【 広告 】

『 多数派と真理を混同してはいけない 』

 

 

ベルリン天使の詩 という映画を観て

何だよあれ?皆散々褒め千切ってるから観てみたけど

お芸術おハイソぶって意味も勿体ぶってるだけのクッソつまらん映画じゃないか

時間の無駄だった

と言っている人がいて、ちょっと笑ってしまいました。

いや、別に上から目線で馬鹿にしているというわけでは全くなく。

 

ちょうど最近、以前この映画について書いた記事を手直ししていたところなのです。

映画 “ ベルリン天使の詩 ” が最も伝えかったこと(1)
この映画を観て確信しましたわ。 やっぱり 今回のノーベル文学賞受賞作家で、三柱異常干支&癸巳の Peter Handkeさん は 知ってる人、覚えてる人、以前にいたあっち側の世界のことを良く分かってる人 ですわ。

 

で、自分の記事を見返して、やっぱりこの映画はすごいよな!と思うし

作中の天使のセリフやシーンを日常生活でも結構思い出して、自分の生き方の見直しに利用していたりします( 真面目か )

 

でも以前も書きましたが

この映画は分かる人には無茶苦茶分かり過ぎるけど

分からない人には謎の暗号の凝縮的な、本当に意味不明でつまらない映画だと思うのですよね。

観る人を選ぶ映画。

観る人によって滅茶苦茶評価が変わる映画。

 

おそらく私のブログもこれと全く同じ意味で

分かる人にはものすごく響くけれど

私の世界とは全く異次元の世界で生きている人には完全に意味不明

それ以前に、まずこのブログに辿り着かないでしょうし

辿り着いたところで2行くらいでぱっと離れてもう二度と来ないといった感じではないかな?と思うのです。

 

私はあの ベルリン天使の詩 の映画を思い出す時に

分かる人、必要な人にだけ通じる存在でいい

と思うのです。

皆誰もが自分独自の真理と世界を持っていて、それぞれが全然違う。

多くの人と重なる人もいるけれど

多くの人と共通項があって、多くの人に賛同してもらえればそれが成功だとか、それが自分の本当の幸せかと言われるとそうじゃない。

 

多くに評価されることはもちろん嬉しい。

でも評価されることが第一義になってしまって、自分の世界や自分にとっての真理を曲げるようなことがあっては本末転倒。

 

 

『 多数派と真理を混同してはいけない 』by ジャン・コクトー( フランスの詩人 )

 

そうじゃない、と思うことに軽く同調しない。

これだ、と思うことはストレートに表現していく。

私にとってはこれが人生を狂わせない基本です。

 

コクトー詩集 (新潮文庫)
二十歳で才気あふれる詩人として文壇にデビューし、バレエ台本、小説、絵画、映画製作など、芸術のあらゆるジャンルにわたって才能をほしいままにしたコクトー。彼の詩は、古典と前衛、調和と破壊を豊かな感性で結合させ、一作ごとに異なった美を生み出している。ここには、1920年以後に書かれた『詩集』『寄港地』『用語集』『平調曲』『オ...

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました