでね

 

そしてそのいわば合否判定は一生に1度ではない。

受験に向けた段階的な校内一斉模試とか、夏季の全国統一模試とか、冬の本番直前合否判定模試とかのように、その都度練習的にチェックができる。その結果で自分の方向性を修正できる。

 

 

これは運気が揺らぐ時もそうですが、例えば結婚みたいな人生の大きな分岐点でもそう。

算命学では命式から相性を見ることはできますが、例え相性が素晴らしくても両者が宿命からずれていたりいい加減な生き方をしていたら結局は続かない。

逆にそれまですべきことを暗中模索ながらも頑張ってやってきましたよ!色々ズッコケて間違ったこともしましたけどね!

みたいな場合は、最初の状態が整っていないように見えても、上手く流れていくものです。

 

ありがたいことではないですか?

日々の心がけで波も上手く使って行ける。

これが逆に

高波が来た時は 天竺の仏の石の鉢 を取って来ないと沈みますよ とか

嵐が来たら 蓬莱の玉の枝 を海に投げ込むのですよ とか

鳴門の渦潮には 火鼠の皮衣 を被って渡らないと命が・・ とかであればそれこそ大変です。ただの当てものの博打で人生綱渡り、みたいになってしまいます。

(かぐや姫を混ぜてみた・笑)

 

だから波が来ると分かっていたら、それに備えて前々から日々準備しておけばいいのです。

その「いつ・どんな波が来るのか」が分かるのが算命学。

 

あまりに当たり前すぎて肩透かしを食らった感じになるかも知れません、鑑定でこういう話をされると。でも私はいつもこういうところに戻って来ます。

人生に「この瞬間だけ、これさえすれば人生楽々♪」みたいな魔法の呪文や、魔法のお祓いなんてないのです。

そして自分で作って行けるのが人生のいいところ。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

これは大変穏やかなブルターニュの海とうちのメンズ4名

 

おまけ:

 

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