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死んでからもなお立ち寄りたくなる楽園、ブルターニュ

 

皆様お久しぶりです。

1週間開いてしまいましたが、その間も覗きに来て下さっている方が結構いらして

 

本当にどうもありがとうございます!

 

さて、フランスからようやく帰独致しました。

今回の旅は本当に大当たりも大当たりで、一体何から書けばいいか分からないほどです。そもそもノルマンディーを経てブルターニュに行こうと思ったのは、夫が常々行きたがっていたから。彼は小さい頃家族で14年ずっとブルターニュでバカンスしていたそうです。毎度丸1か月の滞在で。

 

私: なんで同じところばっかり行ってたの?ご両親は他にも色々な所に行きたいとは思わなかったのかな。

夫: いや、別のところに行ったことももちろんあるんだけど、あそこが最高過ぎてやっぱりブルターニュに戻って来るんだよね。

 

などという会話をしていました。

北西フランスに行ったことのない私はそれでも『 ふーん 』程度で聞き流していたのですが(←大分ひどい・笑)行ってみて分かった。ホントだわ。これは間違いなくリピート確定ですわ。何を取っても満点なのです。そんなところあるのか!?という感じですがありました、そんなところ。天報星2つ持ちで変転変化が命の私は、基本いつも行ったことのない新しいところに行きたいのです。が、あの地にはもう何度でも足を運びたい。いくらでも滞在したい。何だあれは。何だあそこは。最高かよ。天国だよ。

 

滞在中

ああ、これは死ぬ瞬間に “ 今世で体験した最高の瞬間 ” として思い出すやつやん

と何度思ったか分かりません。

 

この動画は宿のバルコンから、朝方4時くらいに撮ったものです。目の前は海とはいえ入り江なので波の音は聞こえません。なので尚更静かです。

( 試しにYoutubeに上げてみたのですが、PCとiPhoneとでは聞こえる音が違う。iPhoneで視聴する方が音がそのまま綺麗に出ています。何故なのか・・。)

 

静かなのですよ。

観光地なのに観光客でごった返すほどではなく、海は抜群に綺麗で食べ物は美味しくて、静かで(←重要)街も清潔で、建造物も咲き誇る紫陽花もとにかく美しい。

 

私たちは3人の子連れ旅ですので、毎度『 初日からそのまま移り住めます 』状態に整えてあるバカンス用の家やマンションを借ります。つまり家事ができる滞在先というわけです。例えば今回の台所はこんな感じ。

 

これプラス、日本のビジネスホテルの2~4倍ほどの寝室が3つ+バスルームが2つの物件でした。広さも便利さも申し分ありません。

 

しかし私がいつもホテルを取る時気にする第一のポイント、“ 新しい ” という部分。今回フランス語ができる夫が探して予約してくれたのですが、この物件は元々ホテルだったものをバカンス用マンションに改装したもので、古い感じがありました。夫はそういうの全く気にしない人です。天干干合ありで主星調舒で壮年期天極星なのに何故なんだ。

私が古いホテルを苦手とするのは、なんかこう・・何かの気配を感じたくないというのが一番大きいのです。昔ウィーンで寝てる時に囲まれたみたいな経験はまあもうしなくていいかな・・・というのがありましてね(笑

 

ウィーンおばけ話(1)
紹介された宿泊施設が確かウィーンの大学の学生寮。 私に割り当てられた部屋は奥に向かってに異常に細長~い部屋だったのですが、少し気味が悪い部屋だったのですよ。 その建物自体は窓も多く明るい感じだったのに、です。

 

今回の滞在先、何か居たのですよね。

例えばぼんやり外を歩いていて、横とか後ろとかの死角に人が近づいてきているのに気づかずうっかりぶつかりそうになって

あっ、すみません

ってなる時ってあるじゃないですか?あれ。あの感覚が建物内で何度もあって

あっ、すみませ・・・あれ?いない。

ってことが何度もありました。

あと、数m離れたところに誰かいて(影を感じて)

おっ?誰かな?

と思って見ると誰もいないとか。

まあでも邪悪な感じはしなかったので別に嫌でもなかったのですがね。

 

こういうのって意識を向けるとくっついてくるから無視するべき、というのは知識としてありました。

ただ

この人、きっと生前ここに滞在して楽しい思い出があるんだろうなあ。だってこんなに素敵な土地だもの。あの最高に美しく楽しかった時間を過ごしたあそこにまた寄ってみたい!と思っても全然不思議じゃないよ。分かる分かる。

世の中この地に縁がなく、全然知らないまま人生を終えて行く人の方が圧倒的に多いわけで、私もあんたもこの地に縁を頂けて本当に果報者だよね。分かるよ、ここに出て来たくなるの。

あんた生きてる時にここに来れてほんっと良かったね。

と大真面目に思ったのです。

 

だって月夜の晩はこうですよ。

明るくて静かで、空が綺麗なので無数の星が見えて最高なのです。そして刻々と移り行く海面に反射する月光の道筋。もう何時間でもバルコンに座ってこの月と海を眺めていられる。そんな場所。

 

そうしたらそれ以降、影も気配も綺麗さっぱり消えました。

あの世は思い100%の世界。誰でも『 誰かに分かって欲しい 』という気持ちを持っていて、それは生きていてもあの世でも同じ。それが叶って満足なさって次のステップに行かれたのかな?なんて思いました。

 

死んでからもなお立ち寄りたくなる楽園、ブルターニュ。

まだ続きます& Instagramの方も(不慣れなため)時間がかかりつつも写真をUPしていこうと思っていますのでよろしければお立ち寄りくださいね。

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

コメント

  1. この記事を拝読して、なんだか
    私もいつか絶対行く!
    と閃きました。
    美術抜きの旅って、私にはほぼあり得ないこと。遠いですからね、時間もお金も限りある資産だから有効に使わねば…と、目的を絞り込んできたんですよ。
    すてきなシェアをありがとうございます!

    • お久しぶりです。
      そうなんです、私も自分で旅先を決める時は美術もしくはコンサート抜きでは考えられないので、全く違うところを見ている家族の存在は有難いのですよ。
      お読みいただいてありがとうございます♪

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