算命学って何ですのん?
と聞かれた時に「 占いです♪」と答えてしまうと、カテゴライズとしては一応間違ってはいない。けれどもその言葉を聞いて人々が思い浮かべるところのものと、実際に私が鑑定で使っていたりブログにずっと綴っている世界というのはイメージがあまりにかけ離れています。
じゃあ何なのよ?と聞かれた時に、一応私なりにコンパクトにはまとめてはあります。
ただね?
これホンマにこれでええんかな・・・??
もっと的確に、ドンピシャに、しかも簡潔に説明できるはずちゃう?
と常に思っているところがありまして。
それでも母国語が日本語である皆様に向けては、言語の基礎教養ベースが同じなのでなんとか言語化していますし、こうしてブログも書き続けて算命学について発信できています。
これがドイツ語になるとさあ。
まず
全く算命学なんて聞いたこともない人に「 算命学とは 」をどう簡潔に伝えればいいのだろうか?
のところでいきなり止まってるのですよね。
そりゃあ簡易算命学占い♪的にスタートして、何となく命式を読んで何となく伝えて・・・ということは全然できますよ。でもそういうインチキをしたくないのだよね。それは嫌なんだ。どうせやるなら言葉もちゃんと選んで、本当の算命学を伝えたり使って行きたい。ドイツでも。
というのをそのうちドイツ語でやろうとは思っています。
そしてその最初のところで止まっているという話なのですが、この「 算命学とは?」という問いに対する解について、高尾宗家もやはり以下のようにお書きなのです。
算命学は所有している理論があまりにも多角的であり多面性を持ちすぎているため、私自身も算命学を習得している時期に何を勉強しているのか分からなくなったことがあります。
算命学の全貌が分かり、算命学とはこのような学問ですと人に話ができるようになりましたのは、ほんの近年になってからのことであります。( 原典算命学大系より )
「 ほんの最近 」と言っても、随分前に鬼籍に入られているので今の話ではありません。
これは宗家の結構晩年のお言葉なのですよね( お若く亡くなられているので晩年というのも変な感じですが )。
あれだけ膨大な知識を持たれ算命学に精通するだけでなく、あの舌を巻かずにはいられない語彙&文章センスでものすごい濃厚な書物にまとめられた方ですら、やはり算命学とは?を簡潔に説明するのが難しかった。
ですよねー!!
と思うと同時に、少しだけホッとしたり。
そしてやはりますます算命学の全貌を隅々まで熟知し、完璧に正しく伝えたり使いこなせるようになるまで、生涯を通じて修行だなとちょっと嬉しくなるのです。
Ukrainian Woman by Leo Vitkovsky
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