Jan Lisiecki(ヤン・リシエツキ)氏 のピアノと「それ」に繋がる瞬間(3)

  この記事からの続きです: https://kayo-ruhe.com/?p=2641   “ この若さでこの演奏・・!?という有り得ない完成度 ” のパフォーマンスを目の当たりにして私が確信したのは やはり  
 人生は今世だけで成り立っているわけではない 
  ということ。 この人生実現のために、確実に彼は以前の人生で研鑽を積んでいるよ。 間違いない。   彼の履歴を見ると 9歳でオーケストラとコンチェルトを初共演 12歳で国際音楽祭に招待され そこからはもう華々し過ぎて訳が分からないほどの栄光の道を突っ走って来ています。 つまり一般的に “ 国際的スターソリスト ”( という段階で全く一般的ではないが ) への足掛かりとなる 国際コンクールでの優勝や 名立たるトップピアニストのレッスンを受ける みたいな登竜門を 丸ごとすっ飛ばして、ダイレクトにスター街道に乗り 現在では世界中で年間100を超えるコンサートを実現。   これは単に 天才だ~ ! でもいいのですが その天の才はどこから来ているかと言うと ど~~~~~考えても前の人生での下積みなんだわ。   これはフリードリッヒ・グルダの演奏を聴く時にも全く同じことを思うのです。   こういう道を本気で目指したことがある人であれば この経歴の有り得なさと、何よりこの年代でのこの演奏の完成度 無理、有り得ないということが分かるはず。 余程の執念、根性、そして努力で この人生を実現させる切符を手に入れたんだろうな などと演奏を聴きながら思いを馳せ。   演奏後拍手の中お花を貰うカナダ人ピアニスト、ヤン・リシエツキさん   そう考える時 本当に偶然というものは存在しないのかも知れない と思う。   過去・現在・未来 の全ては常に互いに影響し合っていて 今まさにこの瞬間も未来が現在に影響を与えている 現在も過去に影響を与えている。 逆も然り。   そして全て最初から決まっているわけではなく やはりここでも 自分の世界( =今世だけでなく過去現在未来この世あの世の全てをひっくるめた世界 )  を変えるのは 自分の意志と行動。 それ以外にない。 出した分だけ返って来る。 出力と収穫。 陰と陽のバランス。   今世だけで見たら割に合わないことも 多分、もっと大きな視点で見れば辻褄が合うようになっている。 私がどうにもこうにも救いようのない毒親の元に生まれて 辛酸舐め続ける生活を20年以上続けなければならなかったのも、多分その原因が過去か未来にある。   殆どの人間は この世という区切り内 でしか物を考えにくい。 私も多分そのうちの一人。 実に近視眼的。 しかも “ 私たちの本来の居場所である目に見えない世界 ” が与える影響の 更にその末端が現れたものでしかないこの世界 の中でも 視覚的に捉えられるものしか信じようとしない。   だから 何故自分だけこんなことに!?  と思ったり 何故あの人だけあんなに運良くすいすい・・・ などと思ったりする。   けれど、もっともっと大きな 過去・現在・未来、この世とあの世、全てを包括する世界から見れば きっと何1つ矛盾なく、きっちり起こるべきことが起こっているだけ なのだろうな。   と色々書きましたが、これは私の世界の真理であり、万人に共通ではないと思う。 何故なら どの人にも自力で掴み取るべき その人だけの真理があるからです。   これも Repin の描いた Rubinstein  

本日もお読みいただきありがとうございました

 
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