皆さま、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2021年が皆さまにも私にも、心身ともに健やかで、実り&幸の多い素晴らしい1年になりますように!
さてこの記事で
地支が3つとも子(ね)になる命式について書きましたが
てことは12日後まだ12月の暦であれば、また子が3つ揃う命式の子が生まれるな
と思いましてね。
何となく見てみました。
2020年12月23日生まれの子は最身弱の命式でしたが、今回はこれ以上ない最身強の子が生まれます。
上の命式は男の子で、第二宿命=初旬が牽牛星+天堂星
女の子の場合は、司禄星+天禄星
と、いずれにせよ言い訳しようのない逃げ場のない正真正銘の最身強さん。
しかも単なる天将星ではなく、石門星+天将星という 帝旺の中の帝旺 が3連発。
天将星は最もエネルギーが強い十二大従星であり、1つあるだけで身強命式とされますが
( 若年期だけだとまた別考慮必要 )
その天将星の上に何の十大主星が付いているかでも意味が変わってきます。
石門星+天将星となると、単独ではなく無意識にも組織を作り上げたり仲間を募ったりし
常に周りの人を巻き込んで彼らの能力、エネルギーを総合的に統べ利用することで
自らの目的を達成することに長ける。
つまり帝旺の中の帝旺です。
なので大きな組織の長を務める、もっと言えば国のトップに立つのに向く器ということ。
ただし持って生まれた器はそうでも、その中身は?それを育て充実させていくのは本人。
帝旺3つ持って生まれてきてるから生まれながらの王様で、ちやほやされて楽々生きていけるワ~イ♪
という意味では 全くありません。
天将星はたとえ一つ持っているだけでも、それを生涯で本当の意味で燃焼させ使い込むのは相当難しいとされています。
本当の意味で天将星の持つ性質が輝くためには、山ほどの経験を積み、壁を越え、壁をぶち破り
泥を啜り飲むような苦汁を味わい、自らの血と汗の結晶として本当の意味でトップの采配を振るえるようになる。
大袈裟なようですがそれくらいしないと、天将星の後から後から滾々と湧いてくる無限のエネルギーは消化しきれないのです。
じゃぁ今月4日に生まれる子供たちは?
やはりそれだけのものを持って生まれてきているということは
“ 大きな目で見た世界 ” 全体からそれだけの役目を期待され、託されて生まれてきているということ。
生まれてくる時に
うっかりこの命式で生まれて来ちゃったわ?そのつもりはなかったのに!
という人はいないと私は思っています( 算命学一般理論ではなく、私個人の考え )。
他に委託されたことも含め、今回の人生ではこれとこれとこれ・・を成し遂げよう、経験しようと思い
それに完璧に見合った命式で生まれてくる。
つまりここまでの最身強命式で生まれてくる子たちは
すごい大変だけどやるの?やるのね?
これでいいのね?
と念を押され確認され、それを分かって受け入れた上でこの世に生まれてきていると思う。
そして大抵は修復・修正の必要な家系において何かしら家系の立て直しや更なる発展的な役割を負って生まれて来ますが
この1月4日生まれの子供たちは母方の家系に縁が深い。
家系からの恩恵を受けながら、家系云々という狭い範囲を飛び越えて
広く社会で研鑽を積み、社会に大きく貢献することでそれが周り周って結果的に家系にも恩恵をもたらすという人です。
世界をより良い方向へ導くことを託されて生まれて来た、大きな期待と責任を負っている申し子といったイメージ。
とにかくこういう身強命式の人はちんまり平均平凡帯に収まろうとするのは無理がありすぎるので
志を高く、大望を抱いて、それに見合った経験と研鑽を生まれてから死ぬまで積み続けるようなダイナミックな生き方をすると
自分にも周りにも大きな幸運をもたらす人になります。
彼らの将来が楽しみです!
Boris Godunov with Ivan the Terrible, 1890 by Repin
かの有名なイヴァン雷帝はしかし天将星をお持ちではないのよ。
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