ねえ、この記事でちょっと触れました

『足袋からインスパイアされたんじゃない?』なパリで見かけた靴たち。

これやん!


日本に入ってきているのですね、存じ上げておりませんでした。
って
メゾン マルジェラ 2025年クリスマス 新作ウィメンズシューズ
発売時期:2025年12月〜順次
取扱店舗:一部のメゾン マルジェラ店舗 ※予定
「タビ」ストラップサンダル 231,000円
ににににじゅうさんまんいっせんえん!??

そんなごっつい靴だったのか・・・パリでは値段まで見なかったので全然知りませんでしたよ。ていうかこれもエスカレーター脇の通路にIKEAの台みたいなのに乗せてあっただけなので、まさかまさかそんな高級品だとは予想もしていませんでした。やたらモノが良さそうだなあとは思いましたが。
だからそんな陳列の仕方でいいんかい。

そしてその名も『タビ』であったか。
さて。
何かとても大きなことを成し遂げた人を見ると
おおっ、すごい!おめでとうございます!
と素直に思います。
そんなに難しい状況だったのに、さぞかしご苦労をなさって努力を積み重ねて、その果実を獲得されたのであろう
と想像され、敬意の念が湧いてくるものです。

自分も頑張ろうと刺激にもなりますよね。
ただ、陰陽五行バランスで物を見る能力がついてまいりますと
すごい!
・・
・・・・・
・・・・・・・けどこれ誰かが犠牲になってるな。
と分かったりするのです。
まあそのあたりの嗅覚が鋭い人、小さい頃からそういった犠牲を負って生きてきた人は算命学など知らずともピンとくるとは思います。

人生は持ちつ持たれつなので、大の大人が『協力しまっせ!』状態で縁の下の力持ちを買って出るならいい。両者合意の上なら外野がとやかく言う筋合いはない。
功績を成した方も『あなたのおかげです』と常に感謝をすればいい関係をキープできるでしょう。
ただその重しが子どもに出る場合。
子供って背負いやすいのですよね。
だって親に生殺与奪の権を握られていて家庭にしか生存の場がないので、何があっても家庭が壊れないように命を張るまでして頑張ってしまう。

なので “こんなに頑張る素敵でカッコいい自分” にしか意識が行かない大人は、無意識に『よい子』である子供にバサッと負ぶさってしまう。
特にその『良い子』が優秀で、気が利いて、素直で一生懸命で、責任感のある人間であれば尚のこと。
普通では無理だよねというようなとても大きなことを成し遂げる人全てがそうではありません。人によりけり。
仮に同じ属性、たとえば〇〇代女性、子供あり/なし、仕事あり/なし、介護あり/なし、実家の資産有り/無し云々が同じであったとしても、命式を見た時に
とてもじゃないけれどそんな器ではない
かなり無理をして頑張ったのが分かる
しかしこの人1人分の器以上のことを成してしまっているので、周りに犠牲がいるはず
その無理をどこにかけたか?

と見れたりするのです。
注:逆にあなた一人の器でもっと行けるぜ!まだまだこれからだ!という人もいます。
目に見えて分かる凄い結果というのは、もちろん成し遂げると嬉しいものです。
けれどもそれを何が何でも成し遂げたい!と我武者羅に頑張って結果に持っていく過程で、誰かの運を食っている時はある。必ずある。
どれだけ体面的に立派なスローガンを掲げようと、我欲の満願成就に全力疾走しているだけだったりすることも多々あるのですよね。

犠牲というのは往々にして身近に出ます。特に身内ですね。なので独身であればいくらでも全力投球して突っ走っていいですよ、となる。無意識の犠牲を気にしなくていいからね。
そして誰かが犠牲になっている場合、その影響が可視化されてくるのは何十年後。もしかすると何世代か後かも知れません。“まさにそれが起こっている瞬間”に分かる人なんてほとんどいない。この世界はまだそこまで発展していないし、犠牲は透明化されてしまうから。
そのあたりのバランスが見えてくるようになると『足るを知る』は真なり、と思いますね。
余談:
ちなみに『自分の運が伸びていく時誰を犠牲にしているか』を見る方法はあったりします。私はあまり使いませんがね。気になる方は鑑定の時にお尋ねください。
12月東京で鑑定いたします。お申込みはこちら。


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本日もお読みいただきありがとうございました。
フランス人画家のカイユボットさんと犬。後ろはルーブルかな?

Gustave Caillebotte with his dog in Paris, 1892
カイユボットさんはこんな絵を描く人です。


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