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この世はただの『旅先』

 

夏休みが始まりましてね。寒い。

とてもどこかに行きたい。でもどこへ?を考える時、もうヨーロッパ内はだいたい想像がついてしまって食傷気味といいますか、全く食指が動かない。コンサートも夏は休みだし。

わたくしの食指が動かない原因は分かっていて、どこに行っても食べ物に全く納得行かないからなのですよね。まさに文字通り、当方がっつり和食党なため。

 

ん~

 

やはり行きたいのは日本。どう考えても日本しかない。

でも今の日本は猛暑なのよね

という行きつ戻りつの思考の波間に漂っております。

 

わたくし「これは違う」と思ったらぱんっ!とそこから離れる、断ち切る、方向転換するのが得意でね。何の惜しみもなくそれまで積み上げてきたものを手放すことができます。超得意です。今までもそうして人生を前進させてまいりました。

 

そして『どこか行きたい』が高じまして、つい最近

 

ああこの世はもう飽きたな

ていうか飽き飽き

さ、手放してあの世に行こか♪

 

と、今までの方向転換の感覚でナチュラルに思っている自分に気付いて

いやいやちゃうわ、それは次元が変わる話やからアカンねん・・

と思考を引きずり戻しました。

 

Jacob’s Ladder, 1806 William Blake

 

あの世に還りたい~!

の思いは私にとって、物心ついた頃からずーーーーーーーーーーっと心の奥底に静かに流れる地下水のようなものです。でもぱぱっとナチュラルに手放そ♪なんて思ってしまうのは、それもこの時期に(!?)というのはズバリ寒いからでしょう。天気悪いし。

今年は冷夏なのかなぁ、猛烈に暑い日は一瞬で過ぎ去り本当に気温が低い。夜は窓を閉めないと寒くて寝られない。さすがにこういうのは体内時計が狂うのです。

 

で『あの世に還りたい』ですが、この世というのは本当にほんの少しの時間だけの滞在場所。ちょっと寄らせてもらって、色々体験させてもらう仮の場で、終わればまた本拠地であるあの世にみんな帰っていく。

言ってみれば旅先のようなもの。

 

ゲーテのイタリアの旅 Johann Heinrich Wilhelm Tischbein 

 

それをみんな覚えていれば、その旅先でイガイガ争ったりしないのにね。だって『旅は道連れ世は情け』でしょう?旅をする際には道連れがいると心強く、世を渡っていくには互いに思いやりを持って助け合えば良いこと尽くしなのだから。

(算命学的には『争い』はこの世界に漏れなくついてくるものなのですが、ここでは置いておいて。)

 

でもそんな大事な部分の記憶を消されて、あたかも『この世しかない!1回しかない!』と錯覚させて、だからこそ本性モロ出し状態で生きる様子を天は見ているのですよね。

 

・・

The Cyclops c.1914 Odilon Redon

 

あー面倒くさっ!この世って面倒くさっ!話が飛んでるな。そして寒っ!

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

上で「ん~」となっているわたくしはこの中におります(笑)

Love, And You Will Be Happy, 1898 ゴーギャン

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