連日鑑定以外にも人に会いに行っているわたくし。
昨日は関西まで音楽の師匠に会いにとんぼ返りで行って参ったのですが、如何せん目的地にすんなり着く能力が著しく欠如しておりますこと、痛く自覚しておりますので
前日からそっりゃーもう
何度も何度も飛行旅程を確かめ
飛行場までの道のりをあの手この手で様々な角度から確認し
起きる時間も鬼のように繰り返しチェックし倒し
目覚ましをセットし
万全を期して余裕をもって家を出て
ちゃんと駅員さんに乗るべき電車も確認し
この電車に乗れば間違いなく着くぞ、ぐふふ
我ながらパーフェクト・・・
さすが私・・・ククク
と電車に乗り込もうとした瞬間
違う!
違う違う、羽田じゃない!
成・田・空・港!!
と胸のあたりでパン!と何かが弾けましてね。
そうやん、今回は成田空港やん!
羽田は!ドイツに!飛ぶ!時っ!
あーっれだけ確認しまくったのに一体私は何を見とったのか。
ちゃんとでかでかとNRTって書いとるやないかい!!
思い込みって怖いですねぇ~
ってしかし成田って羽田より遠くなかったっけ?あかん、間に合わんやん。
と急いで先ほどの駅員さんのところに駆けつけ
羽田じゃなかった、成田でした(何の報告)。
成田行きはどれに乗ればよろしいのでしょうか?
と聞くと別段驚く様子もなく
ああ、切符払い戻ししときますので、あちらで買いなおして〇〇番線ですね。
間に合いそうですか?
と大変慣れたご様子でごくふつーに尋ねられました。きっと同じことやらかしてるポンコツが沢山いるのだな。よしよし(←)。
日本行きのフランクフルト空港では手荷物検査場がもうとんでもなくごった返しておりまして、まー待つわ待つわどんだけ待つねん!というくらいでした。なのでもし成田空港があの状態やったら飛べないわね・・などと思って参ったのですが
スーパーガラ空き
おかげさまで全く待ち時間なしで辿り着くことができました。ありがたや~
そしてはるばる来た関西、やはりご縁のある神様にはご挨拶しておこうと
大阪にあるえべっさんにお参りしてきました。
商売繁盛で笹持って来い♪ですよ。
ああ久しぶり。空も快晴で寝不足と移動尽くしの長旅もへっちゃらです(いやしんどいわ、大分しんどい。でも頑張る)。がっつりお賽銭も投入して参りまして私が満足です。
とまあそんな感じで関西に行ったのは私が幼稚園の時からお世話になっていた楽器の師匠に「話したいし会いに来て~」と言われたから。鶴の一声で馳せ参じるわたくし。
そりゃもう私が今あるのも彼女のおかげですのでね。ドブ家庭で死ぬ間際くらいの毎日を送りながらも何とか死なずにこれたのは彼女が私を大事にしてくれたことと、何よりも彼女が楽しく人生を生きていたから。その姿をいつも見ていたから。
なので私の命の恩人であり、誰よりも大切な人でもあるわけです。
私の
ぜっっっったいに好きなことをして生きていけるだろ?
ぜっっっったいにそういう道は必ずあるに決まってるだろ?
人生はそういう風に作られてるんだよ
それができないというのは、まだその道を見つけられてないってだけのこと。
の揺るぎない確信は小さい頃からそういう生き方をしていた人を間近に見ていたからです。だってそうやって生きてる人がいるんだからできるじゃん、と。そして彼女はやはり今も悠々楽しげに自由に生きています。
本日は疲れすぎているのでここまで。また続きを書きます。
それからメールをくださった皆様や鑑定料をお振込みくださった皆様、目を通してはいるのですがちょっと今は疲れすぎてお返事できそうもありませんので、しばしお待ちいただけると幸いでございます。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ジャック・ウェリー 《荒野の花》『エスタンプ・モデルヌ』第7巻、第28図 1897年
(国立西洋美術館『ブルターニュ展』より)
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